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【揺花草子。】(日刊版:2021年)  作者: 篠木雪平
2021年04月
103/364

【揺花草子。】[#3365] 話がずれる話。

Bさん「今年は桜がだいぶ早いみたいじゃないですか。」

Aさん「あぁ、うん、そうみたいだね。」

Cさん「なんでも私たちの住むあたりでは満開の予想が3月31日だそうよ。

    3月中に満開なんてちょっと衝撃よね。」

Aさん「確かにそうですねえ!

    例年なら4月の上旬にようやく開花ぐらいのペースなのに・・・。」

Bさん「晴れがましい気持ちでさくらちゃんの誕生日である

    4月1日を迎える事ができそうだよね。」

Aさん「さくらちゃんの誕生日だと言う事を殊更意識はしないけどな?」

Cさん「じゃあかおす先生の誕生日?」

Aさん「確かにかおす先生も4月1日生まれですけども!!!」

Bさん「とにかくいつになく早い桜。

    クロウカードで言う所の『ダッシュ』ぐらい早いです。」

Aさん「それは速さのベクトルが違うのでは?」

Cさん「『ダッシュ』はアニメオリジナルのカードだったわね。」

Aさん「あぁ・・・そうでしたっけ。」

Bさん「カードになる前の姿はフェネックみたいな小動物の姿なんだけど、

    ケガをしてしまったところを陸上部で短距離走の選手だった

    立花先輩と言う人に助けてもらったんだよね。」

Aさん「あぁ・・・そうだったね。」

Cさん「その鳴き声から『ピューイ』と名付けて

    ケガの治療をして、回復の世話をしてあげたのよね。」

Aさん「そうでした。ピューイ。」

Bさん「恩義を感じた立花先輩に『ダッシュ』はカードの力を分け与える。

    それによって記録が伸び悩んでいた立花先輩は

    急に記録が伸びるようになったよね。」

Aさん「そうだったねえ。でも・・・。」

Cさん「ええ。さくらちゃんも小狼くんもカードの力で記録が伸びても

    本人のためにはならないと考え、カードを封印する事を選んだ。

    立花先輩はカードの力を失ったけれども、それでも自分の前にあった

    扉をこじ開けた姿は彼女の将来の飛躍を予感させるものだったわね。」

Aさん「ええ。確かにそうでした。」

Bさん「ま、そんなわけで『ダッシュ』の回に登場した立花先輩。」

Aさん「うん。」


Bさん「この話数の立花先輩の

    『よかったねっ』って台詞が

    ちょうかわいい。」

Aさん「いや言ってることは分かるけども!!!」


 桜の話じゃなかったのか?

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