表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Relay:Monsters Evolve ~ポンコツ初心者が始める初見プレイ配信録~  作者: 加部川ツトシ
第18章 完全体、育成開始です!

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

689/785

第689話 復活してから


 うー、死にたくなかったけど……死んでしまったのは仕方ないかなー。うん、ともかく気分を切り替えてやっていこー!


「とりあえず、ランダムリスポーン……あ、再誕の道標は今回設置してますし、そっちからリスポーンしましょうか! よし、そうしましょう!」


 ふふーん! 移動距離が長くなるから、万が一に備えておいてよかったね! ……こんなに早く、出番があるとも思ってなかったけど!


咲夜 : 死亡フラグ、回収完了!

G : いざという時のために設置していたのが、まさにフラグそのものだったか。

イガイガ : この流れは、間違いなくそうだな!


「……出番があるとは思ってなかったですけどねー」


 ぐぬぬ! 実際に使う事になっちゃったから、今回のはフラグと言われても否定がし切れないよ!?


「まぁでも、マップが解放出来て、遠くに飛ばされずに済むのはよかったです! 格上に袋叩きにされるのは回避出来ましたし!」


 という事で、ここの平原に入ったばかりの場所で復活! まだそれほど移動してなかったから、悪影響は少ないよね!


「さてと……さっきのカメ、仕留め直しに行きましょうか! 絶対、生かしてはおきません!」


 予想外のヤマタノオロチの出現があったから色々と狂った気もするけど、割と近くに私の仇がいるのに放置して進むとか無理だから!


ミツルギ : あー、まぁ気持ちは分かる。

いなり寿司 : なんなら、ここからさっきの沼も見える訳だしな。

神奈月 : 沼は見えるけど……それ以外の敵の反応も大量だぞ? あ、でもさっきの沼にある反応は1つだけか。

ミナト : あの沼、ほぼヤマタノオロチで占められてたみたいだねー。


「あ、本当ですね!? これなら、ここから狙い撃てそうです? あ、とりあえずこれらは使っときましょう! 『索敵』『見切り』『弱点分析』『看破』!」


 死んで効果が切れちゃったから、再発動なのですよ! マップの解放がおわった今なら『索敵』の効果も……あ、『縄張り』で近場の敵の反応は出てるから、意味はなさそうな気もする? うん、まぁいいや!


ヤツメウナギ : ここから狙い撃つなら、『獅哮衝波』一択だな。

こんにゃく : 射線上に他に敵はいないし、それが無難か。


「確かにそれはそうですね! 『破壊の咆哮』を使いたいとこですけど、再使用時間に入っちゃってますし……」


 ぐぬぬ!? もう2回も『破壊の咆哮』は使ってるのに、まだまともに当てられてないのが納得いかなーい! さっき使った時は、かなり溜めてもいたのに!


金金金 : 不満そうな狐っ娘アバター。文句がありそうな様子で、足をバタバタさせてるのはなんか新鮮だな。

サツキ : 場所が縁側に変わってるからこそだよねー!


「あはは、まぁ普段と違うのは新鮮でいいですよねー! それはともかく、あのカメを仕留めるのは確定ですけども! 『獅哮衝波』!」


 という事で、カメをぶっ倒す為に溜めを開始! 『破壊の咆哮』で沼を隠す草むらの大半は無くなってるから、狙いやすくはなってるもんね!


咲夜 : あっ!? これ、ちょっと勿体ない事をしてね!?

G : 勿体ない事? 何の話……あっ! そういやそうか!?

神奈月 : あっ! さっきのヤマタノオロチの撃破分で、第15段階のステータスの解放が出来る状態だったか!?

ミナト : そういえばそうだね。でも、今気付いてももう遅いかも?


「あー!? 威力を上げるチャンスでした!? ……それ、今からでも間に合います?」


 ミナトさんの反応的に、駄目な気はするんだけど……駄目元で聞いてみるのです!


ミツルギ : 今みたいなスキルの発動中には、スキルツリーの解放は出来ないからな。今からは、もう手遅れだ。

真実とは何か : それが真実なのである!


「むぅ……やっぱり手遅れでしたか。まぁそれならそれで仕方ないので、このままやっていきましょう!」


 距離的には無茶苦茶遠い訳でもないし、凝縮すれば威力が足りないって事はないよね! あのカメも、ヤマタノオロチと戦ってて半分くらいまでHPは減ってたし!


「……ところで、なんでカメの姿が見えないんですかねー? マップを見る限り、沼のとこにはいるっぽいですけど……」


 夜だから暗くて分かりにくいとか? でも、夜明けになってきてるから、明るくなってきてるんだけどなー?

 距離的に見えないはずもないし、沼を隠してた草むらの大半は吹き飛んでるから、視線も遮られてもないし……。


ヤツメウナギ : 単純に、沼の中に潜ってるだけじゃね?

こんにゃく : まぁシンプルに考えれば、その可能性が1番高いなー。

ミナト : 変則的に考えるなら、すでにあそこにはカメはいなくて、他の何かと入れ替わってるって可能性もあるけどね。

神奈月 : その可能性は低いだろ! ……低いよな?

富岳 : 低い可能性ではあるが、絶対に違うとも言い切れないな。

ミツルギ : 見てないところで敵同士が争ってる事は、まぁ普通にあったりする訳で……。

真実とは何か : 姿を見ない限り、真実は不明なのである!


「それ、厄介な状態ですね!? そもそも、沼の中にいるなら……威力もかなり落ちそうですし、2段階目の溜めくらいは必須かもしれないですね」


 むぅ……カメを仕留めようと思ったけど、思った以上に厄介な状態なんですけどー!? ぐぬぬ!? 完全体に進化してから、なんか思ったように戦闘が上手く進んでない気がするのは気のせいですかねー!?


サツキ : 『シュレディンガーの猫』ならぬ『沼のカメ』だね!

金金金 : なるほど。姿を観測するまで、さっきのカメかどうか不明な状態か。

水無月 : 『シュレディンガーの猫』ってなんだっけ? 聞いた事はある気がするけど、内容はよく知らないかも?

紅葉 : 特定条件で毒が噴出される箱の中にいる猫が、実際に生きているかどうか、実際に箱を開けて観測するまで不明だっていう思考実験だね。

水無月 : 猫が死んじゃうの!? え、酷い実験じゃない!?

紅葉 : そういう思考実験だからね。あんまり猫については考えない方がいいよ。


「何かで聞いた事のある実験ですねー。確かに今の状況に似てる気はしますけど……」


 だから、何って話でもあるよね!? 沼の中にある反応がカメだろうが、それ以外の何であろうが、良くない状態なのは変わんないもん!


「ここから、カメを引っ張り出す方法とかありませんかねー?」


 もう少しで1段階目の溜めが終わるから、何か手を打つなら移動出来る間にやらないと!? でも、その手段が思いつかないよ!?


ミナト : んー、『獅哮衝波』を発動する前だったら、『放電』を使うのが手っ取り早かったんだけど……今更、これは遅いしね。

ミツルギ : この状態から、カメを引っ張り出す手段か。……何かあるか?

サツキ : あっ! 小石を沼に向かって弾き飛ばすのは!?

富岳 : ……ふむ、賭けにはなるがありかもな。もし、上手く当たって交戦状態に入れば、水面まで出てくるかもしれん。

チャガ : 今はスキルは使えないから、通常攻撃として小石を弾く事にはなるが……可能性はある手段か。

ミナト : うん、それは確かにありな手段だね! 2段階目の溜めに入っても、小石を弾く程度の動作は出来るしさ。……力は入りにくいから、そこまで遠くまでは飛ばないだろうけど。


「おぉ!? なんとか手段はあるんですね! その手段、使わせてもらいます!」


 えっと、えっと! 2段階目の溜めに入っちゃったけど、この状態でもアイテム欄は開けるよね? うん、開けた! それじゃ小石を出して、弾くのです!


「わっ!? 全然、届いてないですよ!?」


 ぎゃー!? 動かせる範囲がかなり制限されてるから、上手く弾けないよー!?


ミツルギ : まぁ状況が状況だからなー。まぐれ当たりで上手く飛んでくれるのを期待するしかないかもな。

サツキ : サクラちゃん、ファイト!

水無月 : ファイト!

ヤツメウナギ : ここで運任せになるとは……。まぁ状況的にそうなるのは仕方ないか。

こんにゃく : 溜め始める前なら、色々と手段もあったんだけどな。


「うぅ!? でも、運任せでもこれでやるしかないですよ!」


 2段階目の溜めが終わるまでに、ともかく何回も試していくまでなのさー! アイテム欄から次々と小石を出して、どんどん弾いていくのです! ……むぅ、中々上手く飛んでくれないよー!?



「ぐぬぬ!? 難しいですね、これ!?」

「まぁそりゃそうだろうね。システム補正なしだし」

「作者さんなら、出来るんです?」

「そもそも、そんなフルダイブのシステムがこっちには実在してないから」

「あ、そういえばそうでした!?」

「やってみたくはあるから……サクラ、なんとかVR機器の実物をこっちに持ってきて――」

「いくらなんでも、それは無茶振りが過ぎません!?」

「……冗談、冗談。あー、でもいつかはやってみたい、フルダイブのゲーム」

「私としては現在としてありますけど、作者さんの方はどうなんですかねー?」

「その辺は、技術の進歩に期待だね。さて、次回は『第690話 カメか否か』です。お楽しみに!」

「実際、カメなんです?」

「いや、それは今言ったらダメでしょ」

「あ、それもそうでした!?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あっちのオンライン版は自力での電子書籍版もありますので、よろしければどうぞ。

最新巻はこちら!
電子書籍版『Monsters Evolve Online 〜生存の鍵は進化にあり〜』第20巻

これまでの第1巻〜第19巻はこちらから。
電子書籍版『Monsters Evolve Online 〜生存の鍵は進化にあり〜』シリーズ
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ