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お転婆に決定!

「キャラ路線を変えると決めたのはいいものの…」

一体どんなキャラになればいいのやら…悪役令嬢はもちろん無し。乙女ゲームだから恋愛が絡むのだろうから、恋愛対象にはならない感じで敵は作りたくないから誰からも好かれるキャラがいいな、友達としては好きだけど恋人にはしたくない……

「残念な美少女、とか??」

ニィナは美人だ。まぁ今は私がニィナだからすごい自画自賛なんだけど、でも美人さん。悪役令嬢ってきつい顔が定番だけど、ニィナは可愛い系…確か設定だと……えーと…。

やりこんだゲームだけど、なかなか思い出せずにもんもんとしてると、また突然に記憶が覚醒した。もしかして一気に思い出したら覚えきれないからちょっとずつ??親切設計ね…。

“ニィナ・キャメリア”

攻略対象が全員ヤンデレの乙女ゲームの悪役。主人公の恋路をあの手この手で邪魔するライバルキャラでどのキャラクターを選んでもバッドエンドでは必ず死ぬ。そりゃもう悲惨な死に方をする。

家の階級は二級、それもかなり位が高く主人公にする仕打ちは権力を振りかざしたもの。両親は一人娘のニィナを溺愛していて甘やかして育てた為にプライドが高くワガママ、全て自分の思い通りになると思っている典型的な悪役令嬢。ラスボスなのでいろいろチート、全属性の魔法の素質があり、魔力量もすごい。貴族としても優秀で文武両道……なのに誰もが嫌う悪女。どんなにすごくても性格が悪かったらね、ダメだよね。

容姿は金色の瞳に銀髪で髪の内側は金、腰下までのロングヘアーをすっごい盛ってる。身長は女の子からしたら高めだがボンッキュッボン。

「思い出せたのはこのぐらいかな?…二次元の設定ってすごい…将来はあんな…ぼいん…じゃなくてっ」

前世が残念だったから、容姿がいいのはうれしいわね…。ニィナの設定は思い出せた…じゃあ、どんなキャラでいこうかな??……残念って要素は必須、恋愛で死ぬからなるべく遠ざかりたいな、ニィナとは違う意味で手に負えない…

「お転婆!お転婆娘キャラでいこう!」

私は少々単純なところがありお転婆娘=恋愛対象にならないと思いそういう路線にキャラ変しようと決めた。ニィナのチートさを利用して、主人公の恋路を邪魔せず、バッドエンドならないように二度目の人生は幸せになる!…前世が不幸だったわけではないけど、若くして死ぬのはもう嫌だ。

「早速明日からお転婆化計画をはじめようっ」

考えがまとまり、今日はもう寝ることにする幼児だから夜更かしはダメ。さっきからぶつぶつと一人で喋ってたけど、小声ですからね。

若干長くなってしまった…。

キャラクターの設定はパッと思いついたものを書いているのできっといつか直したくなるでしょう。

この小説にはオリジナルの設定がちらほら出てきます。

階級

一級→王族

二級→貴族(伯爵でも侯爵でも貴族なら二級。上下関係はある)

三級→そこそこ裕福な家(貴族と平民の間が三級。人生選択が一番楽かも?)

四級→平民(一番多く、身分が低いので苦労する四級。健気に生きて)


二級までなら努力すれば階級が上がるし、なにかやらかせば階級を下げられたりする。


(忘れそう)

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