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殺し屋の俺と天然美少女  作者: Ghost
一章 MOTD攻撃編
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7話 惨劇の校庭

こんな雑魚どもに弾を使うのは持ったいない。近接攻撃で殺るか。


「本気で行くぜ?」

「あぁ。来いよ!あ、そういえば名乗ってなかったな。俺はMOTDボス、黒谷龍信くろやりゅうしんだ。」

「だと思ったよ。始めよう。」


——ズガンッ!——

俺は黒谷に向かって発砲した。黒谷は難なく俺がはなった銃弾をよけた。そして銃声とともに周りの奴らが俺に攻撃してきた。


だが、奴らは10分ももたなかった。


「後はお前だけだ……黒谷!」

「みたいだな。」


☆★☆★☆★☆★

村田君が黒谷と名乗る男に向かって銃を撃った。その銃声とともに周りの人達が一斉に村田君を攻撃した。


次々に人が死んで行く。あまりの惨劇に私もクラスの皆も気分が悪くなっていく。


10分も経たないうちに黒谷という人の部下達が校庭に横たわる。


「おいおい、マジかよ。」

「何であんな簡単に人殺せんだよ。」


クラスの皆は返り血を浴びた村田君を批判するようなことを言っている。


正直言って私も怖い。村田君が殺し屋だってことはわかってるけど、あんな簡単に無惨な殺し方をするとは思っていなかった。


しばらくすると村田君と黒谷という人が戦闘を開始した。


☆★☆★☆★☆★

俺は黒谷に向かって発砲した。その瞬間。素早く黒谷の真横に移動する。


「おっと、素早いじゃねーか。けど……」


——ズガンッ!——


「ちっ!」


俺は舌打ちをする。


「そうだ。知ってるかぁ?」

「?何がだ?」

加藤智也かとうともやって奴、死んだらしーぜ?」

「何⁉︎」


どうゆうことだ?あの人が死ぬはずがない。何を言っている、この男は。


「てめぇの師匠だろ?」

「………」

「動揺してるな?だが、安心しろ。」

「?」

「単なる噂だ。まだ死んだかどうかわからねぇよ。」


あの人はきっと生きている。死ぬはずがない。もし、もし死んでいたとしても俺は……もう、泣かない!


あの日………そう決めたんだ!


「貴様を殺す!」


そう言ったが殺すことはできなかった。途中で邪魔が入りお互い一旦引くことにした。


あれから一週間がたつ。

もう少しで球技大会が始まるが一週間がたった今でもマスコミなどが校門前で待機している。


松井さんは小声で俺に話しかける。


「村田君?」

「ん?」

「ちょっとやり過ぎだったんじゃぁない?」

「関係ないだろ…」


そう言うと彼女はしゅんとして何処かに行ってしまった。


「おい!テメェ松井さんと何話してたんだ?」

「………」

「何無視してんだよ!」


俺が無視するといきなり殴りかかってきた。


——ヒョイ

俺は避けた。面倒だがこんな奴らに殴られるよりかはマシだろう。


「喧嘩?誰か先生呼んできてー!」


1人の女子が騒動に気付きとめに入る。


「ちょっと!何やってんのよ!」

「うるせぇ、こいつが無視するからムカついたんだよ!」

「あんたらそんな理由で?バッカじゃないの?」

「あぁ、今なんつった?」


うるさい奴らだ。


俺はその場から離れることにした。



この前の騒動から何の攻撃もない。多分奴らもほとぼりが冷めるのをまっているのだろう。

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