作戦会議
電話を掛けた理由を話終えると相手は静かに
「は?何、お前俺にかまって欲しくて電話掛けてきたの?その内容も嘘だろぉ(笑)そんな嘘つかなくてももっと電話掛けてこいよ〜。お前が友達って呼べるの俺だけだしさ!可愛いヤツめ」と言うものだから危うく電話を切りそうになった。
「…別に、斗和兄とも友達じゃねえし」
「ハハッ!友達いないのは否定しないんかい。まあ、幼なじみってやつだから友達じゃないっていうのもあながち間違ってねぇのかもな」
「って、そんなことはどうでも良くて!嘘じゃないんだ」
僕はそう言いきると手元にある遺書を撮り、送信ボタンを押す。相手の携帯からブブッと音がした。
「んー?ん、今なんか送ったか。どれどれ…うわっ!え?本当に本物?確かにこんな綺麗な字お前書けないもんな!」
「大抵の男は字汚いだろうがっっ!!」
「はーうるせぇうるせぇ(笑)まあさ、とりあえず怖いと思うけど封筒開けてみたらいいんじゃね?誰からかわかると思うしさ」
「それが出来たら電話してない。きっと文章を前にしたら生々しくて余計トラウマになる。かと言って捨てられないし…」
「乙女かっ!俺は仕事の関係で出張多いからお前の所に行きたくても行けねぇしなあ。開けらんないなら自分の身近な人当たってみたら何か分かんじゃね?」
「別に来なくていいし。なるほど。それはいい案かも」
「つめてぇー。でも、お前の周りの人少なくて調査すぐ終わりそうだけどな!」
ギャハハハと甲高い声が電子機器を通して響く。
「…しばらく電話かけないし、かけてくんなよ」
「は?え!!悪かったって!わr」
電話を切りベッドに倒れ込む。この異物と呼べる存在との接し方について今後の方針が決まったのは良かったのかもしれない。
そして、今が休日の朝7時であることを机上の時計で知り、今眠気が襲ってきた。そういえば、まだ眠かったんだった。寝てから作戦を練るか、、、。
こうして僕はまた眠りの海を泳ぎに行ったのだった。




