【揺花草子。】[#3275] ひとつの終局点。
【揺花草子。】[#3275] ひとつの終局点。
Bさん「【揺花草子。】では感染症対策として
実況と解説を別ブースに分けてお送りしています。」
Aさん「DAZN さんかな?
別にブース分かれてないよね?
同じ収録ブースに詰めて収録してるよね?」
Cさん「心の距離の話よ。」
Aさん「イヤな言い方しないでください!!」
Bさん「そう言うのに噛み付いてくる勢のために一応弁解しておくけど、
確かに1つのブース内での収録ではあるけれども、
けっこうな前からお互いの間には例のアクリル板的な仕切りが
置かれているよね。」
Aさん「ん・・・おう。」
Cさん「あと収録時はマスクもちゃんとしているわね。
そう言う意味ではちゃんと配慮しているわ。」
Aさん「まあ、そうですねえ。」
Bさん「1回収録終わるたびに毎回アルコール消毒もしてるよ。
主にぼくが。」
Aさん「っっっ。」
Cさん「阿部さんもお客様気取りかなんか知らないけど
少しぐらい自分の場所の衛生管理に努めて欲しいわ。」
Aさん「いっいや・・・!!!」
Bさん「(それはそのままママンにも言ってやりたいんだけど・・・)
ま、それはそれで良いよ。
ここで言いたいのは、
こうやって顔を突き合わせながら収録するスタイルは続いているけれども、
それでも可能な限り十分対策はしてますよって話だから。」
Aさん「ふむ。まあ。」
Cさん「だったらいっそリモートで良いじゃないとは思うけれどもね。
技術的に困難なところなんて何もないわけだし。」
Aさん「まあ・・・ただ会話してるだけですからね・・・。
ビデオ会議で良いんじゃないかって気はしますよね・・・。」
Bさん「でもそうしたら超絶インドア派の阿部さんは
完全にお外に出る用事がなくなっちゃうでしょ?
一人ロックダウン状態になっちゃうでしょ?
家の中にいるのに無人島で1人ぼっちみたいな感じに
なっちゃうに違いないよ。」
Aさん「そんな事もないけど!!
少なくとも買い出しには出るし!!!」
Cさん「その辺だって全部例のデリバリー的なアレを使えば
外出の必要性はなくなるわよね。」
Aさん「それは・・・まあそうですけど・・・。」
Bさん「こんなふうにして、物理的な接触がどんどん失われていくと言うか、
必要性が薄らいでいく事になるわけですよ。
まあ今回のこれは望んでそうシフトして来ているわけではないけれども、
それでもそう言う方向に進んでいる。」
Aさん「うーん・・・。」
Bさん「人類が肉体を捨て
精神だけの高次存在に変革を遂げるのも
そう遠い事ではないかも知れないね。」
Aさん「それはものすごい段数の
階段を飛ばしたんじゃないかな!!???」
違う形のウィルスが脅威となる。




