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トリニータス・ムンドゥス~聖騎士レイの物語~  作者: 愛山 雄町
第三章「冒険者の国・魔の山」

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第六十八話「ペリクリトル攻防戦:その三」

 時は僅かに遡る。

 十二月二十六日、午前十一時頃。


 ステラは中鬼族たちが罠に掛かり始めたところで、自分に割り当てられた持ち場に向かった。

 彼女は東地区の南東の端に向かい、本隊からの合図を待っていた。


 一旦、路地に入り込んだ中鬼族部隊だったが、被害が増えるにつれ、罠にやられるに気付く。そして、彼らは迷路となった街の奥には入って行かなかった。


 遠くでオークや中鬼族の戦士たちの悲鳴が聞こえていた。だが、ステラの周りは戦場とは思えないほど静かだった。


(今のところ、レイ様の策は成功しているわ。ここからが一番大事なところよ。私たちが失敗したら、敵に逃げられてしまう。確実に倒さないといけないとおっしゃっていたわ……)


 彼女の耳にカーン、カーンという鐘の音が聞こえてきた。

 それはペリクリトル防衛指揮官ランダル・オグバーンの出した作戦開始の合図だった。


 ステラは手に持っていた着火の魔道具を使い、用意しておいた松明に火を着けていく。そして、十本ほど火をつけたところで、一本の松明を近くの家屋の中に放り込む。

 家屋の中には枯れ草などの可燃物が積み上げられ、松明の火はすぐに大きな炎となった。

 ステラはその様子を一瞥するだけで、すぐに次の松明を持って火を放っていった。


 この世界には灯りの魔道具というものがあり、油を燃やして灯りをとるという習慣が無い。このため、油は調理用か、金属の錆び止めなどに使うだけであり、ペリクリトルという大都市にも大量の油はなかった。

 レイは火計を考えた時、その事実に気付き、代替案として枯れ草などの可燃物を火種にすることを思い付いた。幸い、真冬ということもあり、枯れ草は周囲の草原でいくらでも取れる。更に馬などの餌にするようにしか見えないため、敵の斥候である翼魔も気付いていなかった。

 また、炎で灯りを取らないため、木造建物にも関わらず、火災に対する考慮はほとんどなされていない。木造建築が密集していた江戸では、大きな通り――広小路――や火除地と呼ばれる広場を作り、延焼を防ぐ工夫がなされていたが、ここペリクリトルではそのような対策はなされていなかった。



 ステラたち斥候が火を放っていくと、家の中の柱などに火が燃え移っていく。だが、油を撒いた時のような爆発的に燃焼ではなく、徐々に火が大きくなっていくという感じだった。

 ステラの部隊が外壁から数十mの位置にある民家に火を放っていく様子は、街の上空から見るとコの字型に火事が発生しているように見えただろう。

 だが、それは細い線でしかなく、一平方kmに及ぶ広大な面積に燃え移っていくには、相当な時間が掛かるはずだ。

 だが、放たれた炎は考えられないほど、猛烈な勢いで燃え移っていった。

 それも風下から風上に炎が向かうという常識では考えられない方向に。



 レイは風属性魔術師たちの部隊のところに来ていた。


「鐘がなったら、最初はゆっくりと風を送ってください。練習の時を思い出して慎重にお願いします」


 彼らの前には地下に向かう穴が開いており、その穴からはどぶ川のような異臭が流れてくる。

 魔術師たちはその臭いを気にすることなく、送風(ウィンド)の呪文を唱え、翳した右手から穴に向かってゆっくりと風を送り込んでいく。


 レイが魔術師たちに命じたのは、ステラたちが火を着けた家屋への送風だった。彼はペリクリトルの地下にある下水道を使って各戸の家の中に風を導くことを思いついたのだ。

 ペリクリトルの下水道は街の東から西に流れ、最終的にはファータス河に流れるようになっている。その東西を貫く下水道を送風ダクトにすることで、彼の考えた罠、火計を効果的にしようとしたのだった。


 東地区の住民が退去した後、下水が繋がるトイレから送風用のダクトを使って家の中に風を送り込む細工をする。また、必要ない箇所のトイレや排水口はすべて塞ぎ、風を効率良く送れるようにした。

 更に南北を数ブロックに分け、着火のタイミングに合わせて風が送れるようにも工夫がなされていた。


 物見台から送られてくる司令部の指示に従い、レイは魔術師たちに指示を出していった。


「三番は少し待って下さい。一番に連絡。もう少し強く! 五番は一旦休憩してください……」


 彼の指示で風属性の魔術師たちは風を制御していく。ここにいる魔術師たちの魔法の持続時間は数分程度と短く、途切れないように数人で班を構成する体制を敷いていた。


(何とかうまく行きそうだ。これで勝てるはずだ……)



 レイの作戦は以下のような複雑なものだった。

 まず、東門から攻めさせるため、街の周囲に出鱈目な魔法陣を配置していく。それを見た魔族に魔法による罠を警戒させておく。

 そして、魔族軍が攻めてきたときに東の平原に防衛部隊を展開しておく。魔族は魔法陣の罠を警戒しているから、防衛部隊を蹴散らしてそのまま東門から街への侵入を考える。

 防衛部隊が敵を迎え撃つが、物量的に支えきれないので、ある程度戦ったところで街の中に撤退していく。その時、出来るだけ止む無く撤退しているように見せるため、殿しんがりにはベテランの精鋭部隊を据え、被害を抑えながら時間も稼ぐ。

 防衛部隊が街に撤退したら、殿部隊は敵を引きずり込むため、戦いながら街に逃げ込む。この場合、門を閉じることはできないから、敵は門を制圧し、そのまま雪崩れ込む。

 街に入った後は、中鬼族と小鬼族を路地に引き込み、罠で損害を与えていく。

 敵はこちらが罠による出血を強いる作戦だと気付き、路地の奥の敵より防衛部隊の主力を倒すことを考え、大通りに戻る。路地に入り込んだ防衛部隊はそのまま西に向かって、防衛線の防御につく。

 ステラと斥候スカウトたちは敵が入り込まなくなった路地奥に隠れ、合図と共に火を放っていく。街の外側であり、更に家屋が入り組んでいるため、煙の発見は遅くなる。その間に風属性魔術師による送風で火を大きくし、大火災を発生させていく。

 この時、街の外周の防壁まで燃やしてしまうと、敵を閉じ込めることが出来なくなるため、防壁の内側に粘土を塗りつけ、水を掛けておく。そうすれば、防壁に火がつくまで時間が稼げ、敵を焼き殺すことができる。

 一方、大通りに戻った敵は真直ぐ向かってくるはずなので、弓による攻撃で足を止めさせる。敵は盾を持たないから、近くの家に逃げ込むことが予想される。その家は柱を抜いたり、切れ目を入れたりして脆くしておき、更にロープで防衛部隊のところから引き倒せるようにしておく。

 この引き倒しは市民による義勇兵とルークスの農民兵が当たっていた。

 中鬼族や小鬼族が足踏みすると、大鬼族とオーガが前に出てくるから、弓で威嚇し突撃を誘発する。大通りには深さ五mほどの落とし穴を十mほどの長さに渡って掘っておき、丈夫な木の板を渡しておく。

 人間や少数の騎馬なら木の板は落ちないが、大型のオーガが複数乗れば、木の板が割れ落とし穴に落ちる。

 その頃に火の手が見えるように調整し、立ち往生した大鬼族がそれに気付いて行動を起こす。

 撤退するか、前進するか、路地に入って迂回するかの三つの選択肢があり、今回は撤退したが、もし、前進すれば同じような落とし穴があと二つあり、通過するまでに火の手が回る。迂回する方法を取れば、突進力を使って逆茂木や防御柵を破壊する作戦は取れないので、柵の間から槍で各個撃破するという作戦だった。

 火の手は街の東、北、南の外側から内側に燃えるように火をつけ、更に街の中央側からも火を放っていく。魔族軍は四方を火に囲まれ、街に侵入した部隊は全滅するという策だった。

 今回、中鬼族が猪突したことで、最初に仕込んだ魔法陣による東門誘導は不要だったが、今のところレイの作戦通りに事は進んでいた。


(見た感じでは大鬼族と中鬼族の部隊は、ほとんど入っていたはずだ。東の門も閉じて固定したし、逃げ道はないはず……それにしても数千の敵を焼き殺す作戦を実行するのは、精神に来るな。魔物だけなら良かったんだけど……)


 レイは作戦の成功を確信し、ランダルのもとに戻っていった。




 大鬼族の指揮官オルヴォ・クロンヴァールは、徐々に濃くなる煙の中で自らの失策を悔いた。


(このままでは我らの敗北は必至。勢いに任せての突入など不要だったな。だが、このままでは終わらせん。少なくともあの白の魔術師と刺し違えねば、俺の武人としての矜持きょうじに関わる……)


 彼は大通りを東門に向かうことを命じ、自ら先頭にたった。


(火勢が強くなっているが、煙さえ吸い込まなければ、熱さにはまだ耐えられる。何としてでも東の門にたどり着かねば……)


 彼はしつこく足元に張られたロープを巨大な両刃の斧で断ち切りながら、血路を拓いていった。

 だが、初期に火を着けられた東門近くは、既に火の海になっており、無傷での突破は不可能だった。彼はオーガを体当たりさせて燃え盛る家屋を崩し、火勢を弱めようと考えた。魔法で操られているとはいえ、本能的に火を恐れるオーガはその命令を実行しようとしない。業を煮やしたオルヴォは数体のオーガを斧で斬り殺し、その死体を家屋にぶつけるよう命じた。

 焼け石に水だったが、僅かに火勢が弱まり、それを見たオルヴォは更にオーガを斬り殺して家屋に放り投げていく。オーガから吹き出す血が火を消していくが、回りこむ火の手の方が早かった。オルヴォとその周りだけは僅かに火勢が弱まったが、彼の後ろにいる数百の部隊はパニックになり、僅かに火勢が弱い、西に走り出した。

 オルヴォはその混乱に気付かなかった。彼は更にオーガを使って火勢を抑え、何とか東門が見えるところまでたどり着く。

 だが、彼が見たものは無情にも閉じられた頑丈な門の姿だった。


 開いていたはずの東門は固く閉ざされ、更に数本の角材で固定されていた。

 彼は炎が迫る中、巨大な斧を構え、「門を破壊するぞ!」と大声で叫ぶ。

 彼は部下たちが呼応することを確認することなく、一心不乱に斧を門に叩きつけた。

 彼の振り回す巨大な斧が門に当たると、数cmの鋭い木の破片が飛び散った。そして、何度も斧を叩きつけることにより、僅かな亀裂が出来る。

 オルヴォの姿に部下たちも同じように、手に持つ武器を振り回して門を破壊していった。数分後、魔物の侵入を防ぐ頑丈な門も大鬼族の膂力には抗せず、大きな音を立てて崩れ落ちてしまった。


 オルヴォは安堵の息を吐く間も無く、「撤退せよ!」と叫び、東の平原に脱出した。

 彼の後ろに続くのは体中に火傷を負った大鬼族の戦士六十名と百体のオーガだけだった。

 彼は大鬼族部隊の七十五パーセントを失った。




 中鬼族の指揮官ヴァイノ・ブドスコは倒壊した家屋から助け出され、大鬼族部隊に場所を譲っていた。彼の配下には未だに六百以上の中鬼族戦士と千五百以上のオークがいたが、大通りを大鬼族に譲る形になったため、中鬼族部隊は指揮官と連絡が取れない状況にあった。

 オーガたちが大通りを西に突進していく姿を見て、ヴァイノは悔しげにその姿を睨みつける。


(くそっ! 一番おいしいところをオルヴォに持っていかれた。まあいい。まだ、戦は続くのだ。我ら中鬼族が主力であることには変らん。ともかく、部下たちと合流せねば……)


 彼はオーガがひしめく大通りを避け、比較的広い路地を進んで部下たちを探していく。

 中鬼族部隊も先頭にいたヴァイノが敵の罠に掛かったと思い、後ろから来た大鬼族部隊に大通りを譲ったため、仕方なく路地に入り込んでいた。

 このため、ヴァイノはすぐに中鬼族の小隊と合流出来たのだが、家屋と大鬼族部隊に分断され、指揮系統を回復することはできなかった。


(一旦、外に出て部隊を再編せねば話にならんな)


 彼は合流した小隊の戦士たちを使い、東門から一旦街を出るという指示を中鬼族の全部隊に伝えさせようとした。

 伝令たちが走り出そうとした時、オーガたちの悲鳴が響き渡った。ちょうど、大通りの落とし穴に入ったタイミングだったのだ。


(まだ、罠があったのか。どれだけの罠がこの街には仕掛けられているのだ? ここはオルヴォに任せて、さっさと外に出た方が無難だな)


 そこでヴァイノも煙の匂いに気付いた。


(燃え臭いな……もしや火計か! 拙いぞ。この街は木で作られた家ばかりだ。ここ数日雨も降っておらん。これだけ密集していたら、無様に焼け死ぬだけだ……)


 彼は東の門に逃げるように命じるが、すぐに火の手が東から迫っていることを知らされる。


(これも罠か。ならば、北も南も火の海だろう。西には敵がいるが、焼け死ぬよりは敵にぶつかった方がマシだ……)


 彼はオルヴォとは異なり、西側に活路を求めた。


 彼に従う兵は徐々に増え、彼の周りだけで数百人規模にまでなっていた。だが、狭い路地ということもあり、長い列を作って西に進むしかなかった。


 西に進むと路地の間に逆茂木と防御柵が見えてきた。

 彼らが今走っていた路地は幅三mほどで、数人が横に並べる幅しかない。


(あの逆茂木と柵を超えるには、縦に抜けていっても埒が明くまい。ならば、危険を承知でこの辺りに潜むしかあるまい。いくらなんでも、街を燃やし尽くすつもりはないだろうから、この辺りは燃やさぬはずだ……)


 ここに至っても、ヴァイノはレイの思惑を理解できないでいた。

 レイは防護柵の外側はすべて焼き尽くすつもりでいたのだ。

 ペリクリトル側は防護柵の西側の家をすべて取り壊して、飛び火による延焼を防ぐつもりでいた。また、念のため、水属性魔術師を各所に配置し、更に市民による防火隊も待機させていた。防火隊には東地区にあった井戸に設置されていた手押しポンプを改造した簡易の消防ポンプまで備えられている。


 ヴァイノは家屋に入る危険を冒さず、路地の中に潜むことで火と敵からの攻撃をやり過ごそうとしていた。


 だが、一時間後、彼の思惑は文字通り灰燼に帰した。

 三方向から迫る火の勢いは弱まらず、止む無く敵の防御柵に突撃を掛けた。だが、その命懸けの特攻も、家屋の間という予想しやすいポイントであることから、防衛部隊の矢による攻撃で次々と撃ち倒されていく。

 中鬼族やオークの死体により、通路は更に狭くなり、矢を掻い潜った中鬼族戦士も防護柵前で市民兵らによる槍に次々と倒されていく。


 ヴァイノは勇猛な側近たちと共に柵に命を賭した特攻を掛けた。

 彼は類い稀なる体力に物を言わせ、オークの死体を盾にし、正確に打ち込まれる矢を掻い潜り、逆茂木に到達する。

 だが、彼の武運もここで尽きた。


 逆茂木を乗り越えようとしたところで、雑兵とも言えるルークスの農民兵が現れた。その時、彼は逆茂木を乗り越えようとする無防備な姿を農民兵に曝していた。

 農民兵は巨大な曲刀ファルシオンを背負う鬼人族の戦士に一瞬怯えの色を見せた。だが、すぐに手に持っている粗末な槍をヴァイノに向ける。

 農民兵は目を瞑り、力一杯槍を突き出した。

 その穂先は偶然にも鎧に身を固めたヴァイノの脇に入った。ヴァイノは脇から肋骨を突き抜けていく槍を見つめながら、自らの敗北を悟った。


(俺はこんなちんけな雑兵に殺されるのか……最後までオルヴォには敵わぬと言うことか……)


 彼は自嘲気味にそう考えると、肺を貫かれる猛烈な痛みに耐え、悲鳴を上げることなく、槍を叩き折る。そして、傷付いた体に鞭を打ち、逆茂木を乗り越えていく。

 彼が柵の手前に辿り着いたところで、新たな農民兵たちが群がってきた。彼は四方から槍を突き入れられ、体中から真っ赤な血を流しながら更に数歩進んだ。だが、中鬼族自慢の体力も遂に尽き、地面に棒のように倒れていった。

 中鬼族の将、ヴァイノ・ブドスコは強敵と相まみえることなく、その生を閉じた。



 ヴァイノの命令が届かない他の中鬼族部隊では、大鬼族のオルヴォに続く者と、独自に脱出しようとする者に分かれていた。両者のうち、オルヴォに続く決断をした者は東門近くで火に焼かれて全滅した。南北の壁を乗り越えようとした者の極一部だけが、四mの壁を乗り越え、街を脱出することができた。


 八百名の中鬼族の戦士と二千のオークのうち、ペリクリトルの街から脱出できた者は僅かに二十名の中鬼族戦士だけだった。


 魔族軍はこれにより、主力の中鬼族部隊を完全に失った。



 レイの罠は“ほぼ”目的を達した。

 敵の最強の戦力である大鬼族部隊に大ダメージを与え、主力である中鬼族部隊を全滅させたのだから。

 だが、レイの思惑は街の中で大鬼族部隊を全滅させることにあった。

 その目的を達するため、成功率が下がると知りながらも複雑な罠を仕掛けたのだ。


 この“僅か”な未達部分――大鬼族部隊の脱出――が、この後の戦況に大きな影響を与えることになる。


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