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33歳 ゴッチ―先輩
「高校生の頃、ここでバイトさせて貰いました」
TVを付けるとゴッチー先輩が出演していました
地元のローカル番組がラーメン店を紹介しようとしたらゴッチ―先輩が店に入ってきたそうです
そこでアナウンサーたマイクを向けるといつもの笑顔でゴッチ―先輩が喋っていました
「特にまかないのチャーハンが絶品なんですよ
お客に出せない自家製のチャーシューの端をこれでも!?ってくらいに入れます
三人前くらいは軽く行けますね」
ラーメン店特集なのにチャーハンを絶賛するゴッチ―先輩
あらゆるところに喧嘩売ってますよね
私の身体のここくらいまで『まかないチャーハン』で作られていますよね
と言いつつ脚先から胸当たりまでを指さしていました
あとはと言いながら胸元から頭のてっぺんまでを指して
「このあたりは売り物にならない皮がちょっと破れた餃子ですね」
と言う始末
番組のスタッフやプロデューサーは頭を抱えていることでしょう
空気を読まないというか、あえて空気を読まないゴッチ―先輩らしいです
将棋で勝つには相手の意表をつくのが有効です
そんな悪癖?を常日頃からやっているからこうなるんですよ
20手先を読む女流棋士の魂はどうなったんですか!?とツッコミたい気持ちでいっぱいです




