表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
寄る年波  作者: きむらきむこ
6/142

 6 古い歌

 なろうのエッセイ板が好きです。

ランキングの一番上から下まで、タイトルに惹かれたものを読みます。

考え込んでしまうような内容があったり、くすくす笑わせてもらえたり、吹き出すようなものもあったりします。


 で、とある方の「よぅ来たな、まぁ座れや」というシリーズタイトルを見るにつけ、私は自然と歌ってしまうのです。


 「河内のオッサンの唄」を。


 始まりはこうだ。


♪おーよぅ来たな、われ。まぁ上がって行かんかい〜中略〜やんけやんけやんけやんけ、そやんけわれ


と続きます。綺麗に言えばラップ調


 ひたすら河内弁でがなるという暴挙にでた作品です。方言なので、いうべきではないと思いますが、あまりきれいな言葉遣いでは無いです。


 (われ)と現実に話し掛けられたことは有りません。我というのは、本来なら一人称ですが、意味としては「お前」と言ったところです。


 これがマイルドになったのが、大阪弁の二人称としての「自分(あなた)」です。「自分(あなた)が〜するからやん」(あなたが〜するから〜なるんですよ、という意)とか、「自分(あなた)どっから来たん?」(あなたは何処に住んでますか?とかどこの出身ですか、の意)という風に使います。


 先日ものすごくナチュラルに「自分(あなた)が〜」と同僚に話していて、自分(わたし)の関西弁のコテコテさに驚きました。関西人は会話の文脈で、一人称なのか二人称なのかを聞き分けます。



 で、先ほどのエッセイの感想欄に「このタイトルを見るとつい歌ってしまう」と書いたのですが、お相手が若くて、その歌をご存じなかったのです。



 私がそれなりに年齢を重ねていて、その思うところが若い人に通じない、ということをキチンと理解すべきだなぁと思った次第です。





 


「よぅ来たな、まぁ座れや」作者のたんばりん様からは、タイトルを出してもいいですか?との問い合わせに、快く了承していただいてます。

ありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
気付くのが遅れました! BMだけして「更新通知」を切っていたものだから気が付けば未読がこんなにたくさん……。 私、全然若くないですよ。どっちかと言えばジージーアイに分類される年齢です。でも育ちが関東…
河内在住ですが知らなかったので、ググったYouTubeを視聴して大爆笑しましたwww 歌もさることながら、YouTubeに標準語を添えていてその翻訳がツボってププ━(〃>З<)━ッッ!!! しかも映画…
コロンも知らない。。゜(゜´ω`゜)゜。 もしかして年齢ではなくて…土地的なもの?
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ