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Relay:Monsters Evolve ~ポンコツ初心者が始める初見プレイ配信録~  作者: 加部川ツトシ
第16章 夏休みに入ります!

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第596話 群生したトリカブト


 草むらの中に生えてる5体のトリカブトとか、とんでもなく危険なのがいるけど、それをぶっ倒すのです! ふっふっふ! 私から一方的に攻撃出来る位置なのはありがたいよね!


「……周囲は、大丈夫ですよね?」


 注意されたし、また下や背後から攻撃されないように警戒中! 今回は獅子咆哮だし、もう首を回せる範囲でしか見えないけど……その範囲で確認!

 んー、ちょっと離れた位置にネズミや蝶とかがいるけど、器用系統での進化じゃないし、そもそも私よりLvは下だから大丈夫だよね?


ミナト : ザッと見えた範囲では、危険そうなのはいないかな?

ミツルギ : ミナトさんがそう言うなら大丈夫か。チラホラと小型の敵はいるにはいるが、まぁどれも格下だしな。

富岳 : まだ死角にいる可能性もあるが、そこまではマップが解放出来ないと確認のしようもないか。


「マップが見えないと『索敵』は、まともに機能してくれませんしね……」


 マップさえ使えてたら、便利なんだけどなー。むぅ……マップの解放、今回は全然スムーズに進まないよ!


「あ、沢ガニがいなくなってます!? ……まぁあっちは仕方ないですかねー」


 出来れば倒したかったけど、トリカブトを倒すのを優先したんだしね!


いなり寿司 : 大人しく待っていてはくれなかったか。

イガイガ : まぁ元々、あちこち移動しまくるタイプだしなー。

サツキ : サクラちゃん、ドンマイ! また見つける事もあるよ!


「次に見つけた時こそ、思いっきり仕留めたいですねー! あ、そうしてる間に溜めが完了です!」


 ふっふっふ! ここから衝撃凝縮で範囲を絞って……ちゃんと届いた上で、5体のトリカブトの全部が攻撃範囲に入るように調整! うん、こんなところだね!


「それじゃ、攻撃開始です! 獅子咆哮、いっけー!」


 これで、全部仕留めちゃうのですよ! ちょっと凝縮したし、多分いけるはず!


<成熟体を撃破しました>

<進化ポイントを2獲得しました>


<成熟体を撃破しました>

<進化ポイントを2獲得しました>


<成熟体を撃破しました>

<進化ポイントを2獲得しました>


<成熟体を撃破しました>

<進化ポイントを2獲得しました>


<サクラ【巧妙なライオン【水】】が成熟体:Lv45に上がりました>

<基礎ステータスが上昇します>

<進化ポイントを4獲得しました>


<成熟体を撃破しました>

<進化ポイントを2獲得しました>


「……呆気なく、全部倒せましたね?」


 周りの草むらも吹き飛んで、千切れ飛んで舞ってる葉っぱが……って、あれ? 何かが動いた気がする?


「って、わー!? 1体、生き残ってるじゃないですか!?」


 ぎゃー!? 黄色い液体を滴らせながら、根で思いっきりこっちに走ってきてるんだけど!? 待って、待って、待って!? 5体、倒したよね!? 


「とりあえず距離を取って、迎撃です! 『放水』『放水』!」


 土手の上を後ろに下がりながら、水で攻撃! って、わわっ!? 回避されちゃってる!?


ミナト : あらら、草むらの中に他に何かがいた感じかな? 5体の撃破は、それを含めてだったのかも。

富岳 : まぁ様子を見た限りでは、そうなんだろうな。

ヤツメウナギ : ……ギリギリ生き残ってるって事は、これは『背水の陣』か!?

ミツルギ : 俊敏系統で進化している個体だし、この生き残り方はおそらくそうだろうな。


「あれで耐えて生き残ってるんです!? 『放水』『放水』『放水』!」


 うぅ!? 変に土手から落ちないように後ろの様子を確認しつつ、迫ってくるトリカブトへの攻撃をしてるけど、全然当たらない!?


「これ、『見切り』で躱されてませんかねー!? 『放水』『放水』『放水』!」


 ぐぬぬ!? あと1撃でも当てられれば仕留められるのに、その1撃が当たりそうにないよ!? それどころか、どんどん距離を詰めらてる!?


金金金 : 迫り来るトリカブト! 地味に攻撃が躱されまくるな?

チャガ : サクラちゃんも言ってるが、間違いなく『見切り』を使われてるだろうよ。

イガイガ : 『背水の陣』までの途中にあるスキルだしなー。持ってるのは確実だ。

咲夜 : 俊敏系統の個体なら移動速度自体が速いし、動きながらだと当てにくいってのもある!


「わっ!? わわっ!? 距離が詰められました!?」


 ぐぬぬ!? 私も見切りで攻撃を避けてるけど……根で突き刺してくる速度が相当速いよ!?


「これが!? 『背水の陣』での!? 強化ですか!? わわっ!?」


 なんとかギリギリで飛び退いて避けてるけど、反撃する余裕がなくなってきたんだけど!? 待って、待って、待って!? この状態、本当にどうすればいいの!?


サツキ : 回避に必死なサクラちゃん!

水無月 : あ、そっか。『背水の陣』って、攻撃速度が上がるんだっけ?

ミツルギ : そうそう。残り生命が少ないほど、攻撃速度が上がるって効果。

ミナト : ギリギリ1での生き残りだから、最大強化までなってるねー。サクラちゃんの俊敏じゃ、躱し切れないかな?

富岳 : 見切り頼りで、単発攻撃の回避がギリギリだしな。毒を乗せるのに一手かかってるから、その分の僅かな猶予で回避出来ている感じか。


「そうなんです!? うぐっ!?」


 うぅ!? 見切りで反応が出てても、躱し切れずに根が突き刺さ……って、ぎゃー!? 他の根が、更に突き刺してきたー!?


「この! 何してくれてるんですかねー!?」


 うがー! 毒にはなってないけど、根で突き刺された状態は――


<成熟体を撃破しました>

<進化ポイントを2獲得しました>


「……え? あれ? 振り解こうとしたら、死にました?」


 あ、そっか。HP1でギリギリ生きてただけだから、ちょっとの衝撃でHPを削り切って……。


「って、わー!? 毒になってます!? 毒消し!? 解毒!? ドクダミー!」


 どんどんHPが減り出したから、大急ぎで解毒しないと!? ぐぬぬ、刺された攻撃そのものは大したダメージじゃなかったけど、毒でのHPの減り方が早いよ!?


金金金 : 慌てふためく狐っ娘アバター。……毒の効果はエゲツないな。

イガイガ : トリカブトの毒は、普通の毒より凶悪だしなー。


「……確かに、まだ毒を受けてからそんなに動き回ってないのに、HPの減り方が凄まじいですね!? でも、これで大丈夫なはずです!」


 なんとかドクダミを食べて、解毒は完了! 堅牢は高くなったけど、毒でのHPの減り方はエゲツない! 堅牢では防げない部分だから、一気に減っちゃうんだろうねー。


ミナト : まぁそれでも、知恵系統で進化したトリカブトじゃないだけマシだったかな?

G : トリカブトは葉っぱで切ってくる方が多いが、今回のは根で刺してくる個体だったな。割とレアか?

水無月 : え、レアなんだ?

ミナト : トリカブトは葉っぱで切ってくる個体が多いんだけどね? 根で連撃ともなると……作れない種族だから、正確なスキルツリーの構成が分かんないんだよ。

富岳 : 個体ごとにスキルツリーの内容自体が違うっていう予想もあったな。まぁ確認する手段もないんだが……。

こんにゃく : 根での攻撃か、葉での攻撃か、その辺のスキルツリーの構成がはっきりしないんだよなー。

チャガ : 『駆ける根』のルートが、根での連撃系に置き換わってる可能性ってのはあったな。草花系の種族でもその辺は種類によって内容が変わってきて、根で攻撃するやつは他より移動速度は遅めだ。


「そうなんです!? その割には、かなり速かった気もするんですけど!?」


 躱すの、相当ギリギリだったんだけど!? あれで遅いの!?


ミツルギ : それは、あくまで他の俊敏系統の進化をした個体と比較したらの話だぞ?

イガイガ : そうだぞ! 俊敏系統は、もれなくどれも移動は速い!

G : まぁサクラちゃんが、回避先の場所も気にしてたって要因もあるけどな。

こんにゃく : むしろ、『背水の陣』での攻撃速度の強化がある中で、よく躱した方だ!

富岳 : 『放水』でトリカブトに回避行動を取らせたのも大きいだろうよ。

真実とは何か : それが真実なのである!


「そうだったんですか!? ……ふぅ、それなら良かったですけど、本当に焦りました!」


 危うく、あのまま殺されるかと思ったもん! 『背水の陣』の効果、恐るべし! 倒したと思っても、ギリギリで生きてるとかビックリだもん!

 でも、勝ちは勝ちだよね! うふふ、この調子で今日は死なないようにやっていくのですよ!


「1体、姿を見ずに倒してますけど……あれ、なんですかねー?」

「さぁ?」

「なんで作者さんが知らないんですかねー!?」

「いや、まぁどうとでも答えられる部分だしさ。事実だろうと、嘘だろうと……」

「ここで嘘を言う意味あるんです!?」

「それはないけど……まぁサクラの視界外の敵だから、言っても意味ないからね。別に言ったからって、起きた事実は変わらないし」

「……確かにそれはそうですけども!」

「まぁ敢えて言うのであれば、小動物系か昆虫系か草花系が有力候補かな? 特に小さい昆虫系が最有力ではあるけど、それ以上を絞る判断材料はないね」

「むぅ……やっぱりその辺になりますよね」

「『索敵』が機能してたら、またちょっと違いはするんだけどね。さて、次回は『第597話 悩む用途』です。お楽しみに!」

「……え? 用途に悩むような何かがあるんです!?」

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