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【揺花草子。】(日刊版:2021年)  作者: 篠木雪平
2021年05月
120/364

【揺花草子。】[#3382] レッド・スペシャル。

Bさん「5月でございます。」

Aさん「ございます?」

Cさん「『おさかなくわえたフフフフ~ン♪』って続くわ。」

Aさん「危ない!! そう言うの危ない!!!

    カトリーヌさんそれはいけません!!!」

Bさん「ぼく的には『薗部でございます』の方だったんだけど。」

Aさん「それはそれでどうなんだろうかと思うけど・・・。」

Bさん「でも攻撃の時の『フォークが火を噴きますよっ』の『よっ』の部分が

    たいそう可愛いよ。」

Aさん「あぁ・・・『きらファン』の話・・・。」

Cさん「阿部さんは★5薗部さんを引けてないだろうから

    分からないかもだけどね。」

Aさん「分かりませんよこんちくしょう!!」

Bさん「ま、とにかく5月。

    さすがにこの時期は朝晩冷え込むと言うほどの事もないし、

    日中もまあちょいちょい真夏を思わせる暑さになる日はあれども

    概ね温暖な気候の頃合いだし、

    1年で一番過ごしやすい時期と言えるかも知れないよね。」

Aさん「まあ、そうかもね。だからこそ行楽に好適って事もあるし。」

Cさん「過ごしやすすぎてまともに過ごせないわよね。」

Aさん「少し古めのネタ引っ張って来ましたねえ。」

Bさん「そんな5月と言えば季節性の流行疾患として

    5月病に気を付けなければいけません。」

Aさん「そんなインフルエンザみたいな言い方しないで?」

Cさん「でもどうなのかしらね。

    元々5月病って言うのは大型連休明けの憂鬱な気持ちや

    春からの新生活により気疲れを強いられた結果

    だるさを感じると言う事を指す比喩表現じゃない。」

Aさん「え、ええ、まあ、そうですねえ。」

Cさん「昨日や一昨日も言ったけれども、

    この時期にまとまったお休みを取ると言うのは

    もはや大勢ではなくなって来ていると思うし、

    そう考えると大型連休明けの憂鬱って言うのは

    メインストリームとは言えなくなるんじゃないかと思うわ。」

Aさん「あぁー・・・どうなんですかね・・・。」

Bさん「まあ、それはそれですわ。

    ともかく5月病。

    メイ・シンドローム。」

Aさん「英語で5月病の事『メイ・シンドローム』って言うの?

    直訳にも程がなくない?」


Bさん「主な症状は

    コインでギターを弾いたり

    天文物理学の研究をしがちになる。」

Aさん「ブライアン!!???」


 唯一無二の存在。

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