第137話 今回の配信はここまで!
新たに丘陵エリアにやってきたけど、すぐに死んだー! うん、威嚇の効果を切れるのを待ってからにするべきだったけど、もう死んじゃったから考えてもどうしようもないね!
「さて、最後に死んだことですし、今日はそろそろ切り上げですねー!」
時間的にも大した事は出来そうにないし、ランダムリスポーンになったから現在地がどこかすらも分からないもんねー。うん、マップが解放出来てないとどうしようもない!
ミナト : そういえばサクラちゃん、高台の森のエリア名は変えるの?
ミツルギ : あー、食べ物シリーズのエリア名か。
咲夜 : よし、言えば採用されるなら、ここはラーメン推しでいく! 『ラーメンの森』でどうだ!
イガイガ : ラーメン好きかい!
富岳 : まぁ良いんじゃねぇか?
「そういえばその件は全然考えてなかったですねー。うーん、どうしましょうか?」
流石に咲夜さんのラーメンをそのまま採用っていうのもねー。ラーメンは好きだけど、なんだかそれだとラーメン縛りになりそう? うん、すぐにアイデアが尽きそうだから却下で!
うーん、他に何か良い案はないかなー? プリン草原とカラメル河川域にしたんだから、ここはお菓子系統で決めていきたいよね。はっ、思いついた!
「決めました! ここは『モンブランの森』にします!」
神奈月 : ……なんでモンブラン?
富岳 : 栗は出てきてないはずだが……。
サツキ : ドングリから栗を連想してモンブランだね!
咲夜 : あー、なるほど。
神奈月 : サクラちゃん、正解?
「はい! サツキさん、正解です!」
うん、姉さんにはあっさりと見破られた! まぁ別に深い意図もないし、ただの連想で考えただけだから別に問題なし! それじゃサクッとエリア名の変更をしていこー!
<『名も無き高台の森』から『モンブランの森』へと変更しました>
「これでエリア名の変更は終了です!」
うーん、こうやってモンブランって言ってたら、なんだかモンブランを食べたくなってきたよー! 今度、どこかのケーキ屋さんに行って買ってこようかな?
サツキ : あ、これはモンブランを食べたくなってるね!
G : 食べものの話をしてると、それを食べたくなるのはあるよなー。
いなり寿司 : 俺はラーメンが食いたくなってきた。この後、ラーメンでも食いに行くか。
金金金 : サクラちゃん、これで好きな物を買って食べるといい。【1,000】
ミツルギ : なんか金金金さん、毎日投げ銭してるな。
金金金 : 俺は気に入った事には金は出し惜しまん! だが、一気に渡し過ぎるのも良くはないからこれでも抑え気味だ!
ミナト : あはは、まぁそれは確かにねー! はい、それじゃ私からはこれで。【500】
サツキ : わわっ!? それなら私は……って、痛い!? なんで止めるの!? え、渡し過ぎ?
「金金金さん、ミナトさん、ありがとうございます! サツキさんは……なんか怒られそうだから遠慮しておきますね!」
ここで姉さんから投げ銭を受け取るのは何か違う気もする! 姉さんからお金を貰うとお小遣いをもらってるような気分だよ!
多分だけど、お母さんとかお父さんが私にお小遣いを渡し過ぎるなって姉さんを怒るよね。というか、去年お年玉に10万円くらい渡してきて、実際に怒られてたっけ。私としては普通に欲しかったけど……。
サツキ : えぇ!? なんでー!?
咲夜 : 今、どのくらいの金額を投げ銭する気だったんだ?
イガイガ : ……そこには触れない方が良い気がする。
いなり寿司 : 俺もそんな気がする
ミツルギ : 1回の配信での投げ銭の限度額は5万までだっけな……。
真実とは何か : 知らなくていい真実もあるものだ。
うん、私としても投げ銭は欲しいけど、姉さんのそれは何か違う気がするもん! 姉さんの場合、相手が妹の私だからって理由が一番ある気がするもん! それはなんか配信とは関係なくて贔屓されてるだけみたいだから嫌なのです!
まぁ姉さんの事は良いとして、とりあえず今日は合計1500円の投げ銭だった! これならモンブランを買ってくるのも可能だね! って、もう〆なきゃ時間が厳しいよ!
「もう時間も時間なので、最後にステータスとスキルの一覧表示をしていきますね!」
という事で、まずはステータスの表示から! 配信最後の定番にやっていくのです!
【ステータス】
名前:サクラ
種族:器用なライオン【雷】
進化階位:成長体
Lv:15
生命 : 450
屈強 : 64
堅牢 : 48
俊敏 : 68
器用 : 75
知恵 : 65
「今日はLv5も上がりましたね! 明日は目指せ、Lv20でやっていきましょう!」
ふふーん、なんだかんだで色々あったけど順調に育ってる気がする! もし上限Lvが20なら、明日には進化に必要なLvに到達出来るかも? うーん、まぁそこは実際にやってみないと分からない!
それにしても堅牢以外は意外とバランス良く上がってるんじゃない? 地味に遠距離攻撃に影響がある器用が高めなのも良いね!
「さて、次はスキルの一覧を表示です!」
今日は雷への適応進化とか、看破とか、略化とか、かなり便利なスキルが増えたもんね! 折角溜めてた進化ポイントはごっそり減っちゃったけども!
【所持スキルの一覧】
所持進化ポイント:14
《攻撃スキル》
屈強:『爪撃Lv2』『噛みつきLv2』
堅牢:『体当たりLv1』
俊敏:『連爪Lv2』
器用:『獅子咆哮Lv1』
系統外:『投擲Lv2』『振り回しLv1』『雷纏いLv1』『放電Lv1』
《補助スキル(アクティブスキル)》
俊敏:『疾走Lv1』
器用:『威嚇Lv1』『咆哮Lv1』
知恵:『識別Lv1』『看破Lv1』
《補助スキル(パッシブスキル)》
生命:『死亡還元』『捕食還元』
器用:『戦意の纏い』『衝撃波生成』
知恵:『夜目』『解析略化』
系統外:『遊泳』『跳躍強化』『麻痺耐性』
「あれ、意外とほぼ使い切ってた進化ポイントが増えてきてますね?」
全然ない気がしてたけど、いつの間にか14まで増えてるよ、進化ポイント! でも全体的にスキルLvはあんまり上がってないねー。うーん、体当たりとか振り回しはそろそろ上がりそうな気もするけど、使っていけばどうにかなるかな。
ミナト : ちゃんと敵は倒せてるし、看破を取ったのも無駄遣いって訳じゃないからねー。実況外のプレイでも進化ポイントは稼ぎやすくなったと思うよー!
富岳 : 早めに看破のLvを上げておきたいとこだな。まぁ使っていれば勝手に上がるが。
神奈月 : 丘陵エリアなら、見通しが良いから看破も使いやすいな。
「おぉ、そうなんですね!」
そっか、さっきまでの森と違ってここはかなり見通しは良いもんね。キツネさんみたいに、視界の外の草むらから急に現れる事も少ないはず! 看破には視界の良さは重要だー!
金金金 : こうして見てみたら結構スキルも増えてきたもんだな。
咲夜 : なんだかんだで遠近両用で戦えるようになってきてるよなー。放電で一気に幅が広がった。
ミツルギ : サクラちゃん自身が、マニュアル操作への適正も高かったしなー。
うふふ、放電を手に入れた事は本当にありがたかったよねー! これがあるのとないのとでは、かなり違った気がする! 何よりも単純に放電や雷纏いはどっちも気に入った!
「さてと、それでは今日はこの辺りで〆にしますねー!」
G : お疲れー!
ミナト : サクラちゃん、お疲れ様!
いなり寿司 : 今日も楽しませてもらった。
サツキ : サクラちゃん、お疲れさまー! 楽しかったよー!
「はい、お疲れ様でしたー! それではまた明日、同じ時間から開始しますねー! 模様替えは……明日は平日だから作る時間がないので、次の週末辺りに作ります! 皆様、ご視聴ありがとうございました!」
姿勢を正してお辞儀をしてから、今回の配信は終了! 配信終了のボタンを押して、これにて終わり!
<配信のアーカイブを保存しますか?>
もちろん保存なのですよ! そして今日探索した森のエリア名は『モンブランの森』にしたし、今回のサムネイルは樫の木同士が戦ってる様子のこれしかない!
<サムネイルを手動で設定しますか?>
えーと、これで樫の木同士が戦ってるスクショを選択して決定! ふっふっふ、樫の木はドングリをいっぱいくれたし、盾になって戦ってくれたもんね! 脚を引っ張ってきた方は知らない!
<配信のアーカイブを保存しました>
<保存したアーカイブへのURLを連携機能で通知しますか?>
これでアーカイブの保存は完了! もちろんSNSでの通知もやりますさー! いやー、何度かやってたら慣れてくるもんだね! うん、初めはさっぱりだったけど、この辺の操作はもう大丈夫!
<通知を送信しました>
さてと、これで配信終了の後の処理も終わり! それじゃ晩御飯を食べて、木の育成をやっていこー! その後にライオンでマップ解放もやっていくのさー! お腹空いたけど、今日の晩御飯はなんだろなー?
「今回の配信はここまでです!」
「サクラ、お疲れ様。さて、急ではありますが少しお知らせです」
「作者さん、お知らせってなんですかー?」
「週6更新から週5更新に変更します」
「え、なんでです!?」
「……あっちの自力での電子書籍化、作業時間が足りない」
「むぅ……原因はそれですか!」
「という事で、土曜の更新はなくなります! その辺はご了承ください!」
「……無理に電子書籍化する意味あるんです?」
「……大真面目に答えるなら、リアルでの金銭事情がね? 時間確保の手段としてはこっちの連載を止めるという手段も――」
「それだけはやめてください!? 私の存在が消えちゃう!?」
「という事で、2本連載しながら並行して自力で電子書籍化をしていくので土曜の更新は無くなりますがすみません! 詳細は活動報告にも記載していますので、そちらの確認もお願いします」
「うぅ……仕方ないですよねぇ……」
「ガチで書けなくならない限りは連載を止める事はしないから! さて、お知らせはこの辺にしておいて……次回は『第138話 サクラの呟き その4』です。お楽しみに!」
「そろそろ第4章も終わりですか?」
「後3話で、第4章は終わりだね」
「もう少しですねー!」