【揺花草子。】[#3300] 愛ゆえに。
Bさん「親バカってあるじゃない。」
Aさん「あぁ・・・」
Cさん「うちの子は世界一可愛い美少女だと思うわ。」
Aさん「ここぞとばかりに親バカ発言!!!」
Cさん「でも世界一はちょっと言い過ぎかしら?
せいぜいこの現場一ってところかしらね?」
Aさん「そりゃこの現場には少女は1人しかいませんからね!?」
Cさん「いやねえ。女はいくつになっても少女にだってなれるのよ。」
Aさん「わけのわからん事言わないでください!!!」
Bさん「阿部さんだってもう良いトシしてるくせに
心も収入も少年じゃない?」
Aさん「そんな事はないけど!!?
少なくとも収入は少年並みではないけれども!!?」
Bさん「まあとにかく親バカと言う特性。
辞書的な定義で言えば、我が子を過度に可愛がる親の思考や振る舞い
って感じになりますよね。」
Aさん「まあ、うん。」
Bさん「どうなんですかね、
世の中の親御さんは多かれ少なかれ親バカなんですかね。」
Aさん「いやー・・・ぼくは人の親になった事はないからちょっとなんともだけど、
そのあたりはカトリーヌさんに訊けばいいんじゃない?」
Cさん「この私に尋ねる事で世間一般の常識が量れるとでも?」
Aさん「あっ・・・いや・・・。確かにそうですね・・・。
ぶっちゃけカトリーヌさんに世間一般の感覚を問うのは
割と筋が悪い感じしますよね・・・。」
Cさん「その言い方はちょっとカチンと来るわねえ。
まるで私が常識を弁えていないみたいじゃない。」
Aさん「いや、そう言うわけではなくて、何と言うか、
カトリーヌさんはそう言う世間一般の常識を
軽く踏み抜いていく感じがあると言うか・・・」
Bさん「はっきり傍若無人だと言えば良いのに。」
Aさん「それは完全に悪口だろ!!」
Bさん「ま、ともかく、おそらく結構世の中にたくさん
いるであろう親バカの皆さん。
一方阿部さんはどうだろう?」
Aさん「え、ぼく?
さっきも言ったけどぼくは子供を持った事はないし、
親バカの資質があるかどうかはちょっとまだ分からないかな・・・。」
Bさん「まあ、それはそうだろうね。」
Aさん「んん。」
Bさん「阿部さんは親バカって言うか
阿部クズだもんね。」
Aさん「大変な暴言を投げかけられてるよ!!???」
罵倒しているわけではないらしい。




