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Relay:Monsters Evolve ~ポンコツ初心者が始める初見プレイ配信録~  作者: 加部川ツトシ
第10章 成熟体への進化です!

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第364話 今回の配信はここまで!


 さーて、大急ぎで〆なきゃいけない程の時間じゃないけど、それでもギリギリで大慌てで終わらせるよりは、余裕を持って区切りがいい時にやるのがいいよね!


「周囲に色々採集出来そうなものがありますけど、その辺は後回しで今日の配信の〆を先にやっちゃいますねー!」


 なんだかこの辺の採集をし始めると、最後がバタバタしそうな予感! だから、〆た後でやるのです!


いなり寿司 : 〆た後にも採集をするっぽいけど、〆とは……?

ミツルギ : まぁ中途半端になりそうだから、先にやっとくのはありだと思うけどな。〆とは何か、微妙な気分になるのは分かるけど。

咲夜 : 終わらせると言いつつ、終わってないやつ!


「あはは、まぁそれはそうなんですけどねー! ちょっと昨日の配信の〆が慌ただしかったのもあるので、その辺の反省です!」


 昨日は時間がギリギリで、大急ぎで余裕が無かったもんね! 同じミスを2日連続でやらないように要注意!


金金金 : あー、まぁ昨日は慌ただしかったもんな。投げ銭、投げる暇もなかったし。

ミナト : 確かに昨日のは、本当にギリギリだったもんね。


「余裕を持ってやるのは大事ですね! それにしても、結局エリアボスは見つからずでした……」


 縄張りに引っかかってくれないかなーとか実は思ったりもしてたけど、それっぽい反応は見つからなったもんねー。まぁ大量の敵の中に紛れてても、全ての敵の表示をちゃんと見れてた訳でもないけども!


サツキ : そこは残念……。

富岳 : 縄張りを使った時の大群の中にいた可能性もあるにはあるが、その辺は見当たらなかったな。

G : ミナトさんなら見つけてた可能性もあるか?

ミナト : 少なくともサクラちゃんが見てた視界の範囲にはいなかったよ? でもまぁ、サクラちゃんの視界外で縄張りの範囲内なら分かんないけど。

G : あー、やっぱりそんなもんか。


「エリアボスはさっぱり不明だったって事ですねー。まぁそういう時もありますし、そこは仕方ないです!」


 見つからずにスルーしていく事もあるって話だし、それが今回だったのかもしれないしね! うん、変に気にし過ぎる必要はなーし!

 そもそも、この山麓エリアの敵の最大Lv自体がまだ不明だもん! んー、まだエリア端まで距離があるこの場所でLv8のクマが出てくるなら、最大Lvは10くらいまでは行きそうだよねー。まぁその辺のチェックは後でやろうっと!


「さーて、それじゃいつもの今日の育成結果の表示です! まずはステータスから!」


 今日は焦らなくていい時間だから、まったりといこー! という事で、まずはステータスの表示をやっていくのです! ふふーん、今日は結構育ったはず!



【ステータス】


 名前:サクラ

 種族:巧妙なライオン【雷】

 進化階位:成熟体

 Lv:7


 生命 : 1580

 屈強 : 213

 堅牢 : 192

 俊敏 : 227

 器用 : 317

 知恵 : 211



 うふふ、低かった堅牢が目に見えて結構上がってきてるよ! 堅牢のスキルツリーでステータスを解放したのが効いてきてるね!


「堅牢以外は200越えになりました! こうなると、堅牢も200越えを目指したい気分になってきますねー!」


イガイガ : あれだけ低かった堅牢が、ようやくまともに上がってきた!

神奈月 : 足りなくなってきてた知恵も、かなり補えたよなー。

ミツルギ : 今回のはサツキさんのおかげだな。

サツキ : えっへん! こうなるとは全く想像してなかったけど!

いなり寿司 : まぁあの反応は、どう考えてもそうだよな。


「あはは、確かにそれはそうですよね! でも、サツキさん、ありがとうございます! おかげで色々と解放出来ました!」


 今日の色々なスキルやステータスの解放は、姉さんからのサプライズプレゼントがあったからこそ! 進化ポイント300とか、本当にあっという間に無くなっちゃったけど、かなりの強化になったのは間違いないもんね!


サツキ : えへへ。そんなに褒めたって、投げ銭くらいしか出ないよー? って、痛ー!? 待って、待って!? 3人で怒ってくるのは、本当に待ってー!?

いなり寿司 : ……3人?

ミツルギ : あー、そこは触れずにいた方が良さそうな?

ミナト : あはは、何となくそんな感じもするね?


「……あはは、私としてもそんな気がしますねー」


 そういえば今、姉さんって我が家のリビングで見てるんだよねー!? 旦那さんの聡さんが一緒に見てるのは今更だけど……もしかして、お父さんとお母さんも一緒に見てる?

 うーん、まぁ別にそれでもいっか! 特に悪い事をしてる訳でもないし、家族に見られるのなんて今更なのですよ! ある意味、一番強烈に色々やる姉さんがいつもいるんだから、怖いものなんかないのさー! そういう事にしておこう!


「さてと、次はスキルの一覧の表示ですね!」


 という事で、気分を切り替えて、スキルの一覧を表示なのさー! ふふーん、今日は色々と解放したから、かなりスキルの数は増えたもんね!



【所持スキルの一覧】


 所持進化ポイント:46


《攻撃スキル》

 屈強:『爪撃Lv4』『噛みつきLv3』『強牙Lv1』

 堅牢:『体当たりLv3』

 俊敏:『連爪Lv4』『双爪撃Lv1』『連爪撃Lv1』『爪刃乱舞Lv1』

 器用:『獅子咆哮Lv2』『獅哮衝波Lv1』

 系統外:『投擲Lv3』『振り回しLv3』『雷纏いLv2』『放電Lv4』


《補助スキル(アクティブスキル)》

 生命:『自己修復Lv1』

 堅牢:『身構えLv1』『堅守の構えLv1』

 俊敏:『疾走Lv3』『見切りLv2』

 器用:『威嚇Lv1』『咆哮Lv2』『縄張りLv1』

 知恵:『識別Lv1』『看破Lv3』『索敵Lv1』『弱点分析Lv1』


《補助スキル(パッシブスキル)》

 生命:『死亡還元』『再生強化Ⅰ』『再生増幅Ⅰ』『捕食還元』『捕食回復Ⅰ』

 堅牢:『踏ん張り』

 俊敏:『連撃強化』

 器用:『戦意の纏い』『衝撃波生成』『畏怖の気迫』『戦意の把握』『衝撃凝縮』

 知恵:『夜目』『解析略化』『異常耐性Ⅰ』『出血効果』

 系統外:『遊泳』『跳躍強化』『麻痺耐性』



「こうして見てみると、盛大にスキルの数が増えましたね! えーと、地味にパッシブの補助スキルの数が一番多い感じですかねー?」


 色々と解放したから増えてるのは当たり前だけど、こうして一覧で見てみるとかなりの数だよね! これでも解放出来てないスキルがまだまだあるんだから、バリエーション豊か!


富岳 : 攻撃スキルが14個、アクティブの補助スキルが12個、パッシブの補助スキルが19個か。

こんにゃく : スキル重視で育ってくれば、その位の数にはなってくるか。

ミツルギ : 近接か、遠距離か、どっちかに明確に絞れば数は減ってくるけどなー。まぁ数があるのが悪い訳でもないが。

G : まぁそりゃそうだ。あちこち手を出して器用貧乏になりがちってのはあるけど、別にそこでは詰む訳じゃないし。

ヤツメウナギ : むしろ、ライオンで遠距離オンリーで育てる方が無茶だからなー。

咲夜 : それは確かに! ライオンでやるなら、近距離オンリーだ!


「まぁなんだかんだで、遠距離でも充分戦えてるので問題なしですね! 今日の強化で、一気に遠距離が強くなった感じもしますし!」


 なにせ、今の段階で次の進化先が出るまでのスキルツリーの解放をしちゃったもんね! 『戦意の把握』と『衝撃凝縮』が思った以上に便利だった! 縄張りとの相性も悪くはない感じ!


「そういえば、進化ポイントは使い切ったはずなのに、思った以上に溜まってますねー? 今の状態で46もあるんですか!」


 乱戦でLv上げをしてる間に、こんなに進化ポイントが溜まってたんだねー。うん、進化ポイント300は大した量じゃないというのが実感出来るよ!


サツキ : 強化にどーんと進化ポイントを使えば、稼ぎやすくなるんだよねー!

いなり寿司 : まぁそれはそうなんだが、あんまりそれをやり過ぎても必要な時に足りなくなるからな?

ミナト : サクラちゃん、進化ポイントの使用は計画的にねー!


「はい、そのつもりです! まぁ今日だけはパーッと使いましたけど! でも、このペースで進化ポイントが手に入るなら、もうちょっと強化していくのもありですかねー?」


 どうせなら、全ステータス200越えを目指すというのもありかも? 今はそれが出来るだけの進化ポイントはあるのですよ!

 あ、でもそう考えると、他にも色々解放していきたくなってきた! んー、いっそのこと、第6段階まで全開放とか目指しちゃう!? ……流石にそれには進化ポイントが足りない気がするねー。


「わっ!? そうしてる間に、もう思った以上に時間が無くなってますね!? 採集は実況外のプレイでやって、今日は終わりにしましょうか!」


 少し長々と話し過ぎたみたいで、採集に回す時間は無さそう。ちょっと時間があるにはあるけど、まぁ本当にこれで〆になるし、丁度いいのかも?


「という事で、少しだけ早めですけど今日はここまでです! 明日は……どこから始まるかは、実況外でのプレイ次第ですねー! 配信時間はいつも通りの時間でやっていきますので、よろしければ明日もよろしくお願いします! 皆さん、ご視聴ありがとうございました!」


サツキ : お疲れ様だよ、サクラちゃん!

金金金 : サクラちゃん、お疲れ! 今日はサービスだ! 【2000】

ミナト : お疲れ様ー! はい、昨日は時間の余裕はなかったけど、どうぞ。【500】

ミツルギ : この2人は毎日遠慮なく投げるなー。まぁ今日は俺も少しだけだけど。【200】

G : お疲れ様だ! さて、今日の実況外のプレイはどうなるか……。

咲夜 : 今日のは完全に目的未定だよなー。


「確かにそうなりますねー。そもそも、ライオンをやるか、桜の木をやるか、そこも決めてませんし」


 うーん、ライオンでこの近くの採集もしたいけど、桜の木の育成もしたいよね。その辺はどうしよう?


イガイガ : 桜の木といえば……あー、やっぱりなしで。

いなり寿司 : あぁ、そういえばツッコミどころがあったままか。

ミナト : あはは、あれはどうなるんだろうねー?


「あっ!? そういえば、今日の配信開始の時に内容を教えてくれてない事がありましたよね!? あれ、結局なんなんです!?」


富岳 : そこを教えたら、面白みもなくなるな。

ミツルギ : 確かになー。って事で、そこはサクラちゃんが自力で頑張れ!

サツキ : サクラちゃん、ファイト!


「うぅ……そこはやっぱり教えてくれない感じなんですか! だったら、意地でも自力でやるまでです!」


 今日の実況外のプレイでやる事は決めたよ! 皆さんが教えてくれない桜の木の謎な部分を何とか解明するのを最優先! 他の事をやるのは、それが分かってから!


「それでは今日はここまでです! 続きはまた明日という事で!」


 そうしてる間に20時目前だから、今日の配信はこれにて終了って事で、配信終了のボダンを押すのです!


<配信のアーカイブを保存しますか?>


 もちろん、イエスですとも! いつもの手順通りに、ちゃんと保存しないとねー!


<サムネイルを手動で設定しますか?>


 むぅ……そういえば日の出を撮りたかったけど、それは失敗したんだった。えーと、今日の他の候補は……進化中のあれこれだねー! どれにしようかなー?

 んー、進化の最後にライオンに突っ込んでいく時のスクショにしようっと! うふふ、何気に迫力満点に撮れてるもんね!


<配信のアーカイブを保存しました>

<保存したアーカイブへのURLを連携機能で通知しますか?>


 もうこの辺は手慣れたものですよ! これもイエス!


<通知を送信しました>


 さーて、今日は時間に余裕を持って配信の終了処理は完了だー! あー、お腹空いた! そういえば今日の晩御飯は、姉さんがお土産に持ってきたギフト券で、お父さんとお母さんが買いに行ってたんだった! 何を選んできたのか、楽しみだねー!

「いやー、今日は一段とスキルが増えました!」

「まぁあれだけ進化ポイントを使ったらね」

「でもあっという間に無くなっちゃいましたねー」

「1種族目をクリアする頃には、本当に大した量の進化ポイントじゃないし?」

「それは確かに実感しました! 使い切ったはずなのに、また結構溜まってますしねー!」

「そうそう、割と300はすぐに溜まるようになるからね」

「それでも便利だったのは間違いなーし! さて、私はとりあえず晩御飯タイムです!」

「配信が終わったとこだしね」

「今日の私の晩御飯のメニューが豪華であってほしいと思う方はブックマークや評価をお願いします!」

「それはただのサクラの願望なのでは?」

「ぶっちゃけそうですけど、豪華なのは間違いないはずです!」

「まぁサツキが用意してきてるしね」

「姉さんが直接買ってきてないからこそ、純粋な願望を出せるのです!」

「さて、そんなサクラの食事はどうなるのやら? そんな次回は『第365話 サクラの呟き その10』です、お楽しみに!」

「晩御飯が楽しみです!」

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あっちのオンライン版は自力での電子書籍版もありますので、よろしければどうぞ。

最新巻はこちら!
電子書籍版『Monsters Evolve Online 〜生存の鍵は進化にあり〜』第20巻

これまでの第1巻〜第19巻はこちらから。
電子書籍版『Monsters Evolve Online 〜生存の鍵は進化にあり〜』シリーズ
― 新着の感想 ―
[一言] やった~(//▽//) 次はお夕飯だぁ 肉かな?肉かな?魚かな?お寿司かな?
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