17歳 後藤歩美女流棋士爆誕!
「わたし、女流棋士になります!」
ゴッチー、もとい後藤歩美先輩が研修会の幹事の先生に宣言しました
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仲間の新しい門出に皆が拍手しています
でも私は知っている
やっかいなライバルが女流棋士に行ったので嬉しがっている人間が数人いることを
ゴッチ―は三矢香の2つ上の先輩です
将棋が結構強くて奨励会にいくんじゃないかと思われていました
でも本人曰く
「家がビンボーだから奨励会にはいけない」
だそうです
そりゃそうですよね
都内や大阪市内在住ならいざしらず、名古屋ですものね
名古屋には一応、研修会がありますけど、ただそれだけです
奨励会に入って対局のため隔週で大阪まで行くとなるとお金がかかります
四段になれるのはお金持ちの家の子供だけです
中学の頃は新聞配達をして、高校になったらラーメン屋でアルバイトしていたゴッチーには逆立ちしたっていません
どんなに将棋が強くても、です
昔ならば内弟子になって師匠の家に住み込みで働くってのがありました
家事や雑用をするので住まわして貰うというやつです
まあ令和になると他人を住まわそうなんてのは非常識になったので廃れましたね
個人主義もここに極まり、ですね
良かったのか悪かったのか
どっちでしょうね
話を戻しますね
研修会の規定によりゴッチーは女流棋士になる資格を得ました
B2級になるとってやつですね
でも女流棋士のお給料は少ないです
年100万円
主婦のパート並みとはコレ如何に?
女流棋士アルアルですね
まあイベントのゲストだとか指導対局だとかでなんとか暮らせるんですよね
一番の就職先は結婚です
これも女流棋士アルアルですね
でも勝ち続けると着物を着て対局するように圧力がかかる
そんなお金がどこにあるというのですか!?、と発狂するのですが聞いてくれないというのもアルアルです
アレだけ薄給なのに見た目重視で着物をレンタルしてでも着てこいとか無茶いいますよね
そんなんだったら賞金やら対局料をもっと増やしてと言いたいです
・・・見捨ててタレントになる女流棋士がいるのも当然ですね
ゴッチ―も結構なやんだそうです
このまま高校を卒業した後は就職した方が良いのではないか、と
浮き沈みの激しい山師のような仕事をするくらいないら中小企業でOLやった方が長い目で見て得かもしれない
真剣に考えたそうです
まあ結局は女流棋士を選んだそうです
自分の好きな事を仕事にするという誘惑には勝てなかったようです
・・・笑えない現実ですよね
売れない芸人を支える妻のような存在がいればいいんですけど、そんな奇特な人はいません
いやいる方が怖いですよね
夢だけでは食べていけない
昔から言いつくされた言葉です
それでも明るい未来を夢見て夢に向かって行く人は絶えません
とりあえず頑張れ?
エールだけは送っておきましょう
なにせ私はまだ高校二年生です
人生に語るなんてまだ遠い未来なんです
忠告なんて夢のまた夢
せいぜいがエールを送るのた関の山です
ああ高校の将棋部の仲間から教えて貰った言葉を言ってみましょうか
ふっ、認めたくないものですね、若さゆえのあやまちというのは




