6 古い歌
なろうのエッセイ板が好きです。
ランキングの一番上から下まで、タイトルに惹かれたものを読みます。
考え込んでしまうような内容があったり、くすくす笑わせてもらえたり、吹き出すようなものもあったりします。
で、とある方の「よぅ来たな、まぁ座れや」というシリーズタイトルを見るにつけ、私は自然と歌ってしまうのです。
「河内のオッサンの唄」を。
始まりはこうだ。
♪おーよぅ来たな、われ。まぁ上がって行かんかい〜中略〜やんけやんけやんけやんけ、そやんけわれ
と続きます。綺麗に言えばラップ調
ひたすら河内弁でがなるという暴挙にでた作品です。方言なので、いうべきではないと思いますが、あまりきれいな言葉遣いでは無いです。
我と現実に話し掛けられたことは有りません。我というのは、本来なら一人称ですが、意味としては「お前」と言ったところです。
これがマイルドになったのが、大阪弁の二人称としての「自分」です。「自分が〜するからやん」(あなたが〜するから〜なるんですよ、という意)とか、「自分どっから来たん?」(あなたは何処に住んでますか?とかどこの出身ですか、の意)という風に使います。
先日ものすごくナチュラルに「自分が〜」と同僚に話していて、自分の関西弁のコテコテさに驚きました。関西人は会話の文脈で、一人称なのか二人称なのかを聞き分けます。
で、先ほどのエッセイの感想欄に「このタイトルを見るとつい歌ってしまう」と書いたのですが、お相手が若くて、その歌をご存じなかったのです。
私がそれなりに年齢を重ねていて、その思うところが若い人に通じない、ということをキチンと理解すべきだなぁと思った次第です。
「よぅ来たな、まぁ座れや」作者のたんばりん様からは、タイトルを出してもいいですか?との問い合わせに、快く了承していただいてます。
ありがとうございます。