母のらくらくスマホ
母がガラケーからスマホに変えた。
私は母にラインを教えることにした。
これは、教えるのに思ったより時間がかかった時の話だ。
まずラインのアプリをダウンロードするところから始まる。
アプリのダウンロードのやり方がわからず、躓く。
その後、設定でかなり躓く。
母はパスワードが決められないのだ。
母はローマ字が苦手。かなり苦手だ。
パスワードを紙に書いてもらって、私が打つことにしたが…
yだと思ったらrだったり、KやIは大文字なのか、小文字なのか、わからない。
その他のアルファベットも母と私で認識が何故か違っていた。
なんで?笑
母が書いたパスワードを何故か解読して、私が紙に書き直して、母に確認して設定していく。
設定ってこんなに大変だっけ?笑
設定完了!
やり方の説明に入ると、母はメモをとっていた。
真面目だ。
そんなに難しくないからやりながら、覚えていこうと言ったが、母にとっては難しかった。
母は手が乾燥しているせいか、画面が反応しない。
文字がなかなか打てない。
らくらくスマホは、らくらくじゃなかった。
悪戦苦闘しながら、メッセージを送る練習をする母。
すぐ隣にいる母とラインのラリー。
既読を理解してもらうのも時間がかかった。
相手がメッセージを読むとここに既読がつくんだよと説明。
↑これより上手い説明が出来なかった。
ラインの電話の仕方は次の日教えることにした。
次の日、電話のやり方を教えた。
私は教えるということの難しさを知ったのだった。
後日、母からラインで【富士さん、サイコー!】とメッセージがきた。
【富士山、最高!】と解読した私。
そして、写真の送り方を教えるのを忘れてたことに気がついた。次に実家に帰ったら教えようと思う。