ティータイム 量子に付いて(パラレルワールドの理解)
さて紅翡翠でこの量子について様々語って来ました。
ここで第二章に入る前に、量子について、少し理解を深めましょう。御伽噺の様に感じられると思いますが、これは様々な物理学の実験によって、実は明らかにされている問題であり、マジです(笑)
パラレルワールドと言うのが実際に存在している事が理論上は説明されています(笑)
さてでは先ずそれを知るために、量子と言う物について説明します。
先ず物質を限り無く分解して行くと、原子になると言うのはご存じでしょう。原子と言うのは、原子核の周りに電子が回っており、その個数により、物質が決まると言うのは知っていますね。
また原子核と言うのはプラスの電荷を持った陽子と中性子からなり、その周りをマイナスの電子を持った陽子が回っていると言う形が原子となります。
これは気体、液体、個体何の状態に置いてもその状態で安定しています。温度が上がると言うのは変化ではなく、その状態が活発に動けば上がり、鈍く動けば下がると言うだけです。
ではこの状態を崩すとどうなるか? 先ずはそこから知りましょう。
物質にエネルギーを加え続けると、つまり熱を加えてどんどん活発な状態にしていけば、 原子構造内の電子が軌道から飛び出し、マイナスの電荷を持った自由電子になります。これを電離と言います。
一方電子が出ていった原子は、プラスの電荷を持つ、陽イオンとなりそれぞれが自由に飛びまわってる不安定な状態になります。これが温度上昇によるプラズマ発生方法です。この状態がプラズマです。
また、電気エネルギーを利用したプラズマ発生方法があります。 これはTVとかに使われている技術ですね。
プラスの電荷とマイナスの電荷が引き合うことを利用した方法です。
プラス極とマイナス極を一定距離に保ち、 それぞれプラス・マイナスの電荷を帯びさせ、 どんどん電荷を強くしていけば いずれ放電が起こります。放電とは、電子がプラス・マイナス間を移動することです。
電極から放たれた電子は電場で加速し、他の分子にぶつかり、その分子に含まれる電子を弾き飛ばします。 弾き飛ばされた分子はさらに他の分子にぶつかり… ということを繰り返すことで、プラズマ状態にするのです。
さてここから量子の話しに入りましょう。
量子状態と言うのは、原子が定まって居ない、波の様な状態で漂っており、観測すると、一つの原子に確定されます。さてこの状態、上で説明して居ますね? プラズマ状態です(笑)
プラズマと言うのは、原子構造内の電子が軌道から飛び出し、自由電子になり、プラスの電荷は陽イオンとなって居る状態を言います。
厳密には観測している状態なので、完全なる量子状態とは言えませんが、これにかなり近い状態です。この現象を波動関数と言います。
さてもう一つ不思議なこの量子の世界は、何ども紅翡翠で述べた、量子もつれ状態ですね。
コペンハーゲン解釈では、量子Aも、量子Bも、上下何方の向きでもスピンしています。
この一対のAとBの量子を地球と宇宙の端っこくらいに離すとします。人間が観測し、Aが上向のスピンで収束します。するとほぼ同時になんと宇宙の端に引き離したBが、下向きに収束します。これは既に実験的にわかって居る事です。
ここからが問題です。ではこの観測と言う行為、ここで一体何が起こって居るのか? ここが未だにわかって居ない所なんですね。
これの有名な解釈の一つに、シュレディンガーの猫、と言う解釈が有ります。
これを詳しく説明すると、非常に長くなるので
https://ja.wikipedia.org/wiki/シュレーディンガーの猫
これ見て頑張って理解してください(笑)
先ず常識的解釈だと、波動関数が起こる場所は、エネルギーの相互作用が起こった場所、つまり猫の居る箱の中が波動関数が起こった場所だと考えられて居ます。
所がこれに待ったをかけたのが、ウィグナーの実験です。ウィグナーは、2019年の実験で、波動関数が起こる場所は、常識的解釈では無く、つまりエネルギーの相互作用が起こった場所では無く、部屋全体的に、起こったと言う実験結果を得ています。
また量子ベイズ理論では、人間の脳自体が量子脳であり、周りは人間が創り出して居るバーチャルな世界だと言うのが有ります。筆者はこの量子ベイズ理論で前回紅翡翠を描いたと言う形になります。
さてここまでは、次の紅翡翠2ndには関係無いので、ザックリと説明しました。ここからが皆さんに理解して頂きたい部分になります。
それは、エヴェレット解釈となります。実はこのエヴェレット解釈を筆者は、一度説明しています。
何話だったか忘れましたが、東京〜大阪までどう行く? と言う様な話で軽く説明しました。
簡単に言うと、このエヴェレット解釈と言うのは、そもそも波動関数とか起こって居なくて、元々我々も含め、全て収束された古典力学的存在なんじゃね? と言う解釈です。実は筆者は一番このエヴェレット解釈が正しいのでは無いか? そう考えています。
ではこのエヴェレット解釈でシュレディンガーの猫の説明をすると、簡単に言えば猫が生きている世界も有れば、死んでる世界も最初から用意されて居るよって事です。
思い出して来ましたか? つまり世界はパラレルワールドになっていて、既に我々は何度もやり直して居る。そして我々は皆、自ら選んでこのパラレルワールドを量子テレポートしている。
と言うのがエヴェレット解釈となります。
さてここまでで聞くと、エヴェレット解釈ってぶっ飛び過ぎてね? と皆さん思いますよね? 確かにここまでで聞くとそうなります。
ですが…..冷静に考えて見ましょう。
先ずコペンハーゲン解釈では
A B A B
↑ ↓ ↑ ↓ この状態が ↑ ↓ 人間が観測するとこうなると言う訳です。
おかしく無いですか? 人間で言うと、トランスジェンダーみたいな男女がいきなり男とか女になる。つまり何方かに定まると言う訳です。
ですがエヴェレット解釈では
A B
↑ ↓ ↑ ↓ こんな世界はそもそも無く
A B A B
↑ ↓ ↓ ↑ このふた通りの世界が元から存在し、人間は意志の力で何方にも行ける。つまり最初からこの平行世界が有ると言って居る訳です。人間その物も量子的存在だから、何方にでも行けると言う訳です。こちらの方が現実的では無いでしょうか?
そもそも人間の本体が魂だと言う宗教的な解釈もある程度加えるならば、それはこのエヴェレット解釈に繋がって来ます。
何故かと言うと、魂とはエネルギー生命体、つまりプラズマだからです。その電荷により物質を形成して、肉体を作り上げると言う形になります。肉体はただの入れ物と言うことになりますね? 正に宗教と合致します。
そして実は、年配の人間は、かなりの人がこのエヴェレット解釈を体験しています。
ドラクエ1、又は2をファミコンでやった人は皆エヴェレット解釈を実際にシュミレーションしているんです。
復活の呪文、これがそうです(笑)
先ずファミコンにカセットをセットし、レベル10で一度その日はデータ保存で保存しておきます。
再度プレイする時は、当時は復活の呪文と言うのを入力しないと、バックアップデータ時カラリスタート出来なかったんです。
今でこそ、オートで勝手にセーブしてくれますが、当時は平仮名の羅列をセーブ時に出され、それを入力しないとそこからスタートできないで、忘れてしまうと最初からまたやり直し何て状態です。
ではレベル10で あきあかね とんでいた と言う復活の呪文が設定されました。
次にレベル20で ゆきだるま ころんだよ と言う復活の呪文が設定されました。
レベル30では やくざがつかまって へいわになった と言う復活の呪文が設定されました。
さてここで、レベル15辺りで入手出来る、雷の杖を取り忘れてしまいました。どうしても雷の杖が欲しいです。ですがもうそのマップには行けません。もう取る事が出来ない訳です。
ではどうするか? 何と、あきあかね とんでいた と復活の呪文を入力すると、レベル10の時点から、またスタート出来てしまうんです。
もうわかりましたね? 平行世界です。エヴェレット解釈で行くと、我々は常にこの復活の呪文をやり直して、何度も同じゲームをやり直して居ると言う事になります。
このドラクエの裏技には、何といきなりレベル100からスタート出来る技なんかもあったりします。当然ですよね? だって元々全ての世界が用意されてるゲームなんですから(笑)
レベル100になって居る復活の呪文も有るんですよ。その平仮名の羅列を入力しちゃえばレベル100からスタート出来ます。
さてここで面白い有名な復活の呪文を少し書きましょう(笑)
勇者の名前は『ょやこそ』、レベルは19で35241ゴールドも所持しています。この設定の復活の呪文は
せかいころ なういるすはび こりぶじほ ろぶさ
です。凄いですね、予言者です(笑)
こんなのも有ります
ヤク草は1つだけ所持、『おうじょのあい』や『せんしのゆびわ』も所持しているけど、極めつけは『しのくびかざり』を持って居る状態ですが、この復活の呪文は
たしろまさ しかかくせいざ いしてまた たいほ
偶然で片付けます?
そしてこれ
復活する勇者はレベル15の名前は「へっ0゜」所持するゴールドが多いのが特徴です。
へいせいわ れいわへなり あたらしいじだいへ
ドラクエ1が発売されたのは、昭和61年です(笑)
更に紅翡翠本編で説明した、マンデラも有りますね?
この辺りを皆さんがどう考えるかはお任せします。紅翡翠2ndは明日辺りからスタートさせますが、基本的にはこのエヴェレット解釈のパラレルワールドと言う形を取ります。是非お楽しみに!