滞在者名簿(Ver.2.0)(完成版)
スキーロッジ“深雪”(通称:首斬り館)滞在者名簿(Ver.2.0)(完成版)。
本郷学園関係者
乱場秀輔
二年生。16歳。映像芸術部部員。
好きな人:朝霧万悠子、汐見綾
本郷学園が誇る少年名探偵。学園内外で起きた不可能犯罪事件をいくつも解決している。
間中麻冬の策略により、スキーロッジ深雪を訪れることになり、そこで起きた首斬り殺人事件を解決した。
汐見綾
三年生。18歳。映像芸術部部長。
必殺技:フランケンシュタイナー、魔性のスリーパー
キャッチコピー:本郷学園の燃える闘魂
タイトル歴:体育祭女子サッカー得点王、及びバロンドール(最優秀選手賞)
間中麻冬の策略により、乱場を連れてくる口実として、朝霧とともにスキーロッジ深雪を訪れることになった。最後には殺し屋としての正体を暴かれた岸長と対決。フランケンシュタイナーからの魔性のスリーパーで岸長を制圧した。
朝霧万悠子
三年生。17歳。映像芸術部部員。
キャッチコピー:レインメーカー
タイトル歴:定期試験成績学年1位(4)※括弧内は回数
間中麻冬の策略により、乱場を連れてくる口実として、汐見とともにスキーロッジ深雪を訪れることになった。岸長攻略の作戦を立案し、汐見のアシストを行った。
間中麻冬
年齢:二十九歳。警視庁公安部所属刑事。
捜索している殺し屋を捕えるため、妹である間中秋菜を騙って、乱場(と汐見、朝霧)をスキー旅行に誘った。その目的は、殺し屋にロッジで犯行に及ばれた場合、犯人(殺し屋)を乱場に特定させるため。
一歳年下の妹は、乱場たちが通う本郷学園で養護教諭をしている。その妹からは、見舞いに訪れた際、勝手に自分の名を騙り、生徒を危険に巻き込んだことについてこっぴどく叱責され、公安刑事形無しの平身低頭ぶりを見せている。
他のスキー客
岸長光宏(偽名)
年齢:不明。
警察が「K」と呼称していた殺し屋。標的である大瀬竜彦を殺害するため、スキー客を装って、スキーロッジ深雪を訪れた。
身柄は警察に引き渡されたが、本名をはじめ、自身に関する一切のことに関して黙秘を貫いている。外国人が顧客や標的となるケースが多いため、英語を習得したのだという。なお、取り調べを受けられるようになるまで、一週間の入院期間を要した。
小阪井加子
年齢:二十七歳。洋服店勤務。
事件後、職場の同僚との飲み会の席で、実は岸長(偽名)に少し心を惹かれていたことを親しい同僚に告白した。旅行初日に、リフト乗り場で大瀬に絡まれていたのを助けられたことがきっかけだったらしい。が、そんな岸長(偽名)の正体が殺し屋だったことが軽度のトラウマとなり、もとからの男嫌いに拍車がかかったようだ、とは親しい同僚の言である。
曽根牧央
年齢:四十歳。
事件後、溜まっていた有給休暇を使い切ったうえで、務めていた会社を退職。事件を経験したためなのかは分からないが、退職願を提出した曽根は見るからに清々しい表情をしていたと、退職願を受け取った上司は語っている。
自殺した元同僚の墓参りを済ませたあと、喫茶店を開くのに手頃な物件を探し回っているという。
大瀬竜彦
年齢:三十四(享年)。
かつて付き合っていた女性の兄の依頼により、殺し屋Kの手にかかり殺害された。
知人の証言によれば、女好きで常に女性を連れていた大瀬の、女性以外の唯一の趣味がスノーボードだった。大瀬はスノーボードを滑りに行く際だけは、女性を伴わずに必ずひとりだった。その理由として、「純粋に滑りを楽しみたいから、女がいると邪魔だ」と語っていたらしいが、新しい女友達を獲得するためには、ひとりのほうが都合が良かったからだろう、とも知人は証言している。
スキーロッジ深雪従業員
駒川成一郎
年齢:六十五歳。ロッジ管理人。
事件後、「殺人事件が起きたスキーロッジ」という風評が立ち、客足が途絶えてしまうことを危惧していたが、あにはからんや、かえって客が殺到し、スキーロッジ深雪はシーズン中の予約はすでにいっぱいでキャンセル待ちの状態。
宿泊客の中には、「駒川が事件を解決した」と誤解しているものも多く、説明するのに苦慮しているという。
有賀茜
年齢:二十四歳。ロッジの料理担当。
事件後、資料室の撤去を駒川に進言した。が、事件後に訪れる客のほとんどが、その資料室目当てであることを駒川に聞かされ、頭を抱えている。当然、資料室は残置されることとなった。
宿泊客の中には、「有賀が事件を解決した」と誤解しているものも多く、それを聞くたびに、否定しながらもまんざらでもない様子だという。




