第660話 進化後のステータス
うふふ! 完全体への進化は終わったし、雷への適応進化も戻ってきた!
「さてと、進化後のステータスの確認をしていきましょう! 時間も時間なので、いつもの〆の時のステータスも兼ねていきますねー!」
見終わっても、多分少しの時間の余裕はあるけど、短時間で同じ内容を2回表示する必要もないもんね! だから、今回はまとめてやっちゃうのさー!
ミツルギ : まぁ無難な流れだな。
ミナト : 少し時間は余りそうだけど、そこは雑談? それか、移動を再開しちゃう?
サツキ : サクラちゃんの結論はどっちだー!?
水無月 : どっちだー?
「んー、移動は実況外のプレイに回すとして、雑談にしておきましょうかねー? まぁ終わってから決めます! という事で、ステータスオープン!」
時間の残り具合にもよるし、今すぐに決める必要はなーい! とりあえず今は、進化後のステータスを確認だー!
【ステータス】
名前:サクラ
種族:至妙なライオン【雷】
進化階位:完全体
Lv:1
生命 : 3410
屈強 : 422
堅牢 : 415
俊敏 : 385
器用 : 515
知恵 : 340
っ!? これ、ステータスがもの凄く増えてない!?
「器用が500越えで、屈強と堅牢が400越えは凄いですね!? 縄張りで強化した時はこれ以上のステータスになってる気もしますけど、素でこれはとんでもないです!?」
うふふ! 進化系統になる器用のステータス、凄まじい量なのですよ! 俊敏や知恵の低さが目立つけど……うん、まぁそこはどこかで補わないと!
ミツルギ : 進化でのステータスの上昇幅は大きいからな。
咲夜 : 進化階位が上がるほど、上昇幅も上がっていく!
イガイガ : まぁサクラちゃんも言ってるが、縄張りでの強化ってかなり反則なんだよな。
富岳 : 色々とデメリットもあるし、運用を間違えればあっという間に死ぬが……強力なのは間違いないか。
神奈月 : だけど、格上相手の数の暴力には勝てないという……。
チャガ : ボス戦では驚異的な強さは発揮するけどな。サクラちゃんもよく使ってるし。
「あはは、確かにボス戦のお供になってますよねー! 何気に、まだ縄張りでの強化済みのステータスよりは低いですし……これ、進化階位の差を埋められたりしません?」
なんとなく、このステータスを見たら勝てそうな予感がする! 乱獲し過ぎた時に出てくる格上のあれ、進化階位の差があっても――
ミナト : あ、それは無理だよ。処罰の為に出てくる格上の個体は、必要があれば『縄張り』を使ってくるからね。
富岳 : ランダム生成された個体ではないから、スキル構成もとんでもない事になってるって推測があるな。
ミツルギ : そもそも、倒せるようには出来ていない……。
神奈月 : 挑むだけ無謀だな!
イガイガ : 普段の時での話なら、周囲が格上だらけだから……同格の進化階位でさえ、数の暴力の前には勝てんしな。
G : 通常時でそれを乗り切れるのは、超上級者のみだ。
ミナト : まぁ縄張りを使うと、どうしても数が増え過ぎるからねー。自分だけでは手が回り切らなくなるから、敵同士の同士討ちを狙いつつ、危険な攻撃をギリギリで避けて、周囲を巻き込めばいけるけど!
「……ミナトさんがまた無茶な事を、簡単そうに言ってますね!? んー、まぁ無理だというのは分かりました!」
少なくとも、私に出来る気はしなーい! うん、そういう方向性でのチャレンジはやめとこう!
金金金 : そもそも今の段階で……あー、いや、やっぱなしで。これを聞いたら、ネタバレ案件になりそうな気がする。
咲夜 : この流れで聞くような内容で、ネタバレ案件……あ、あれか!
「咲夜さん、これ以上は何も言わないで下さいねー? 既に、今日は名前が記載済みなのをお忘れなく!」
なんか勢いでネタバレされそうな予感がしたから、急いで釘を刺しておくのですよ!
G : 思いっきり釘を刺されてるな!
イガイガ : いいぞ、もっと刺してやれー!
咲夜 : うぐっ!? くっそ、何か言い返したいけど、今日は何も言えん……!
ミツルギ : 嬉々として乗っかるなー、この2人。
ヤツメウナギ : まぁ音声なしのコメントでも、思いっきり乗っかりまくってる人が結構いるけどなー。
「あはは、まぁネタバレ厳禁の罰則は、とりあえず今日の配信終了までですからねー。あと少しなので、注意してください!」
咲夜さんは罰則中なのに、更にそこでネタバレされたら対応に困っちゃうもん!
サツキ : サクラちゃん、罰則中に更にやらかしたら、どうするのー? その日はブロック?
咲夜 : ブロック!? ちょ!? 流石にそれは勘弁!?
ミナト : あんまり度が過ぎると、それくらいの抑止力はあった方がいいのかも?
「……あはは、どうしましょう? 流石にブロックまではする気はないんですけど……」
なんか悩む必要がない事で悩まされてる気がするんだけど!? うーん、でもこれは決めておかないとダメな気もする?
富岳 : ブロックになると、アーカイブや実況外のプレイも含めて配信は見れなくなるからな。流石に、ちょっと厳し過ぎる措置ではあるし……その配信中での、音声コメントの拒否辺りでどうだ?
チャガ : そのくらいが無難かもな。サクラちゃんは音声なしのコメントは拾わないんだし、ネタバレの処罰としてはありだろうよ。
サツキ : 音声なしに追放だー!
水無月 : 追放だー!
「あ、そういう処置も出来るんです? よーし、ならそれを採用にしましょう! 過度なネタバレで名前晒しが1段階目で、その処罰中に更なるネタバレでは音声ありのコメント禁止を2段階目にしますね!」
ふふーん! それなら配信から追い出すような真似にはならないし、音声なしのコメントまでは見てる余裕がないから、それ以上のネタバレを気にしなくて済むもんね!
咲夜 : 音声なしへの追放は嫌ー!?
神楽 : ネタバレをしなきゃいいだけじゃない?
こんにゃく : それに尽きるよなー。
ヤツメウナギ : 単なる自業自得でしかないんだよなー。
真実とは何か : 自業自得、それが紛れもない真実なのである!
咲夜 : うぐっ!?
「さーて、脱線してても仕方ないので、次はスキルの一覧の表示ですね! まぁこっちは進化では、ほぼ影響してない部分ですけど……」
それでも流れ的には今やるべきとこなのですよ! という事で、スキルの一覧を表示なのさー!
【所持スキルの一覧】
所持進化ポイント:20
《攻撃スキル》
屈強:『爪撃Lv4』『噛みつきLv3』『強牙Lv2』『強爪撃Lv1』『強獲牙Lv 1』
堅牢:『体当たりLv3』『突撃Lv1』『連突撃Lv1』
俊敏:『連爪Lv4』『双爪撃Lv2』『連爪撃Lv1』『爪刃乱舞Lv1』
器用:『獅子咆哮Lv2』『獅哮衝波Lv1』
系統外:『投擲Lv3』『振り回しLv4』『雷纏いLv3』『放電Lv5』
系統外(使用不可):『放水Lv1』『発火Lv1』『放火Lv1』
《補助スキル(アクティブスキル)》
生命:『自己修復Lv1』『捕食再生Lv1』
堅牢:『身構えLv1』『堅守の構えLv1』
俊敏:『疾走Lv3』『見切りLv2』
器用:『威嚇Lv2』『咆哮Lv2』『縄張りLv1』『縄張りの守りLv1』『覇気の咆哮Lv1』
知恵:『識別Lv1』『看破Lv3』『索敵Lv2』『弱点分析Lv2』
系統外(使用不可):『水化Lv1』
《補助スキル(パッシブスキル)》
生命:『死亡還元』『再生強化Ⅰ』『再生増幅Ⅰ』『捕食還元』『捕食回復Ⅰ』『胃袋拡大Ⅰ』『胃袋拡大Ⅱ』『胃袋拡大Ⅲ』
屈強:『鋭利化』
堅牢:『踏ん張り』『守護増強』『吹き飛ばし』
俊敏:『連撃強化』『移動速度強化』
器用:『戦意の纏い』『衝撃波生成』『畏怖の気迫』『戦意の把握』『衝撃凝縮』
知恵:『夜目』『解析略化』『異常耐性Ⅰ』『出血効果』
系統外:『遊泳』『跳躍強化』『麻痺耐性』
系統外(使用不可):『潜水』『火傷耐性』
うーん、相変わらずスキルの数は多いね! でも、極端に変わってはないはず?
「えーと、今日増えたのは火への適応進化絡みのと、『強獲牙』くらいですかねー?」
それ以外には……うん、多分ないよね?
ミツルギ : まぁ今日は『屈強』のステータスを大幅に増やしたけど、スキルはあんまり弄ってないしな。
こんにゃく : 火への適応進化の分があるから、弄ってないと言うと語弊もある気はする?
ヤツメウナギ : 今日の主戦力スキルだった訳だしなー。
サツキ : なんとも言い難い部分だよね! でも、そんなの気にする必要はなーい!
「あはは、まぁ確かに気にする意味もないですよねー! しばらくは火への適応進化は使えない訳ですし……」
んー、まだ少しだけど時間はあるんだし、増幅系アイテムを狙ってみようかな? 小石なら荒野の至る所に転がって……小石って言うほど小さくないね。この辺の石ってそこそこサイズはあるけど、採集って出来るのかな?
「いやー、強くなってますね!」
「そりゃまぁ、進化は大幅強化な部分だしね」
「これなら、大暴れ出来そうです!」
「……暴れる気なの?」
「強くなったんですし、そりゃ暴れないとですね!」
「あー、うん。まぁそこはサクラのご自由にどうぞ」
「まぁ先に、アイテム採集ですかねー? 暴れるのは、実況外のプレイでですね!」
「なるほど、そういう……。さて、次回は『第661話 今回の配信はここまで!』です。お楽しみに!」
「今日の配信、そろそろ終了です!」




