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【揺花草子。】(日刊版:2021年)  作者: 篠木雪平
2021年12月
364/364

【揺花草子。】[#3626] 年の瀬に寄せて。

Bさん「あれですよ今日は大晦日なんですよ。」

Aさん「んん、おぉ。そうだね。」

Cさん「阿部さんは今夜もカップそばかしら?」

Aさん「何ですかダメなんですか。」

Bさん「たまには卵を1つ落としたり刻みネギを乗せるだけでも

    だいぶ違うんじゃないかな。」

Aさん「えぇー・・・うーん・・・。」

Cさん「卵とかネギとか戯れに買っちゃうと

    余ったぶんの処置に困っちゃうのよね。

    一人暮らしあるあるよね。」

Aさん「いやっ・・・まぁー・・・。

    (言い方腹立つけど実際そうだしな・・・)」

Bさん「そんな時はお正月から卵丼とかにすれば良いんだよ。

    お惣菜の焼き鳥とか温めて乗せてかんたん鶏丼なんてのも良いよね。

    ご飯さえ炊けてれば5分もあれば準備できるよ。」

Aさん「あぁー・・・はぁ・・・。」

Cさん「(面倒くさい感たっぷりね・・・。)」

Aさん「まあ・・・気が向いたらね・・・。」

Cさん「ブリジットが作りに来てくれるならと仰せよ。」

Aさん「そう言うつもりでは決して!!!////」

Bさん「いや正直この程度の事で

    未成年の少女を家に連れ込もうとするとかちょっと

    正直引きますね・・・。」

Aさん「だからそんなつもりじゃないって言ってるだろ!!!」

Cさん「もっと数日前から言ってくれれば

    ちゃんとしっかり時間をかけてお正月休みの間中ぶんの

    おせち料理の用意もできたのにと仰せよ。」

Bさん「そう言う意味ではなくって!!!////」

Aさん「いやカトリーヌさん何で事ここに至ってそんな

    思い出したようなブチ込み方をして来るんです・・・?」

Cさん「嫌な言い方しないで欲しいわ。

    10回目のお正月を迎えようかと言うこのタイミングに至ってもなお

    何一つプログレスを刻めていない2人を何とかしようと言う

    ささやかな親心よ。」

Bさん「押し付けがましいなぁ・・・。」

Cさん「もう少し煽っていこうと思って。

    主に私の楽しみのために。」

Aさん「自分の利益のため!!!」

Cさん「いや今のは冗談よ。

    11年目を迎えても依然として浮揚の風を掴めないコンテンツの

    未来を考えての采配よ。」

Aさん「えっ・・・えぇー・・・。」


Cさん「今思いついたんだけどね。」

Bさん「年末まで適当すぎない?」


 来年もよろしくお願い致します。

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