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【揺花草子。】(日刊版:2021年)  作者: 篠木雪平
2021年03月
69/364

【揺花草子。】[#3330] 圧倒的没入感。

Bさん「もうすぐ F1 2021年シーズンも開幕しますよ。」

Aさん「んん、そうだねえ。

    開幕戦バーレーン GP は今月26日からだよね。」

Cさん「収録時点では各チーム続々と今シーズンの新車を

    発表し始めているタイミングね。」

Aさん「そうですね。ワクワク感が募りますね。」

Bさん「開幕前のプレシーズンテストはそのバーレーン GP が開催される

    バーレーンインターナショナルサーキットを舞台に

    この記事公開日から見て2日後の3月12日から3日間の日程で

    行われる事になっています。」

Aさん「うんうん。それも楽しみ。

    3日間しかテストがないって言うのはとても厳しいけどね。

    ドライバー1人あたり1日半だもんね。」

Cさん「そうなのよね。

    アロンソのような復帰組、サインツやリカルドのような移籍組も

    ある程度影響を受けるでしょうし、

    角田選手たちルーキードライバーにとっては特に影響が大きそうよね。」

Aさん「確かに。

    それを見越して1月2月には旧車でプライベートテストを

    実施したりはしてましたけれども、

    タイヤだって違うし、やっぱり今シーズンの実車への理解を

    深める機会が少ないのはちょっと辛そうです。」

Bさん「角田選手に関して言えば吸収の早いドライバーなので

    最初の数戦はきついかもだけど

    早晩慣れて中盤からは予選 Q2 上位に定着、

    なんなら Q3 にコンスタントに進めるようになってくれたら

    本当に素晴らしいなと思うけどね。」

Aさん「そうだね。期待したいね。」

Bさん「でね、F1 と言えばシミュレーター。

    ドライバーたちもオフシーズンやマシン開発の現場では

    シミュレーターで感覚を磨く事に余念がないわけです。

    ドライバーが自宅にそれなりに立派なシミュレータ環境を

    用意してたりもするよね。」

Aさん「うんうん。去年の e スポーツ戦なんかではそんな画もあったね。」

Bさん「ああ言うのって、目の前におっきなスクリーンがあって、

    あとステアリングとペダル類があって、って言う構成じゃない。」

Aさん「うん、そうだねえ。

    スクリーンが横に長ければ長いほど

    ドライバーにとってはリアルになるんだろうね。」

Cさん「チームがファクトリーで構築しているシミュレーターは

    マシンのカットモデルみたいな筐体で

    ドライビングに合わせて筐体が傾いたりもするようなものもあるみたいよ。」

Aさん「おぉ・・・それは本格的なやつですね。」

Bさん「それでも、やっぱり映像は目の前のでっかいスクリーンに投影されるわけで、

    スクリーンの外側が目に入っちゃったりすると

    没入感を削がれる事にもなるでしょう。」

Aさん「うーん・・・そうなのかな。」


Bさん「ヘルメット型の VR ゴーグルとかにすれば

    よりリアルになるんじゃないかと思うんだ。」

Aさん「それは確かにすごそうだけど!!!」


 そう言うのやってるところはないのかな?

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