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第七話「生活準備」

 冒険者ギルドを出たレイとアシュレイは昼食をとった後、必要な道具を揃えるため、商業地区にある道具屋に向かった。

 道具屋に入ると、中にはエルフの男性――マニュエル・ミュルヴィル――が退屈そうに店番をしていた。

 アシュレイはマニュエルに軽くレイのことを紹介した後、必要な道具を見繕っていく。


「まずはバックパックだな。それからその目立つ鎧を隠すマント。ナイフと水筒……後は日用品くらいか」


 彼には彼女が楽しそうに選んでいるように見える。


(やはり女性は買い物好きなのか? 人の買い物でも楽しそうなのはなぜなんだろう?)


 彼はアイテムボックスにナイフと水筒があるので、「ナイフと水筒はあるから大丈夫だよ」と伝えるが、初めて間近で見るエルフが珍しく、ついマニュエルの方を見てしまう。


 モルトンの街はサルトゥース王国との国境にあり、サルトゥースには多くのエルフが住んでいることから、この街でもエルフの存在は珍しい物ではない。


 店主は「エルフが珍しいのか。それとも私の顔に何か付いているのか」とじろじろ見られることに気分を害したようだ。

 レイは素直に謝り、アシュレイがフォローを入れる。


「こいつは記憶を失っている。それで珍しく思ったんだろう。悪気はないんだ。許してやってくれ」


 マニュエルはやれやれと言う顔をするが、それ以上は何も言わなくなった。


 十分ほどで必要と思われる道具類、バックパック、マント、着火用の魔道具、野営用の炊事道具、ロープなどが選び出される。

 彼女はレイに向かって、


「こんなところだと思うんだが、他に必要な物があれば言ってくれ」


 彼は特に思いつく物はなかったので、「ありがとう。これで充分だと思う」と頭を下げる。

 そして、支払いを済ませて店を出るが、彼は少しだけ落ち込んでいた。


(総額で百五十(クローナ)か……金額的には大したことはない。だけど、値切り交渉までアシュレイに任せてしまった。でも、値切ったことなんかないしな……こんなこと一つとっても、これから先が思いやられる……)


 その後、服屋に行き、普段着用の麻製のシャツとズボン、更に下着類を購入する。衣類は意外と高く、古着を買ったにもかかわらず、総額で五十Cほどになった。


 冒険者登録と買い物で午後三時を回っていた。


「今日は付き合ってくれてありがとう。本当に助かったよ。で、この後、どうする予定なんだ? 男爵の屋敷に泊まるつもり?」


「今日はいつもの宿に行くつもりだが、レイはどうするつもりだ?」


 彼は少し考えた後、少し言い辛そうに、


「アシュレイの泊まっている宿にいってもいいかな。男爵のところにも居辛そうだし、一人だと不安もあるし……」


 彼女は構わないと言った後、「荷物を取りに屋敷に戻るか」と言って、一人で坂道を登り始めた。

 彼女は彼に背を向けた瞬間、顔が火照っていくのに気付く。


(なぜだろう。一緒にいて楽しいと感じるのはなぜなのだろう? ただの頼りない男なのに……)


 彼女は傭兵生活が長かった。

 父と同じく傭兵であった母親を幼い時に喪ってからは、父親の傭兵団が家であり、家族であった。

 十五歳で初陣を飾ってから七年間、大規模な戦いには参加していないものの、商隊護衛中の魔物からの襲撃、ラクス王国とカエルム帝国との小競り合いなど、戦場に百回以上立っている。


 一年前、父親の庇護の元で傭兵を続けることに疑問を持ち、ソロの傭兵兼冒険者として、ここモルトンの街を拠点に仕事をしていた。

 彼女の周りには無骨な兵士、冒険者たちがいつもおり、それが当たり前のことだった。

 昨日出合ったレイという男は、彼女の知る“男”とは全く違った。いや、武術の腕だけなら、彼女になじみの深い世界――傭兵の世界にいるトップレベルの男だ。

 しかし、その内面は戦士ではなく、かといって、彼女が守ってきた商人や農民でもない。

 不思議な武具と魔法を使い、彼女を救ってくれた不思議な男。


 彼女が有名な傭兵団の団長の娘と知っても、普通の女性のように見てくれる。盗賊の首領のようなギラギラとした性欲に満ちた目ではなく、極普通の女性、例えば男爵令嬢のオリアーナのような少女と同じように接してくれたと思っている。

 彼女にはそれがとても新鮮だった。


(何にしても明日からが楽しみだ。当分、レイとコンビを組むのも面白いかもしれない……)



 一方、レイもアシュレイのことを気にし始めていた。

 元々、彼女のような活動的な女性に憧れていたため、その自信に満ちた態度と美しさに惹かれ始めていた。


(ああいう感じの(ひと)っていいよな。でも、彼女いない歴=年齢で、当然童貞の僕のことなんか、アシュレイにとっては男として見れないんだろうな)


 そう思っている彼も、自分の中に何か引っ掛かるものがあることも感じていた。


(“トリニータス・ムンドゥス”のストーリーと同じで、何かにブロックを掛けられているみたいな気がする……明らかに元の世界の記憶の一部もブロックされている。ある女性の姿が目に浮かびそうになると、すぐに霞が掛かったように朧気になる……それが誰なのか、自分にとってどういった存在なのかが気になる……)


 彼はそれ以上考えても無駄だと諦め、さっきアシュレイに言った言葉を思い出した。


(一人では不安だからって……大の男が言う言葉じゃないよな。一緒にいてくれって言っているようなものだし……下心があるように聞こえていなければ良いんだけど……)


 そんなことを考えながら、二十分ほど無言で歩くと、男爵の屋敷に到着した。

 屋敷に入ると、執事のエドワードが出迎えてくれた。


「男爵様に昨日のお礼と、今からお暇させてもらうと伝えたいんですが、男爵様のご都合を確認してもらえないでしょうか?」


 エドワードは「畏まりました。客室でお待ち下さい」と言って、執務室の方に向かった。


 レイとアシュレイの二人は、与えられた部屋に向かい、出立の準備を行っていく。

 元々、荷物を持っていなかったレイと、護衛任務ということで最低限の荷物しか持っていなかったアシュレイはすぐに荷物をまとめ終える。


 レイはアイテムボックスを使うか悩み、元々着けていたマントと騎士服、現金の一部をアイテムボックスに入れることにした。


(アシュレイの様子を見る限り、アイテムボックスの魔法はみだりに使わない方がいいんだろうな。マントと騎士服はトラブル防止のため封印だな。現金は失くすと嫌だから、ここに入れておこう。そう言えばアイテムボックスに入っていた金貨と男爵に貰った金貨が同じか見ていないな。暇だし、確認するか……)


 金貨を一枚取り出すと、革袋に入っている金貨と見比べる。

 大きさはほとんど同じだが、表面に施された刻印が随分異なる。男爵に貰った金貨は簡単な意匠のものだが、入っていた金貨は男性の横顔が描かれ、その周りには凝った文字でルキドゥス金貨と記されている。


(日本の硬貨とは言わないけど、結構精巧な作りだな。重さ的には同じくらいなんだろうけど、使えるのかな? 困った時のアシュレイじゃないけど、後で聞いてみよう……)


 彼が金貨を片付け終わったタイミングで、エドワードが呼びにきた。

 レイはエドワードに案内され、男爵の執務室に入ると、深々と頭を下げる。


「お世話になりました。先ほど冒険者登録も無事終わりましたので、これから街の宿に行こうと思います」


「そうか……で、その後はどうするつもりかな」


「記憶が戻りませんので、当分、この街に居させてもらおうかと……」


「なるほど。うむ、何か困ったことがあれば、いつでも訪ねてきたまえ。命の恩人を無下にするつもりはないからな」


 レイはもう一度、深々と頭を下げ、「お世話になりました」と言って、執務室を出て行った。

 残された男爵は、


(あの見た目通りの男なら、我が配下に迎えてもいいのだがな。オリアーナも気に入っているようだから、わが一族に迎えてもいい。しかし、あの戦闘力とあの装備が問題だ。ルークス、いや、光神教とのトラブルの匂いがする。素性がはっきりするまでは、それとなく監視しておいた方がいいだろう……)


 男爵は役人を一人呼び出し、レイたちの動向を探るよう命じていた。



 レイはアシュレイと共に屋敷を後にした。

 午後四時を過ぎ、人の流れが徐々に家路に向かう中、彼らは丘の中腹近くにある宿「銀鈴ぎんれい亭」に到着した。


「ここが私の常宿の銀鈴亭だ。主人のレスターも女将のビアンカも若いが、居心地がいい。少し高いがレイも気に入ると思うぞ」


 銀鈴亭は三階建ての建物で一階の窓枠の下には花が植えられており、手入れが行き届いていた。

 中に入ると、よく磨かれたカウンターがあり、二十代半ばの笑顔の女性が出迎えた。


「お帰りなさい、アシュレイ。なんか大変だったみたいね」


 男爵が傭兵に裏切られ、盗賊に襲われた話は、既に街中で噂されているようだ。

 アシュレイはレイを見ながら、


「ああ、ここにいるレイがいなければ、間違いなく死んでいた。ところでビアンカ、部屋は空いているか?」


「ええ、空いているわよ。二人部屋かしら? それとも一人部屋を二つ?」


 アシュレイはやや大きな声で、「一人部屋を二つに決まっているだろう!」と言って、顔を赤くしている。

 レイも二人部屋という単語で固まっていた。


「あら、そんなに否定しなくてもいいんじゃない? ちょっとからかっただけよ、ふふ、かわいいわね」


 真っ赤になっているアシュレイを、更にからかったビアンカは、レイに向かって、


「私がここの女将のビアンカよ。旦那は今、夕食の仕込みをしているから、後で挨拶させるわ。それにしてもいい男ね。朴念仁のアシュレイが、初めて男を連れてきたのが、貴方みたいないい男だと、ちょっと妬んでしまうわ。あっ、これは旦那には内緒にしてね」


 そう言って、小さく片眼を瞑る。

 彼は「よろしくお願いします」とだけ口にし、それ以上何も言えなかった。


「料金は一日二食で八(クローナ)よ。お弁当がいるなら前の日に言って。ルームチャージだけなら一日六C。うちの食事はおいしいから、ルームチャージだけだと勿体無いわよ。部屋は三階の一号室よ。一番端の部屋だし、隣はアシュレイだから、ふふふ」


 更にからかわれ、真っ赤な顔になる。オーブの確認を受けて鍵を受け取ると、逃げるように三階に向かった。


 部屋は幅三・五m、奥行き四mで日本のビジネスホテルと同じような大きさだった。

 ベッドとクローゼット、小さなテーブルと椅子が置かれているだけで、バス・トイレは共用だ。

 窓にはガラスはなく木の窓で、壁には嵌め込み式の照明具が一つある。


(男爵の屋敷にあったものと同じだな。確か、点けたい時に手を触れて魔力を込めればいいんだよな……よし、点いた)


 光の魔道具は普及しているのか、松明や蝋燭代わりに置かれているのをいろいろな所で見ていた。


(魔力はそんなに要らないのかな? 廊下にあっただけでも五、六個はあったから、宿全体で三十個以上はあるよな……)


 後でアシュレイに聞いたところでは、魔力はそれほど必要なく、子供でも二十個程度は問題なく点けられるらしい。但し、点灯時間が二時間くらいと短いので、巡回がてらに再点灯させなければならないそうだ。


 彼は装備を外し、槍と鎧をアイテムボックスに入れようか悩んでいた。


(一番高い財産なんだよな。盗まれると厄介だし、入れる方が無難なんだろうけど、アシュレイはどうしているんだろう?)


 彼はとりあえず鎧を脱ぎ、今日買った服に着替えると、隣のアシュレイの部屋に向かった。


「ちょっと相談なんだけど、いいかな」と言って、声を掛けると、入っていいとの返事があったので、扉を開ける。中を覗くと、そこには下着姿で着替えをしているアシュレイの姿があった。


 彼は慌てて「ごめん」と謝った後、扉を閉め、部屋の外で立ちすくむ。


(ビックリした! 入っていいと言われた気がするんだけど、聞き間違いだったのかな? 怒られるかな。でも、もっとよく見ておけば……駄目だ、アシュレイとはいい関係でいたいのに嫌われるようなことをしては……)


 彼がドアの外で悶えていると、着替えが終わったアシュレイが声を掛けてきた。


「どうしたんだ? 入っていいと言ったつもりなんだが。まあいい、で、話は何だ?」


(やっぱり入っていいって言ったんだ。無頓着なのか、僕のことを男として見ていないのか、さっぱり分からないな……)


 彼は数回眼をしばたいた後、鎧などの装備についてどうしているのか聞いてみた。


「ああ、剣は食堂にも持って行くが、鎧は部屋に置いていく。一応鍵は掛かるし、この宿の客はそれほど質が悪くないから大丈夫だろう。心配なら収納魔法だったかな、それを使えばいい」


 彼女の助言を聞き、彼は部屋に戻って鎧と槍をアイテムボックスに収納する。


(しかし、どれだけ入るんだろう? レベル依存ということは無さそうだけど、入らなくなってから考えるか)



 午後五時になったので、一階にある食堂に向かった。

 銀鈴亭は一階が食堂兼酒場とレスターたちの居室で、二、三階が客室になっている。二階が二人部屋四室と四人部屋四室、三階が一人部屋十二室という構成だ。

 一階の食堂は四人掛けのテーブル席が八つにカウンター席が十席あり、既に宿泊者らしい客がカウンターに座って食事をしていた。


 彼らがカウンター席に座ると、厨房から灰色の髪の男が現れた。


「彼がレスター。この宿の主人だ。レイだ。私の命の恩人だ」


 アシュレイがレスターとレイにそれぞれを紹介する。

 レスターは頷き、ぶっきらぼうに、

「料理は肉と魚のどちらかだ。酒はビアンカに頼んでくれ」と言ったきり、言葉を発しない。

 二人は魚料理を頼み、ビアンカが通るのを待って、白ワインを頼む。

 ビアンカは、「ごめんなさいね、無愛想で」といって、笑っていた。


 料理はボリュームがあり、味もよかった。ちなみに今日の魚料理はイワナの香草焼きだ。

 料理に舌鼓を打ちながら、レイは明日からのことをアシュレイに聞くことにした。


「明日、初仕事を受けるんだけど、もし時間があったら、付き合ってもらえないかな。どういう風に依頼を受けるのかもよく分かっていないし……」


 彼女は不思議そうな顔をして、


「私はそのつもりだったんだが、言っていなかったか? 当分、お前に付き合ってやるつもりだが……」


 彼は顔に満面の笑みを浮かべ、


「助かった! 男爵のこともあったし、アシュレイにも警戒されているんじゃないかと心配していたんだ。ありがとう。本当にありがとう」


 その姿に少し面食らった形のアシュレイは、少し顔を赤らめながら、


「いや、当然のことだ。マーカット家では恩に報いるのは当たり前だからな。だが、私に甘えるなよ。厳しくするから覚悟しておけ」


「了解。ところで明日はどんな依頼を受けるつもりでいるんだ? 森で薬草の採取とか、そんな感じ?」


 彼のその言葉に「はあ?」と少し間の抜けた声を出した後、


「いや、当然、討伐だ。私は採取の依頼を受けたことがないし、お前の腕を上げるためにも魔物の討伐を受けようと思っている。何を受けるかは依頼票を見てからになるが」


「討伐……僕にできるかな? 槍も剣もまだまだだし、魔法も実戦で使えるのかも分からない。大丈夫かな?」


 自信なさ気な彼の姿を見て、彼女は少し強い口調で、


「何を言っている! あれだけの盗賊を倒したのはお前だぞ。自信を持て。今日の朝の訓練でもあっという間に中堅クラスの腕になっていたんだ。体は覚えているんだ。後は心が負けなければ何も問題はない」


 彼はその言葉に頷くが、


(平和な国の更に文系人間の僕に生き物を殺せるのか……生まれたときから兵士に囲まれて育ったアシュレイにとっては、普通のことでも僕にとっては……でも、彼女の前で恥ずかしい姿はもう見せたくない。明日は気合を入れていこう)


 食事も終わり、それぞれの部屋に戻る。

 夕食後は特にすることもなく、彼はベッドの上に寝転びながら、魔法について考えていた。


(接近戦は厳しいかもしれない。魔法ならゲーム感覚でモンスター系なら殺すことができるかもしれない……)


 彼は魔法の設定を思い出していた。

 八の属性のうち、火、光、風、水の四属性は攻撃系の魔法が作りやすい。森の中で戦うことを考えると、火の魔法は延焼に危険がある。


(光、風、水か……光は無意識で使った“光の槍”や“光の矢”がイメージしやすい。アニメのレーザー兵器を思い浮かべればいいはずだ。水は氷の槍や冷気で攻撃できる。でも、氷の槍より光の槍の方が貫通力はありそうだし、冷気は相性の問題もある……風か……突風で吹き飛ばすのなら、簡単にイメージできそうだけど、真空を作り出して、カマイタチの原理で敵を切り裂くのは難しそうだ。突風を強化して、空気砲で吹き飛ばす方が威力はありそうだな……とりあえず、一つの属性を極めていく方がいいだろうな。そうなると光属性か……)


 そして、もう一つ気になっている治癒魔法についても考え始める。


(治癒魔法は水か木属性。水は血などの体液に薬を注入するイメージ。木は生命力を表すけど、これのイメージは難しい……もう一つは光属性。これは光で細胞を活性化させるイメージでいけそうだ。自分を傷つけて確認したくはないけど、早いうちに治癒魔法を使えるようにしておかないといざという時に困るだろう……)


 そこまで考えて、土、金、闇の使い道についても考え始める。


(土は落とし穴、壁なんかがイメージしやすい。水と合わせて泥沼を作るのもありだろう。金は武器や防具の強化だろうけど、これはイメージしにくいな。今の武器や防具は必要無さそうだし、後回しでもいいだろう。一番困るのは闇だな。目くらましに闇を作り出すのもありだけど、これをやると例の光神教が何か言ってきそうだし……)


 魔法について考えていた彼は知らないうちに眠りについていた。

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