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激突!!とある2人 第3章 第19話

第19話です、正直に言って、2回に分ける必要なかったなこれ、まぁ時間がなかったんで、この手しかできないんですけどね。


リメイクを作るさえには1話にまとめもうと思います。

「どうした、その程度か」


ババババ!!


こっちの都合なんてお構いなしに久詩は弾丸を飛ばしてくる、銃声の音もこっちはヘッドホンで音割れポッター、を音量MAXで聞いてるみたいに聞こえる。


耳が良すぎるのも考え物だな。


だけど飛んできた銃弾を避けれるぐらいには運動神経が上がってる、前までそこまで早くは動けなかったけど…もしかしてこの能力進化してるのか。


「あ〜もう、どんだけ撃つんだよ!!」


「お前が相手だしな、俺でも能力がどれほどあるか理解してない、だが…そんな物関係はない」


「は?」


「お前は一定の能力しか使っていない、剣を呼び出す能力、引き金を引いた時に未来を見る能力、武器を強化する能力

相手の能力を奪う能力、ここら辺しかお前は使わない」


「何が言いたい」


「俺は自分の能力全てを使えこなせてない、使いやすい奴しか使わない、周りはお前の事を変幻自在のトリックスターとか呼んで居るが

俺からすれば変幻自在でも何でもない、ただのカモだ」


「好き勝手言いやがる、そんなに別の能力がお望みなら使ってやるよ」


俺は銃弾より素早く動き、外側にあるガードレールに触る。


あ、思ってたより熱い。


ガゴン!?


「その能力なら知っているぞ」


「あっそ!!」


能力でそのレール操り、久詩を拘束した。


だが拘束した瞬間に体を大量の蜂に変え、レールを避け、俺の真上で体を元に戻し、引き金に指をかけた。


「チェックメイ…」


「させるか!!」


俺は目を瞑り、さらに左の腕で目元を覆い、右手のひらから失明しそうな程の光を生み出す。


※ 暗闇を照らす光、3秒間光を生み出す能力、連続使用が可能で明るさは自在に操作可能。


「なに!?」


よし、まともに食らったな、このまま鎖で串出しに…


『何を望む』


「な、なんだ」


なんか今一瞬声が…


「どこ見てる」


ブゥゥゥウウウ!!


目を逸らした隙に久詩はチェーンソーを生成し、振り回してきた。


くそ…音がうるさい、こうなったら……


「バーナー」


俺はすぐさま後ろに下がり、突っ込んでくる久詩に手を向ける。


気体燃料、霧状液体燃料、微粉炭、を能力で生成しそれらと空気を混合させ、突っ込んでくる久詩を燃やす。


※バーナ、まぁ…色々やって火を起こす能力


「よしうまく言った」


この能力、地味に使い方が難しいんだよな、だからあまり使いたくなかったけど、成功してよかった。


だけど…久詩は止まらない。


「終わりにしよう」


「真琴さん!!本を開けて」


「え?本って…」


真琴さんは少し戸惑いながら、念のために渡しておいた本を開く、俺は全く同じ本を取り出し、その本を開き能力を使い本の中に逃げる。


※ブックゲート、本と本を繋げる能力、簡単に言うと『どこでもドア』の本バージョン。


「み、美穂さんが本の中から」


「ごめん驚かせて、これぐらいしか逃げる方法が無かったから」


真琴さんの近くならベストフレンドが発動する、この状態ならある程度はやり合う。


だけど…問題はあの声だ、光を生み出した時に聞こえたあの声、聞き間違いとかじゃない


普通に聞こえた。


廃病院から聞こえたけど…なんなんだ、すごいおどろおどろしい声と言うか、この世の物じゃない声と言うか、そんな声だった。


「さぁ、次はどうする、睡魔を操るか、蛙に変装するか、それとも…踊るか」


「なんでそんなに俺の能力を知ってるんだよ、俺ですらそこら辺忘れてたぞ、もう一瞬回って気持ち悪い」


「俺は今ネットそのものと一体化している、判断速度も速いし、ネットで検索しながら戦うことだってできる」


久詩はとにかく帰らそうとしていた、それが依頼と言っていたしな、そこは問題じゃない、問題なのは久詩の発言だ


『お前もいずれそうなる』


『お前らのためでもある、変に狂って自分を失いたくはないだろう』


だったか、変に狂って自分を失う、もしかしたら今回の犯人がその状態で、そうした真犯人がいる、もしかしてあの声がその真犯人だとしたら…


久詩はもしかして…


「解除」


俺はK(キャット)H(ハンティング)C(チャージ)を解除し、剣をしまう。


「なんのつもりだ」


「聞かせてくれ、この先に居る奴のことを」


「なんの話かな」


「聞こえたんだ、あの廃病院から、人ならざる者の声が、お前はアノ存在について知っているんだろ、だから人を近づけない」


「気づいたか、だがそれがどうした、俺は依頼通り廃病院に来た奴を追い返すだけだ」


やっぱり、あそこには変な奴が居るんだな、そんな変な奴が今回の事件の真犯人なのか。


「(久詩!?ヤツの反応が近づいてきます)」


「くそ…ゲームの続きが始まったか、なんでいつも不規則なんだ」


「ゲーム?」


「今回の事件を起こしたやつはゲームとしか思ってないんだよ、自分を見下す大人を殺すゲーム

その続きをするためにここを通る、だから早く帰れ」


「奴らがここに来るのか」


「だから帰れ」


「いや、俺は奴らを…」


「帰れってんだろ!!死にたいのか!」


久詩は怒りをあらわにしながら、俺に銃口を向けた、久詩は本気だ本気で帰らそうとしている、だけどここで帰ったら…どうにもならない。


『なかなか面白い』


「な、なに?こ、声が突然」


さっき聞こえた声が突然聞こえた、聞こえた場所がわからない、全方向から話しかけられたような、そんな感じがした。


それに…なんだこの感じは……


「まずい、くる」


『ハハハハハ!!お前達は何を望む』


さっきまで何も居なかった場所に、突然10人ほどの集団が現れた、その手には鏡が握られており、とある男の手には2つのアタックケースを持っていた。


ちらほら見たことある顔があるな、これがブラックチルドレンって言うことで間違いはないだろう、だけど…様子がおかしい。


それに、何か…いる、目には見えないけど、何かがそこに居る気がする、なんなんだ…これ


『望むまま…変えてやろう』

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