教室へ戻る3人の会話ははずむ
「……なんだろうね……2人に話……。」
「ウチ、あれじゃないかなって思ったんだけど。」
「あれってなんだよ。」
「ほら、恋愛!あの2人は確か幼なじみだよね!?」
「あー。確かに、あの2人ならお似合いだしな。」
「……先生と生徒の恋愛は……問題かも……でも……2人とも生徒だし……。」
「うーん確かに……。じゃあ恋愛じゃないのかな。」
「でも、あの2人別になにもしてないよな?」
「……うん……のはず。」
「いやーあれじゃない?一線を越えちゃったんだよきっと。ほら、あと3、4ヶ月したら3年生でしょ?もう少しで受験生なんだから自覚持て、みたいな。」
「……あの2人が……?」
「さすがに水森はそんなことしなさそうだけどな……。」
「いやー、ムッツリかも。可能性は捨てられないよ。」
「……砂川さん……あの2人どうしたいの……?」
「え?なんというか……くっつけたくなる2人なんだよねー。」
「でも、行きすぎると嫌われるぞ。」
「うっ……それはやだな……」
「……じゃあ……もう……終わり……」
「そうだな。教室で自習だな。」
「まぁ、何があってもウチはあの2人応援するけど。」
「俺も応援したいな。」
「……うぅ……」