表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
49/89

30歳 将棋姉妹

「ゴッチ―です」


「ハッチーです」


「「二人合わせて将棋姉妹です」」


どこかの芸人の挨拶をパクってみました





<シーン>


会場の空気が凍りました


付け焼刃のお笑いコンビは受けなかったようです(汗)





いえね先輩の後藤歩美倉敷籐花とのペアの仕事がきたんですよ


某大会のイベントの大盤解説です


あと、指導対局とサイン会ですね


と言う訳で大会最初の方で挨拶をすることになりました




二人顔を突き合わせて挨拶を考えました


それが冒頭のシーンです


見事に滑りましたね




まあ当然です


将棋しかしてこなかった人間がどこかのタレントのようになれる訳ありませんものね





「ここは謝った方がいいのかな、蜂屋後輩」


「あやまるべきでしょうね、後藤先輩」


「「すみませんでした」」


二人そろって頭を下げました





会場からはクスクス笑い声が聞こえてきました


どうやら受けたようです



しかし何が受けるのか判りませんね




「いや~見事に滑りましたね」


「そうですね」




「あれだけ二人で研究会をしたのにね」


「ええ全然無駄でしたね」




「まあ挨拶だったら滑ってもいいですけど将棋では洒落になりませんよね」


「でもゴッチ―先輩はこの前の対局で滑りまくりでしたよね」



「あ~言わないで!黒歴史なのよ~~~~っ!」


ゴッチー先輩の定番の自爆ネタがさく裂したため会場はクスクス笑いが広がっていた




笑いを取るためなら自爆も辞さないその姿勢


そして学生時代から現在までの貧乏ネタ


人一倍逆境なのに笑顔を見せ続け決して不機嫌な顔を見せないその根性


ゴッチ―先輩は意外と将棋ファンから好かれていた




まあ市内の食べ放題や大盛りの店に行くと大抵いるゴッチ―先輩


地元出身の会いに行けるアイドルとして別な意味でも好かれていた



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ