【揺花草子。】[#3622] THE BIRTH OF。
Bさん「昨日に引き続き F1 2021 年シーズンの話。」
Aさん「んん。」
Cさん「昨日はフェルスタッペンが見事ドライバーズタイトルを取得して、
ホンダ最終年に有終の美を飾ったと言う話をしたわね。」
Aさん「でしたねえ。
あと来年のマシンの話もしましたね。」
Bさん「まあ言っても来年のマシンの話をすると
鬼の形相のシュタイナー組長が笑うかも知れないけど。」
Aさん「いや組長けっこうシーズン前半から来年のマシンの話してたよ?
何なら今年は捨てて来年に賭けるってシーズン前に言ってたよ?」
Bさん「ハースチームは今年は新人2人と言う
難しいラインナップだったけれども、
今日は2021年シーズンもう1人のルーキーであるところの
角田選手の話をするよ。」
Aさん「んん。おぉ。」
Cさん「最終戦、超スプリントレースとなった最後の1周で
4位にポジションアップした走りは見事だったわよね。」
Aさん「そうですねえ。あれは胸が熱くなりましたよね。」
Bさん「胸が薄くて悪かったなっ!」
Aさん「その厚いじゃないからね!?」
Cさん「でも超スプリントレースと言えば
アゼルバイジャン GP もそうだったわよね。
あの時は角田選手はリスタートで順位を落として
ポイントはゲットしたものの悔しい思いをしたわ。
今回はその時の悔しさを晴らしたと言えるんじゃないかしら。」
Aさん「おぉ。確かにそうかもです。」
Bさん「第1戦バーレーン GP でいきなり9位入賞と言う
鮮烈なデビューを果たしたけれども、
その後第2戦エミリア・ロマーニャ GP でのクラッシュ以降
なんだかパフォーマンスが低下基調。
ようやく上向いてきたのはシーズン終盤だったよね。」
Aさん「確かに。中盤は Q1 落ちも何度かあったし
大丈夫かなって思ってたけど、
アメリカ GP ぐらいからでしたっけ、調子が上がって来て
コンスタントに Q3 に進めるようになって来て。
でも決勝ではなんだか不運に付きまとわれて
なかなか入賞に至らずでした。」
Cさん「そんな中で迎えた最終戦、
角田選手は FP1 から好調、チームメイトのガスリーを
上回るタイムを刻み続けたわ。
予選でも Q2 敗退を喫したガスリーに対して
ミディアムタイヤで Q3 進出、
決勝でもさっき話した最終ラップの目覚ましい走りで
表彰台まであと一歩と言う4位フィニッシュ。
これまでの評価を覆す見事な走りを見せたわ。」
Aさん「そうでしたね。
終わってみれば結局全セッションガスリーを上回りましたもんね。」
Bさん「DAZN さんでは角田選手の1年を振り返る
ドキュメンタリーの配信も始まって来ているし、
経験を積んだ2022年はさらにチームメイトに迫り時には上回る、
あわよくば2,3回は表彰台に乗るくらいの活躍を見せて欲しいよ。」
Aさん「んん。確かに。
唯一の日本人ドライバーとしての活躍に期待しちゃうね。」
Bさん「そうすれば角田市も鼻が高いよね。」
Aさん「だから角田市関係ないからね?」
読み方が違うんだっての。




