季節外れの雪と、まさかの再開!?
郡上知春は昼食を食べ終わり、コンデジで外の雪で遊ぶ皆の様子を撮影した。
遠くから、呼ぶ声がした。「知春ーこっちおいでー」
知春は声のする方へ駆けていくと、鰆山榛がいた。
鰆山榛は言う。「紹介したい、かわいい後輩君だ。」と一人の子を前に出させた。
鰆山榛は「この子は中学時代からの後輩だ。よろしく頼んだぞ。」と言う。
郡上知春はその子に名前を聞く。「キミ、名前なんて言うの?」
その子は答える。「四郎園・・・一彦・・・・・」
郡上知春は言う。「僕は、郡上知春だ。よろしくな。なんか、キミ、女の子みたいだね。こういう子、男の娘て言うんだっけ?」
鰆山榛は言う。「そろそろ、昼休みの時間も終わるね。」
三人は、急いで自分の教室に戻った。
郡上知春は教室に戻ったが、まだ、誰も戻って来ていないに、等しかった。
すぐに、さっき話した、四郎園一彦が来た。
四郎園一彦は、息を切らしながら言う。「知春さん、走るのも歩くのも、はやすぎ」
郡上知春は、「あれ?同じクラスだったんだ。四郎園さん。」と言った。
四郎園一彦は言う。「そうだよ。私は気づいていたけど、知春さんは気づかなかったのですか?」
郡上知春は言う。「ごめんまったく、気づかなかった。」
ガラガラっとドアを開ける音がして、五時間目の教科担任の先生が入って来て言う。「あれ?今日はこんだけか?」
郡上知春は言う。「雪遊びにみんな夢中で、帰ってきません。」
「じゃあ、こんだけの人数だけど、始めるか。」と先生は言った。
「まず、私は中田美穂と言います。」
「私は、使いやすく、堅牢なパーソナルコンピューターが大好きです。」と言い中田先生は、某アメリカメーカーの日本製パソコンと、その拡張台座を出して歌いだす。
郡上知春は言う。「それ、ウルトラソウルって歌の替え歌ですよね・・・」
中田先生は言う。「そうだわ。替え歌ウルトラベースよ。」
四郎園一彦は言う。「寒いよ・・・先生。そんなダジャレ言ったら・・・・・今日、雪降ってるの知ってる?」
中田先生は言う。「あえてだわ。凍死するかなって思ってね。」
郡上知春は言う。「先生、知ってますか?フロッピーディスクなどで出来る、1byteしか保存してないのに容量をいっぱいにする裏技。」
中田先生は言う。「なにそれ知らない。てか、役に立つの?」
郡上知春は言う。「嫌がらせならできますよ?」
中田先生は言う。「いいわ聞こう。」
郡上知春は鼻高々に言う。「ファイル名をやたらめったら、長くするとできますよ。そのことから、ファイル名にも、容量があることがわかる。だから、やたらめったら長いファイル名は容量食うから、必要ないなら、やめた方がいい。」
中田先生は言う。「突然だけど、益鷹清輝さんって知ってますか?」
郡上知春は言う。「知っています。中学時代の同じ学年の謎めいた文芸部部長の中田先生の持ってるパソコンと同じものをたくさん集めている人で、妹の香奈子は私の部活に入りました。」
中田先生は言う。「清輝さんたちと、お知り合いだったとは、それは偶然ですね。」
そして、中田先生は授業の進め方説明していった。
クラスの人は中田先生の授業が終わり、先生が教室から出たところで、戻ってきた。
鰆山春太は言う。「他の学年の人から、顔は良いけど、つまらないと評判の、中田先生の授業どうだった?」
「とっても、面白かったよ」と郡上知春は答える。
「突然、歌いだしたりとかでね」と郡上知春は四郎園一彦に同意を求めた。
四郎園一彦は答える。「うん、面白かったよ。」
郡上知美はたちは、6時限目の授業をこなした。
帰りの電車に乗る。
そこに、なぜか一人だけ、女性が乗っていた。高校生っぽくて、ハーフの女の子っぽい。
そこに、後ろから、知春のクラスメイトが近づいていく。
クラスメイトは後ろから抱きつく。
すると、そのクラスメイトはいつの間にか電車の床に倒れいていた。
なんと、その金髪の美少女が柔道の技をかけたのだ。
郡上知春は言う。「えっ?ヘラちゃん!?」
「郡上先輩ですか?こんな格好でなにしてるのですか?」ヘラは言う。
「ちょっと、一緒に降りてもらっていい?」郡上知春は言う。
「ええ、大丈夫ですわ。」笠松ヘラがそういうと、「一緒におりていい?」と鰆山榛先輩も言った。
郡上知美は「まぁ、鰆山先輩も大丈夫です。」と言った。