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Relay:Monsters Evolve ~ポンコツ初心者が始める初見プレイ配信録~  作者: 加部川ツトシ
第19章 完全体、強いです!

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第749話 擬態の見分け方


 むぅ……『獅哮衝波』はタコ1体を倒すだけで終わっちゃった……。まさか、岩に擬態してるとは思ってなかった!

 とりあえず、立ち止まったままだと時間が勿体ないから、洞窟への移動は再開するけど……これ、聞いておこう! 正直、どう注意したらいいのか分かんないし!


「あのー、さっきのタコみたいな擬態した個体って、どう注意したらいいんですかねー?」


 索敵には引っかからないんだし、ミナトさんみたいな観察力は私にはないよ!?


金金金 : あー、確かに? オンライン版には見分ける手段はあるが……オフライン版にも、オンライン盤の『獲物察知』みたいなのはあるのか?

ヤツメウナギ : え? 『獲物察知』って、擬態の個体って見破れたっけ?

ミナト : えっと、正確には一定以上のスキルレベルになれば、見破れるような性能になるってのが正確だね。あと、オンライン版の『看破』にも見破る性能はあるけど……。

富岳 : 『看破』はオンライン版とオフライン版で同名スキルではあるが、性質は全く別物だからな。

金金金 : その辺を踏まえた上で、オフライン版でも見破れる手段があるかどうかって質問なんだが……。サクラちゃんも、それが気になってるんだよな?


「そうなりますねー! 正直、自力で見つけられる自信は皆無ですし! スキルで手段があるなら、ネタバレでいいので教えて下さい!」


 もしあったとしても、すぐに解放出来るものかは分かんないけど……何がそういう性能なのかが分かんないと、対応出来ないもん!


ミツルギ : ネタバレありなら、説明するか。

咲夜 : ずばり、知恵のスキルツリーにある『気配察知』がその手段だ!

神奈月 : そうそう、それだなー。『弱点分析』の、二段階ほど先にあるやつ。

富岳 : 正確には擬態を見破るスキルではないんだが、まぁ結果的に擬態を見破れるようにはなるぞ。


「……結果的に、見破れるんですか? え、それ、どういう意味です?」


 思ったより遠い位置ではないスキルだったけど、いまいち説明がよく分からないよ? 


チャガ : 『気配察知』は、敵がスキルを使用しているかどうかを見抜くスキルなんだよ。攻撃以外のスキルにも反応する『見切り』に近いスキルだ。

こんにゃく : カウンターとか、溜め攻撃とか、その辺の発動状況も見破れるぞ!

富岳 : 擬態状態になる『隠れ身』も『保護色』も、スキルによるものだからな。スキルを使用中の視界内の敵の姿に重なるように、薄っすらと赤く表示が出るから、それで結果的に擬態も見破れる。

咲夜 : 何もないように見えるとこが赤く見えれば、そこには擬態の個体がいるって流れだな!


「おー! それ、いいですね! 解放する価値、ある気がします!」


 うふふ、ネタバレありでも聞いてみてよかったかも! ふふーん! 解放の候補かもね、これ!


G : ただ、スキルの発動の全てに反応するのがなー。

イガイガ : パッシブスキルだから、地味に鬱陶しい時もあるんだぞ……。


「え、そうなんです!? あー、でも確かに全部のスキルの反応されたら、確かに鬱陶しい時もありそうです……」


 パッシブスキルなら、常に効果が発動しっぱなしなんだし――


真実とは何か : 真実は正しく伝えるべきだ!

咲夜 : そうだ、そうだ! 意図的に、悪い情報だけを言うのは反対!

水無月 : ……え? 今の何か、変な情報があったの!?

金金金 : 今のは、いつもの二人だしな。サクラちゃんに擬態を見破られるのは不本意だったから、何かを隠したか?


「何をしてくれてるんですかねー!? 誤情報は、いくらなんでも酷くないです!?」


 ネタバレを気にして、一部の情報を伏せるのなら分かるけど、今のはそういうのじゃないよね!?


イガイガ : いやいや、嘘は言ってないぜ!

G : デメリットだと思う部分を、素直に伝えただけだからな!

ミナト : ……まぁ、決して間違った事を言ってる訳じゃないんだよね。実際、リリース直後では、そういう不満はあったのも事実だしさ。

富岳 : だが、その点は後からのアップデートで、オンオフが可能に変更が加わっている部分だ。そこを伏せるのは、感心はせんぞ?

チャガ : オフにせず、常用しようとすれば、反応し過ぎるデメリットがあるのも事実ではあるがな……。

真実とは何か : それが全ての真実なのだ!


「あ、完全にデタラメな内容だったって訳でもないんですか。オンオフが出来るって事は、要は『畏怖の気迫』の仕様みたいなものですかねー?」


 パッシブスキルだけど、効果が任意で有効かどうかが切り替えられるって事なら、そういう事だよね?


ミツルギ : その認識で問題ないぞ。まぁ正直、常用はお勧めはしないけどな。

神奈月 : 擬態を見破るより、敵のカウンター準備とかを見抜くのに使うんだよな。

咲夜 : そうそう! カウンター系は、カウンターされる攻撃の威力が高いほど威力が上がるものもあるから、弱い攻撃を当てる為とかな!


「あ、そんな感じの使い方なんですね! てっきり『敵の気配を察知する』スキルかと思ってましたけど、『敵がスキルを使用している気配を察知する』スキルだとは思いませんでした!」


 なんだか思ってた方向とは違うけど、オンオフが出来るなら、結構便利そうな予感? ちょっとそこも聞いてみよー!


「何気に、これってボス戦で便利だったりします?」


 もしそうなら、選択肢としてありだよね! 確か、途中で知恵のステータスの解放もあった気がするし!


ミツルギ : まぁ敵の進化系統にもよるが、便利は便利だな。

こんにゃく : 何かしらの強化効果がかかってたら、それも一目瞭然だからなー。それを『咆哮』で消し飛ばすってのもあり!

ミナト : 一部のパッシブスキル……サクラちゃんの場合なら、『守護増強』や『移動守護』なんかの発動条件を満たした時にも反応はするから、その辺は要注意ね! それはキャンセル出来ないから!

神奈月 : あ、そういやそうだっけ。

こんにゃく : 『咆哮』で消せる効果って、アクティブスキルのもの限定だからなー。


「あ、そういう制限はあるんですか。でも、結構便利そうではありますね!」


 これは、本当に次の解放候補かも? 『気配察知』があれば、昨日のタヌキに『破壊の咆哮』を躱されたのとか、防ぐ事は出来そうだよね! ……常に発動してると邪魔そうだけど、今はオンオフが可能になってるなら、ありなはず!


金金金 : という話をしている内に……あの洞窟、もう少しで到着か。

ミツルギ : 『移動守護』のお陰で、まぁ危なげなく進めたな。

いなり寿司 : 移動は順調だったが……途中の敵、完全にスルーだったよな?

咲夜 : 浅い潮溜まりの敵を倒していくのは、どうなった!?


「……あっ! 完全に、浅い潮溜まりを探すのを忘れてました!?」


 むぅ……話に意識が行き過ぎて、色々と周囲の状況確認を忘れてたよ!?


イガイガ : さっき、擬態したタコを踏み付けた後なのに……流石は、サクラちゃんだな!

G : 擬態を見破る手段を聞いていたのに、普通の敵すらスルーとはな!

いなり寿司 : ここぞとばかりに、調子に乗るな、この2人は!?

真実とは何か : だが、そうなっていたのも真実なのだ!


「……あはは、まぁ思いっきり不注意になってたのは、否定出来ませんしねー」


 でも、『放電』も『獅哮衝波』も『破壊の咆哮』も再使用時間になってたんだし、どうやって戦えばよかったかって問題もあったから、別に問題なーし!

 あ、でも『獅哮衝波』以外は再使用時間は過ぎて、使えるように戻ってる! ふふーん、これはいいね!


 それで、肝心の洞窟の入り口は……あ、見つけた! まだ距離はあるけど、少し高い崖になってる部分の海側の方にポカーンと開いてる部分を発見! 多分、マップを見た限り、あそこがリベンジに挑む洞窟なのですよ!


「このまま洞窟入りして……勝てますかねー?」


 今の私がLv22で、入り口が少し先に見えてる洞窟の中は……Lv25前後って話だから、絶対に無理ではないはず? でも、ちょっと厳しい気もする?


ミツルギ : 立ち回り次第で、この程度の差は勝てる範囲だが……。

富岳 : その辺の近くにもいくつか潮溜まりがあるから、先にそっちでLvを上げてから挑むのもありだぞ?

ヤツメウナギ : 格下だと、縄張りが使うと危険なのがなー。

サツキ : どうするかは、サクラちゃん次第!


「んー、どうしましょうかねー?」


 リベンジするからには負けたくないけど……工夫して、挑んでみようかな? Lv差があればそれだけ経験値は美味しいし、立ち回り次第で勝てるなら、挑んでみるのも悪くはないはず!

 でも、どう立ち回るのがいいんだろ? やっぱり、陸から一方的な攻撃? でも、洞窟の中は海水に浸かってたし……どうすれば、私が地の利を得られるかな?


「スキルの発動を見破れるスキルなんてのもあるんですね!」

「まぁね。使いこなせるかどうかは、別問題だけどさ」

「え? それって、どういう意味ですかねー?」

「……ネタバレになる部分だから、ノーコメントで」

「それ、無茶苦茶気になるんですけど!?」

「いやいや、もし仮にサクラが解放した場合の、やらかし候補だし?」

「そういう意味でのネタバレなんです!?」

「少なくとも、ここで語る内容ではないね。さて、次回は『第750話 見下ろせる場所へ』です。お楽しみに!」

「……便利そうな気はするんですけどねー?」

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