戦うあいつらと闘うトキヒサ
本作初の戦闘シーンになりますが、
正直「やりすぎてる感」があるので、
是非ともご意見をお聞かせいただきたいです。
※ちなみに50mは、初代ゴジラの身長と同じ大きさになります。
相変わらず馬鹿みたいに炎を放ちまくりやがって。
それに昨日より威力が強くなっているし。
全部消し飛ばしてもいいけど、流石に骨が折れるな。
それに、力の差を見せつけておいた方が良いか。
「テルペリオン。薙ぎ払ってくれ。」
「よかろう。」
とりあえずブレスで、と思ったらテルペリオン?
張り切りすぎじゃないか?警備隊の人まで吹き飛ばしてるって。
「待て待て。やりすぎだって。」
「ん?そうか?おやおや、警備隊まで吹き飛ばしてしまったか。」
あぁそういうことね。警備隊を遠ざけてくれたのか。
ちょっとやりすぎな気もするけど、せっかくだからやりたいようにやらせてもらいますか。
「ありがとね。」
「礼を言われるようなことはしておらんぞ?早く行け。」
はいはい、わかってますよ。それじゃ行きますか。
素手で問題ないだろうけど、
念のため戦闘モードになるかな。
集中。
・・・。・・・。・・・。
さて、
敵までの距離は、約300m。脚に風を纏い、地面を蹴って加速、そのまま直進。
残り200m。魔法の弾幕、接近。炎、岩、それに氷が飛来。迎撃準備、拳にも風を纏う。
弾幕と接敵。炎は無視し突撃、突破。岩は拳で一撃、粉砕。氷は空を蹴り旋回、回避。
残り100m。巨大な炎が接近、直径約50m。一旦停止。
大きく息を吸い込み肺に力を込めて咆哮、炎は霧散、再加速。
残り50m。岩塊および氷塊が接近、どちらも直径約30m。
地面を蹴り岩塊へ跳躍、飛びつき、氷塊へ投擲、氷塊を粉砕。
空を蹴り岩塊へ再跳躍、核へ一撃、粉砕、少し後退。
敵に向け咆哮、岩片を巻き込み敵へ攻撃、損害確認、だが軽微、空を蹴り再加速。
敵の目の前に着地。
「ちっ九十九かよ。」
「そうだけど。もう十分でしょ。大人しくしてくれない?」
「うるせぇ。」
足元に氷。右脚で地面へ一撃、粉砕。
左右から岩。手のひらを左右へ、風圧、風圧、さらに風圧、約100m先へ吹き飛ばす。
目の前から炎。拳に風、構えて正拳突き、拳圧、炎を霧散、敵も損傷。
「痛ぇな。おかしいだろ。なんで九十九が強いんだよ。」
「なんでって言われてもね。」
「てめぇ。調子に乗るなよ。」
っていうけどさ、一体どうするつもりなんだ?
もう思い切りやり切っただろうに。・・・ん?
「ちょっと待て、なんで杖を2本も持っている?」
「は?お前もだろ?」
持ってないって、何を勘違いしているんだ?ちゃんと2本を制御できるんだろうな。
「それで全部だろうな?」
「あはっ。なんだ?ビビってんのか?」
ある意味ビビってはいるけどね。いかんな。集中しないと。
先制攻撃。『指先に灯す小さき炎』。狙いは氷使い。射出、命中、気絶確認。
「てめぇ!!何しやがる‼︎」
問答無用。
続けて攻撃。『指先に灯す小さき炎』。狙いは岩使い。岩に阻まれる。
地面を蹴る。岩の目の前へ。手を岩に添えて、発勁、粉砕。
岩片の中を直進。岩使いへ肩から突撃、吹き飛ばし、気絶確認。
「クソッ。なんでだよ。」
「そんなこと言われてもね。というかもういいんじゃない?」
「ナメんなよ。」
え?ってこいつ2本同時に発動させるつもりか。
どうなるんだ?と思ったが、ちょっとやばそうだな。暴走しかけてやがる。
俺は大丈夫なんだが、こいつら3人はただじゃすまなさそうだ。
仕方がない、抑え込んでやるかな。
「おい。邪魔するな。」
「黙ってろ。」
繊細な作業になるから集中させて欲しいね。あぁもう雑に魔力を引き出しやがって。
「テルペリオン。手伝ってくれ。」
「やれやれ。」
これは無理だな。素直にテルペリオンに頼ろう。っとさすがだな。
魔源樹2本分の魔力が抑えられていく。
のか?これはだいぶ浪費していたな。
「終わったぞ。それで?どうする?」
「おい、九十九。なんだよコイツは。」
「え?俺のパートナーだけど?」
「はぁ?フザけんな。そんなのチートじゃねぇか。卑怯だぞ。」
「あのね。この世界のこと何も知らないのによく言うよ。」
「んだと⁉︎」
「卑怯、か。面白いことを言う。トキヒサ、私の力を使わずにわからせてやれ。」
「ん?まぁいいけど。」
「上等じゃねぇか。おいドラゴン、俺が勝てば俺に従えよ。」
「ほぅ、いいだろう。勝てればな。」
向かい合う。
敵が構える。ボクサーか。
敵は左足を踏み出し、右ストレートを打とうとしている。
俺は右足を敵の左足にぶつけながら、上半身を右へ捻りながら懐に入る。
敵はそのまま右ストレートを打つ。
俺は右手で敵の右上腕部を抑える。
敵は左手で俺の背中を押す。
俺は左手で敵の右手も握り、右腕を引っ張る。
敵は後ろに倒れ込む。
俺は倒れた敵の右上腕部に右膝を乗せて押さえ、離した右手で敵の左頬を押し倒す。
敵は拘束される。
俺は拘束する。
「お前、本当に九十九か?」
「ツクモだって。10年後のね。テルペリオン、警備隊を呼んで。」
テルペリオンは声を轟かせ警備隊に合図してくれる。
さて警備隊が来る前に杖は回収しておこうか。
あとで、ゆっくり話せればいいんだけど。