ルイスと共に
マルロー家に滞在中は毎日ルイスの朝稽古の見学をした。
普段とのギャップが堪らなくカッコいい!
弟のラウールとも仲良くなった。
一緒に花の世話をしたり、馬術を教えてもらったがセンスがないようでポニーを勧められた。赤い毛並みのポニーが可愛いくて毎日世話をしたらポニーとも仲良くなった
「マルロー家は楽しいですね!皆さん優しいですし」
「そうか…楽しいだけではないんだけど…今から怖い思いをさせると思うと心が痛いんだけど、何年に一回は襲撃があったりするし、怪我人で溢れかえる時もあるんだよ…血生臭くなるし下手したら死人も出る」
悔しそうな顔をするルイス
「そうでした…すみませんマルロー家は国の砦ですものね」
しゅんと落ち込むリージア
「いや、楽しい時は楽しくが我が家のモットーなんだよ。辛い時も明るくしてないと辛くなるだけだから、ごめんね。こんな物騒な家に嫁いできて欲しいなんて言って、でもリージアと居たら僕はなんでもできそうな気がするんだよ。今以上に強くなるから一緒にいて欲しい」
優しいが切なそうな顔をするルイスがなんとも言えず色っぽい…
「一生ついて行くって言ったでしょ!もうね、マルロー家は私のおうちでもあるんでしょう?お部屋もあるんだもの!」
「王宮にもあったでしょ?」
はっ!あった!そういえば私物はどうなっているのだろう…置いたままだ。お気に入りの本やぬいぐるみ…
王宮にあったらルシアに見つからない為安心して置いていた。お気に入りの物は王宮に隠してあったのだった
「なんで、無言なの?」
寂しそうな顔をするルイス
「ごめんなさい、王宮にもお部屋あったなって思って…」
申し訳なさそうに謝るリージア
「嫌な事を言った僕が悪い。自分の家と言ってくれて本当は嬉しい」
「うん、それは本心だから…私はルイスさんが初恋だから」
「えっ!」
「なに?」
「それが本当ならすっごく嬉しい」
「だって、婚約していたけど好きじゃなかったし、それ以外の男性に恋心とかなかったもの、お兄様しか男性は周りに居なかったし」
「凄く、嬉しい!もう神に感謝します!リージアここ何ヶ月でもっときみの事を好きになった」
いつもなら照れる仕草をするのに真剣な目つきのルイスから目が離せない
「もうリージアなしでは生きていけない…すぐ結婚したいけど、卒業まで我慢する…あと一年少し」
リージアの両肩に手を乗せて悔しそうに言った
「好きすぎて。可愛くて困る」
「そんな事…言われたことがないから恥ずかしくて」
真っ赤に染まる顔
「リージア」
呼ばれてルイスを見ると顔が近くに寄ってきて、嫌なら止めてと言われたが嫌ではないので目を瞑った、ファーストキスだった
その後は恥ずかしくてルイスの肩に頭を預けた、手を繋がれたのでなんだか安心して
「幸せだね」
と呟いたら「うん」と言われた
遠くで護衛やメイドに見られていたようだがそんなの気にならないくらいに幸せだった




