誤字報告って本当に難しいものですね
感想、メッセージに返信はいたしませんが、
内容にはすべて目を通し、真摯に受け止めております。
誤字報告は絶賛受け付けております!
特定の個人を中傷する意図はありません【重要‼】
題名の通り、誤字報告についてです。
なろうの作品を読んでいると嫌でも目につく誤字脱字。
作家さんたちのほとんどが今からプロを目指していたり、プロを目指す意思はなく趣味で書いている素人ですから、誤字誤用は仕方ないことです。
多くの作家さんは投稿前に自分なりに推敲して、ミスの無いようにチェックしてからネットにあげていらっしゃることでしょう。
しかし不思議なもので、第三者が見れば一目で気付く誤字脱字なのに、自分で見返した時には全然気付かなかった! ということはざらにあります。
読んでもつまらない、箸にも棒にもかからない作品ならそのままスルーしますが(こういうのはたいてい一頁に十も二十も誤字脱字だらけで訂正する気力もわかない)
読みごたえのある、今後に期待できそうな作品の中にちょこっと誤字脱字があると、妙に目についてしまうんですよね。
送り仮名の過多過少程度なら見飛ばしますが、意味が正反対になるような誤用だと
例) 借りを返す と 貸しをつくる
被虐趣味 と 嗜虐趣味 など
場合によってはストーリーの矛盾につながることもあり、ちょっとご報告しときましょうか、と思うわけです。
ただ、最近はこの「誤字報告」本当に難しいんですよ。
ごくたまにではありますが、ものすごい拒否反応を示される方がいらっしゃるんですね。
「誤字報告機能」を利用してご報告をして、後日続きを読みに行くと、誤字報告を受け付けない仕様に変更されていた、ということが時々あります。
以前どなたかが「誤字報告には誤字だけを訂正してくれ、余計な文言をつけて煩わせないでくれ」とエッセイで注意喚起していたように、「誤字報告機能」で訂正を理由の文章付きで投稿されるとかえって修正に手間がかかるので、対応のわずらわしさから誤字報告機能を閉じている作家さんは結構いらっしゃるようです。
こうなると昔ながら(笑)の感想欄「気になる点」での誤字報告となるわけですが、これは実は私はあまり好きな方法ではないのです。
何故かと言えば、感想欄での誤字報告は作家さんの手を確実に煩わせてしまうから、なのです。
感想欄に書き込まれた誤字を訂正しようとすると、作家さんはまずその誤字が何処にあるかを探すところからはじめなくてはなりません。
最近は感想も1話ごとに書き込めますから、前ほど訂正箇所を探す手間はかからないようですが、1話の分量が多い方はやっぱりたいへんなんじゃないでしょうか。
そしてマメな作家さんなら感想にはいちいち返信を書いてくださることが多いので、そのために余計な時間をとられます。
作家さんの貴重な時間はなるべく作品を書くために使って欲しいので、ちょこっとの誤字報告にご丁寧な返信をいただいたりすると、かえって恐縮してしまいます。
第一、感想欄は他の読者も自由に閲覧できますから、作家さんにも読者の皆さんにも失礼の無いように気をつけて文章を書かなくてはなりません!
文章力に乏しい私はこの点が一番のネックです!
そういう意味では「誤字報告機能」の実装は私にとってありがたかったのです。きちんと利用すれば作家さんの労力を最小限にしてご報告ができるのですから。
……今のところ、その威力が十全に発揮されているとは言い難いのは残念ですが。
まあ、ことほど左様に気をつけていても、ご報告が作家さんの気にいらなかった場合は感想もろとも削除の憂き目に合います。
いきなりブロックされたことも一度ですがありました。
そんなに失礼な事は書き込んだ覚えは無いのですが……評価点が満点じゃなかったのが悪かったのでしょうか?
「メッセージ」からご報告することもありますが、これはご報告すべき内容がデリケートな問題(宗教批判や差別的表現など)を含み、指摘する事自体あまり人目に付かない方が無難と思われる場合か、誤字報告も感想欄も閉じられて他に連絡のしようが無い場合に限っています。
私もめったにやらない「メッセージ」でのご報告。これが拒否されるとしたら多分いきなりユーザーブロック! だろうと思っていたのですが……
以前、誤字報告も感想欄も閉じられていたのでメッセージで誤字報告した作家さんの作品を読みに行きましたら、なんと活動報告で「誤字報告の全面拒否」という内容の文章が掲載されてしまいました。
曰く
「誤字報告を受け付けていないのに、なんで感想欄やらメッセージやら、他の機能を使ってまで誤字報告をしてくる奴がいるのか。そいつの気がしれない!(意訳)」
「誤字脱字等は(自分で)ゆっくり修正すると書いてるんだから(他人からの)誤字報告は不要なんだと察してくれよ(意訳)」
……察しが足りずどうもすみません、としか言えません。
読解力が無いもので、「後でゆっくりとでも修正するつもりがあるならとりあえずご報告しといても良いのかな?」と思い込んでました。
メッセージでのご報告はそんなに負担になっちゃいましたかねぇ……
誤字報告するからといって「お前のここが間違っているぞ、早く私の言うとおりに書き直せ!」と強要しているわけでもないのですが。
報告されること自体が作家さんのプレッシャーなんだと言われてしまえば、そこまで思い至らず本当に申し訳ありません、と平身低頭するしかありません。
誤字報告を受ける作家サイドの苦悩もわかるつもりでいます。
誤字を指摘されると「早く直さなきゃ」と思ってしまって、すぐに修正する時間がなくて後回しになるほど申し訳なく感じ、気になって仕方がない……真面目な方ほどそう感じてしまうでしょうし。
学校や仕事で忙しい合間をぬってやっと時間を捻出して小説書いてるんだ。自分が好きなものを、好きなように、好きな分だけ、好きなペースで書きたいんだ! という気持ちもわかります。
だから、誤字の対応に費やす時間がもったいない。ペースが崩れるしモチベーションが下がる。それが嫌だから誤字報告は受け付けたくありません! という主張ももっともです。
細かい誤字なんか見直すよりお話を進めること、完結させることを優先したい、というなら読者としてはむしろ大歓迎です。
せっかく見つけた面白いお話が、作家さんのモチベーションが下がってエタったなんて、本末転倒この上ない。
感想欄の書き込みに振り回されて、苦悩したり活動が停滞している作家さんもなろうにはたくさんいらっしゃいますからね。
感想やメッセージに返信をしない、というのも納得です。
誤字報告を受け付けていないのには意味があり、理由なく受け付けていないわけではない。
その主張、わかります。
ただ、そう主張なさるのでしたらその旨、どこかに明確に書いといてください。
私のように察しが足りない、行間読めないアホ読者のために。
自分や作品を守るための作家さんのご希望は尊重しますし、誤字報告や感想欄を閉じる程度で身勝手とも心が狭いなどとも思いません。
誤字報告は単なるご報告であって、批判や非難では無いのです。
作家さんの文章を否定したわけでも、貴重な時間を浪費させたりペースを乱したいわけでもなく、いずれ時間がある時に、作品を見直す気分になった時に参考になればいいかな? ぐらいの気分で報告しているだけなので。
まるでストーカーに張り付かれたかのような強烈な拒否反応を示されてしまうと、なんかもう、どうしていいかわからないというのが本音です。
誤字見つけちゃった私が悪いのか、と。
誤字報告も適当ではないんです。
さっと読んで、あれ? と思っても、自分の方が間違ってないか書き込む前に一応辞書を確認したり、訂正案が複数あるときはどれが最も適切か、前後の文章のつながりを読み返してみたり……
たかが誤字報告とはいえ人様のものした文章に意見するのですから、それなりに頭も気もつかってご報告するのです。
そこには作品への「思い」はあるわけです。
どうでもいい、面白いと思わない作品には、そもそも誤字報告なんてしませんよ、めんどくさい。
「次話を別作品に投稿している」「明らかに話が飛んでいる」「文章が途中で切れてて意味がわからない」など大きなミスの報告メッセージなら大歓迎!
誤字脱字程度は自分でやるから心配ご無用!
とでも、あらすじなり前置きなりにちょこっと書いておいていただけたら、お互いに無駄な時間を使わなくてすむわけですから。
趣味で自分の満足のためだけに作品書いているだけならそれで充分だし、もし商業作家を目指しているなら書籍化される際に担当編集者から、誤字報告機能なんて目じゃないほど、それこそ重箱の隅をほじくり返す勢いで修正されまくるでしょうから。
それさえもイヤ! 誤字もミスも一切報告無用! 人の作品にいちいち余計な口出すな!
……なんて作家さんはいないだろうとおもいますが、もしそんな人がいたら、いっそのこと評価ポイントも一切要らない設定にしていただけますと助かります。
下手にポイント入ってランキングが上がると、人目について余計報告される可能性が高まりますからね。
さっそく誤字報告いただきました。 ご指摘ありがとうございました!
誤字をネタに文章書いてるくせに間違えてました、恥ずかしい~(大汗)
今後も気になるところがありましたら、どしどしお願いいたします!
追記です。
感想投稿くださった皆さん、ありがとうございます。
誤字報告機能に関しては、思い切り使い方を間違えている方も多いので、閉じたくなる気持ちはわからないでもないのですが(苦笑)
例えば「誤字訂正は1センテンスにつき20文字以内」なんて設定ならば、文脈まるごと書き換えられてイラつく! なんて作者さんも減るかもと思いますしね。
それにしても、誤字脱字や単語の誤用を指摘されただけであれほどナーバスな反応をする作者さんたち、今後もそれで大丈夫なんでしょうかね。
趣味でただ書きなぐるだけな作者さんならまだしも、このサイトでしつこく評価を欲しがるということは、書籍化・職業作家を夢見ている作者さんなんでしょう。
ならば、商品化される段階でプロからめちゃくちゃダメ出しされると思うんですが、はたして耐えられるのでしょうか?
すでに書籍化された作者さん達の体験記エッセイなどでは、かなり手厳しい「洗礼」を受けた方もいるようです。
それとも、読者からの指摘はガマンできなくても、プロからの指摘なら受け入れるのかな?
てにをはも文体もまるで別物に「修正」されても、気に食わないイラストをつけられても、それでデビューできるなら喜んで受け入れるのかな?
もっと怖いのは誤字誤用もスルーして手っ取り早く出版してしまうようなレーベルだったら……
そこで自分の作品・作風を守るためプロ相手にも戦える作者さんなら、それはそれで喜んで応援したいと思うんですけどね。