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Relay:Monsters Evolve ~ポンコツ初心者が始める初見プレイ配信録~  作者: 加部川ツトシ
第15章 頑張って進めます!

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第547話 微妙な心境


 エリアボスのバッタは、倒せた! 倒せたけども……!


「……なんか全然勝った気がしないんですけど!」


 むぅ……あのまま逃げながら毒で倒せてたなら、勝った実感もあったんだろうけど! スイカが邪魔したから! とりあえずランダムリスポーンにはしておくけど、なんか複雑な気分!


金金金 : なんとも言えない、微妙な表情の狐っ娘アバター。まぁ今のは、気持ちは分からなくもない。

ヤツメウナギ : 詰みかけてた状態から、なんとか勝ち筋を引いたのになー。

咲夜 : せめて、もう少し生き残っておきたかった気持ちは分かる!


「そうなんですよ! 結果的にはバッタは倒せたんですけど、その前に死んでしまってるのがものすごく不満です!」


 うがー! ギリギリではあったけど、倒せる状態になってたのに……倒す前に死ぬとか思ってなかったもん! あのまま、逃げてる間に毒で仕留められると思ってたもん! なのに、あのスイカめー!


ミナト : あはは、まぁ悔しい気持ちは分かるけど……さっきのは足元に注意だよ? 今まで、色々と踏み付けた事や足元から襲われた事もあるんだしさ?

富岳 : 逃げる事だけに集中し過ぎたのが原因ではあるな。とはいえ、まぁ事故みたいなもんだから、そこまで気にしなくていいぞ。

サツキ : サクラちゃん、気分を切り替えていこー! なんだかんだで、格上のエリアボスを倒したのは間違いないよ!

イガイガ : そうだぞー! 同格でもスルーしたくなるタイプの敵だったし、大健闘だぞ!

真実とは何か : それも真実なのである!

水無月 : 一気にLvも上がったんだし、十分な成果だもんね!


「……それもそうですね! よーし、それじゃランダムリスポーンにもなりましたし、現在地の確認をしていきましょう!」


 色々と気分的には複雑だけど、リベンジが出来る訳でもないんだから気にしても仕方ない! あの邪魔してくれたスイカは割りに行きたい気もするけど、まずは周囲とマップを見て現在地を……。


「……あれ? ここは森の中みたいですけど……わっ!? これって、洞窟の入り口ですか!?」


 待って、待って、待って!? 森の中だと思いながら見渡してたら、なんか地面に穴が空いてた! これ、入っていけそうだー!


ミツルギ : あ、ここに出たのか。こりゃいいな!

こんにゃく : 洞窟は2ヶ所目か! ここにあるのは、内部がランダム生成のやつだな!

水無月 : それって、山麓エリアであったあの洞窟みたいな?

G : そうそう、その手のやつだな。ここの平原だと、ほぼ中央辺りにあったはず。


「そういえば、平原にはその手の洞窟があるって話でしたもんね! 確か、宝石系アイテムが手に入りやすいんでしたよね! それに、毒キノコも生えてましたし!」


 光ってるけど、普通の回復に使えるキノコも手に入ったはずだし、回復アイテムの補充にも丁度いいかも! ふっふっふ、それに宝石系アイテムが入手しやすい場所ってのもいいよね! でも、気になる部分もある!


「……すぐに行き止まりになったり、しませんよね?」


 前に入った洞窟、すぐに行き止まりだったもん! あれはなんか色々とガッカリだったもん!


咲夜 : それは入ってみないと分からない! 広さは運次第だしなー。

イガイガ : 何か嫌なフラグが立った気がするんだが?

神奈月 : 奇遇だな。俺もそう思っていたところだ。

ミツルギ : この手の洞窟はランダム生成だけど……咲夜さんが言及したから、おかしな事になりそうだ。

咲夜 : ちょ!? 狭いとも広いとも言ってないんだけど!?

こんにゃく : あーあ、普通の広さ以外だと咲夜さんのせいになったな。

真実とは何か : それが真実なのである。

咲夜 : なんか理不尽じゃねぇ!?


「えーと……まぁとりあえず入ってみましょうか! あ、『再誕の道標』は使っておいた方がいいですかねー?」


 前に洞窟へ入った時も、設置してから入ったはず! 死んだ時に出れなくなるって事は避けたいもん!


チャガ : まぁ設置しておくのはありだな。ただ、『再誕の道標』自体があんまり残ってないんじゃないか?

ミナト : んー、そうでもないんじゃない? 多分、2個あるはず?


「えーと、今は……キノコ型のと真珠型のが1個ずつありますね! 余裕のある個数じゃないですけど、ギリギリ尽きる訳じゃないので大丈夫な範囲です!」


 ふっふっふ、片方は真珠を求めていた時に変わっちゃった『再誕の道標』だけど、今はそれが役に立つ時! 1個残ってれば、まぁなんとかなるよね!


チャガ : あー、そういや真珠を探してた時に変化してたのがあったか。それに、まだ未使用のが1個残ってたんだな。

ミツルギ : 『再誕の道標』って割と余るけど、サクラちゃんはそうでもないな。採集を結構スルーしてるからか?

富岳 : 多分、そうだろうな。まぁ洞窟内に入るんだし、そこで補充が出来ればいいが……。

水無月 : どんなのが出るんだろ?


「そこは気になりますよねー! まぁ流石に果物は手に入らないと思いますけど、色々と採集を目指してみましょう!」


 今日はまだ19時にもなってないし、平原エリアは色々なエリアの特徴が内包されている場所って話だもんね! 洞窟探検も、この平原の醍醐味なはず!


金金金 : ワクワクしている狐っ娘アバター。咲夜さんの発言が変なフラグになっていなければいいが……。

咲夜 : だから、具体的な内容には言及してないんだけど!? 何のフラグが立つんだよ、あれで!?


「……出来れば、すぐに行き止まりだけは勘弁して下さい! とりあえずキノコ型の『再誕の道標』を入り口に設置して……よし、これで準備完了です!」


 ふふーん、真珠みたいな色合いのキノコが植わったね! これで洞窟内で万が一、死んだとしても……あれ?


「あのー、この手の洞窟から出る場合ってどうするんでしたっけ?」


 出る時の事を考えて『再誕の道標』を設置したけど……何か引っ掛かるよ? 何が引っ掛かってるんだろ?


ミツルギ : ……これは、仕様を忘れてるな?

こんにゃく : 流石にそれは仕方なくね? 初めて入った洞窟は、狭過ぎたしさ。

神奈月 : まぁ確かにそれは言える。

富岳 : この手のランダム生成の洞窟は、任意のタイミングで入り口に出てこれるぞ。


「……え? あ、そうなんです!? それって『再誕の道標』を設置した意味がないじゃないですか!?」


 うがー! 出てこれなくなったら困る可能性も考えてたんだけど、そもそも普通に出てこれるんだったらそれは意味なかったよ!?

 うー、こうやって聞いてみたら、確かにそんな説明を見た覚えがあるような気もしなくもないよ!?


金金金 : 複雑な心境が顔に出ている狐っ娘アバター。そういやこの手の洞窟って、敵は出てくるのか?

富岳 : 広さ次第にはなるが、普通に敵も出てくるから『再誕の道標』の設置が無駄という訳でもないぞ。

ミツルギ : 洞窟内で死んだら洞窟内でランダムリスポーンだし、その時点で目的を達成済みなら、そのまま出るのに使うというのもありだ。まぁ後々で宝石系アイテムの調達をしやすくする為に、移動手段として『再誕の道標』を設置しておくのが常套手段だがな。


「あ、そういう使い方が出来るんですか!」


 そっか、そっか! 元いた場所に戻るのが大変そうな気もするけど、適応進化を維持して進化する為には必須だもんね! それをしやすくする手段としてはありなのかも!


「私も、宝石探しは湖ではなく、その手段でやれば早かったんですかねー?」


 前に行った洞窟の前にも『再誕の道標』は設置してるんだし、やろうと思えば出来たはず! まぁ今さっき言っても仕方ない気はするけど……。


ミナト : んー、どうしても今のエリアまで戻ってくるのに時間がかかっちゃうし、あの時はあれで良かったと思うよ? 洞窟に入れば確実に宝石系アイテムが手に入る訳じゃないしね。

ミツルギ : そこはサクラちゃんも体感済みだろ?

真実とは何か : それが真実なのである!


「あはは、まぁ確かにわざわざ移動した結果、すぐに行き止まりだったら悲惨ですもんね!」


 手段としてはありだけど、最終手段って感じなのかも? 1回『再誕の道標』でリスポーンしたら、1時間はリスポーン出来ないし……あれ? 複数の場所に設置しておくメリットってあんまりないような気もする? うーん、まぁいいや!


「さーて、それじゃ洞窟の中に入っていきましょう! あ、色々切れてるので再発動で! 『索敵』『見切り』『弱点分析』『看破』!」


 ふふーん、これで再発動は完了! 死んじゃって切れてたんだから、この辺はしっかり使っておかないとね! それじゃ、洞窟の中に入っていこー! すぐに行き止まりになりませんように!

「ふふーん! 洞窟探検、出発です!」

「なんだかご機嫌だね?」

「前回の洞窟は、すぐ行き止まりでがっかりでしたからね! 今回はリベンジですよ!」

「……なるほど」

「流石に2連続で行き止まりという事はないはずです!」

「その自信は一体どこからくる?」

「話の展開的に、同じネタで同じオチを2連続はないですよね!」

「そういう理由!? ……その方向からの推測はどうなんだ?」

「え、何か問題ありました?」

「問題しかないんだけど……まぁサクラだし別にいいか。ここは本編に影響が出る訳でもないし」

「ふっふっふ! そういう事なのです!」

「ただまぁ、サクラのその想定は甘いね」

「え、どういう意味ですかねー?」

「サクラの場合なら、二度目のオチも成立はするよ? そうなった場合の反応、大きいし」

「……え?」

「さて、次回は『第548話 洞窟の中へ』です。お楽しみに!」

「ちょっと待ってください!? え、行き止まりの可能性もある――」

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― 新着の感想 ―
[一言] サクラ、しれっと、スイカのせいにしてるが、実際は自業自得(笑)
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