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【揺花草子。】(日刊版:2021年)  作者: 篠木雪平
2021年02月
52/364

【揺花草子。】[#3313] ドキュメント2.14 #8

Cさん「フルーツタルトって言うチョイスはさすが阿部さんって感じね。

    できない子ほど可愛いってさえらい人も言ってるわよね。」

Aさん「そんなキボウだらけの Everyday みたいな感じなんですか。」

Bさん「でも阿部さんのいいとこなんて朝まで話せる気がしない。」

Aさん「ワンダー!!!」

Cさん「結構いつもご厄介になっているタルト屋さんのよね?

    朝イチで取りに行ったのかしら?」

Aさん「そ・そう言う事です。あんまり混み合う前に行きたかったので。」

Cさん「なるほどねえ・・・。

    確かに今年はこれしかないって感じね。

    合わせ技の黄金井パフもこれしかないって感じだものね。」

Aさん「ど・どうも・・・。」

ナカP「それじゃ、次は女子チームのターンと言う事で?」

Cさん「あらあら随分急かしてくれるじゃない。

    阿部さんが用意してくれたタルトを味わう暇も与えないって事?」

ナカP「え、いや、そう言うわけじゃないですけど、

    せっかくならと思って・・・」

Cさん「大変な事になると思うわよ?」

Aさん「た・大変な事・・・とは・・・?」

Cさん「まあ端的に言って阿部さんはブタ箱にブチ込まれる事になるわね。」

Aさん「なにがどうなったらこの流れでブタ箱行きになるんです!!?」

Cさん「じゃあまあ、いやしんぼの男子たちをなだめるためにも

    私たちのターンと行きますか。ね、ブリジット。」

Bさん「えぇー・・・。はい・・・。」

Aさん「(めっちゃ乗り気じゃない・・・)」

Bさん「じゃあ取って来るね・・・。」


    ガチャっ


Aさん「なんであんなに急にテンション低いんです・・・?」

Cさん「阿部さんのせいじゃない?」

Aさん「なんで!!?」

ナカP「ぼくは何となく察しがつくけど・・・」

Aさん「えっ何ですか!?

    ぼく何しでかしちゃったんです!? ブタ箱なんです!?」

Bさん「・・・おまたせ・・・。」

Aさん「おっおぉ・・・。」

Bさん「今年はこれしかないでしょと思って。」

Aさん「えっ? あっ・・・まさか・・・!」


Bさん「季節のフルーツタルトです。」

Aさん「(被った!!!!!)」


 痛恨。

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