【揺花草子。】[#3302] 段取りが重要。
Bさん「今日は2月10日。
二兎を追うニートに得られるものなど何もない。と言う日です。」
Aさん「ニートに対して当たりキツくない?」
Cさん「ウサギを追う事を仕事だと言えばニートからは脱却できるわ。」
Aさん「ウサギを追う仕事って何ですか。猟師ですか。」
Bさん「ハンターじゃない?」
Aさん「ウルクスス的な!?
それは仕事にはできないと思うよ!?」
Bさん「ともかく、二兎を追う者は一兎をも得ずと言う
有名なことわざです。」
Aさん「うん。」
Cさん「実はこれってもともとは英語のことわざだったんですって。
それを日本語に翻訳してこの表現になったと言う話よ。」
Aさん「え、そうなんです?
それは知りませんでしたねえ。」
Bさん「2つの事を同時にやろうとしても結局どっちもうまく行きませんぜ。
ハーレムエンドを目指そうと思ってもそれ以外のキャラの爆弾が爆発して
女々しい野郎どもの歌を歌う羽目になりますぜ。と言う意味だよね。」
Aさん「何めき何リアルだよ。
そもそもハーレムエンドとかないだろ。」
Bさん「ともかく一挙両得を狙おうと思ってもそう事は簡単じゃないとの
警句であるこのことわざ。
同じ意味のことわざとして『虻蜂取らず』と言うものもありますね。」
Aさん「ああ、うん。」
Cさん「アブを捕まえたと思ったらハチだった、ハチだと思ったらアブだった。
結局望む結果を得られなかったと言うやつよね。」
Aさん「そう言うやつではないのでは?」
Bさん「まあでも、しばしば言うように、
物事にあたって適切な準備をする事こそが何より肝要であるとぼくは考える。
その意味では、2羽のウサギを同時に狙ってどちらも取り逃がすとか
アブとハチを両方狙ってどっちも得られないと言うのは
結局のところは戦略上のミスを示唆するものなのではないだろうか。」
Aさん「えっ・・・なに、それはつまり、もっとうまいやり方でやれば
2羽のウサギも得られただろうし
アブもハチも捕まえられただろうと言う事?」
Cさん「その通りね。
なのでこれらのことわざは裏の意味としては
欲をかいて場当たり的な戦術で臨んだ事を諫め
物事にはしかるべき準備が必要だと言う事をほのめかすものが
あるのじゃないかと思っているわ。」
Aさん「いや・・・まあ・・・そう言う警句と捉える事も
まあできましょうが・・・。」
Bさん「アブハチトリストの育成の折には
この点を忘れないで欲しいよね。」
Aさん「アブハチトリストって何?」
アブハチトラーズと言うチームで活動している。




