挨拶を交えて!
だいぶ修正して変わりました!
ドアに手をかけて部屋から出てみると…パーティーをするため飾り付けされた廊下、元々すごい豪華な作りに加えて花やフリルなどで飾り付けされてなお……てか、廊下広すぎない?横に何人並べるのかしら…現代の家では一人二人すれ違えれる程度だから違和感を感じる。だけど見覚えはある、だって昨日まで普通に過ごしていたんだから……どこをどう進めばどこにつくのも分かる、よかった記憶が混ざってるわけじゃないわ、違和感を感じはするけど部屋で無駄にワクワクしちゃった感がする……。
「あらお嬢様、おはようございます。」
「おはようジェーン」
とりあえず廊下を進めはパーティで使うだろう高級そうな食器を運ぶ使用人と軽く挨拶を交わして、今の両親の場所を聞く。パーティーの会場になるだろうこの屋敷で1番広い部屋で待っているを言われたのでそのまま向かう。早く両親の顔を見たい…そう思って。まだ幼いからかしら?さっきはワクワクしすぎたなんて思っていたけど今度は理由もわからず不安を感じはじめる自分がいる‥前世の記憶が戻り考えは十八歳になってはずなのに……いや、ここは現代じゃないみたいだし今までの常識なんて通じないか…ここは現代とは違いすぎる、気にしないほうが無理ね相当単純で呑気じゃないかぎり…そんな考え事をしながら歩いていくと目的の部屋についた、そこには聞いていた通り今の両親と…
「…ベリィ??」
「ニィ!」
そこにいたのは今の私の幼馴染であるベリエル…生まれた頃からずっと一緒で一つ年上だからお兄さんのような大切な人。ベリィというのは私がつけた愛称で彼はニィと呼んでくれる、まるで猫ね??まだパーティーの時間じゃないのにもういるなんて、ケーキが待ち遠しいのかな?なんて、考えているうちにベリエルは私に近づいてきた
「ニィ!おめでとう!」
「ありがとうっ!にしても早いね?」
「ニィの誕生日だからな!」
ベリエルは元気ね、まるで自分の事のようにはしゃいでるそんな様子を見たら私もワクワクしてきた……にしてもベリエル…どこかで聞いたような見たような‥幼馴染だから頻繁に顔を合わせるけど、そうじゃない…デジャブ?ってやつかな…もっと前から知ってるような……そう前世から…
「あらあら、先を越されてしまったわ」
また考え込む私の意識を戻してくれたのは今の母…お母様の一言。確かにベリィが今日一番の「おめでとう」をくれたから、親としては…って感じかな?ニィナを大切にしてくれる親だものね
「ぇっと、ごめんなさい??お母様、お父様、おはようございます。ニィナは六歳になりました!」
両親の元へ行き、ドレスの裾を軽くつまみお辞儀をする…なんかお姫様みたい…これも慣れた動作で身に染み付いているのに違和感だわ。
そして姿勢を戻し両親の顔をみれば…うん、大丈夫だ両親だ。六年間みてきた私の、ニィナの両親…若々しい美男美女の夫婦……そんな両親にもデジャブを感じる…どこかでみた…きっと今感じている違和感は大切な事なのだろう…でも思い出せなくてモヤモヤする…。
「今日のニィナはすごくお姉さんね?ふふ、おはよう。そしておめでとう」
優しい微笑みを私に向け頭を優しくなでるお母様…昨日までの私ならきっともっとはしゃいでいるだろう六歳の女の子、誕生日でパーティーをするなんてとっても楽しいことだもの。でも記憶のある私は冷静さがある。……楽しみじゃないって言ったら嘘になるけど!このモヤモヤが気になる!
小説を書くのは難しいですね…頑張ります!