紅い館の主
悠真side
紅魔館の入り口にやっと着いた。門から玄関まで遠すぎだろ…。庭がやたらでかいし。ていうか、
「勝手に入っても良いんだろうか…。」
「それは、駄目だよ。」
玲にすぐ返された。ん〜、ノックすれば誰か出てくるかな?とりあえずノックしよう。
コンコンッとノックするとガチャッという音がして中から銀髪でメイド服を着た女性が出てくる。
「何かご用でしょうか。」
「ああ、今夜 博麗神社で宴会があるという事を伝えに来た。」
今日は、このセリフを何度も言っている気がする。
「分かりました。お嬢様に直接お伝え下さい。」
そう言って中に通される。
「ああ、分かった。」
「お嬢様のお部屋まで案内しま…「その必要はないわ。」! お嬢様に妹様!?」
「さっきまでお姉様の部屋でお茶会をしていたの。」と金髪で羽根の生えた少女は言う。…変わった羽根だな。木の枝(?)みたいな骨格で、色とりどりの宝石が付いている。もう一人は、薄い紫色の髪で大きい漆黒の羽根の少女だ。
「お嬢様。何故ここに?」
「この館の主である以上客人を出迎えるのはあたりまえでしょう?」
「それにしても、見ない顔ね。何かご用かしら?」
「いや、用というより今夜 博麗神社で宴会というのを伝えに…。」
「あら、そうなの?わざわざありがとう。私の名前はレミリア・スカーレットよ。レミリアで構わないわ。」
ドレスか何かだろうか。スカートの裾を摘まんで優雅にお辞儀をしてきた。お嬢様というだけあって礼儀正しい。
「私の名前はフランドール・スカーレットよ。レミリアお姉様の妹よ。フランとでも呼んで。」フランという少女も優雅にお辞儀をする。
「ああ、よろしくな。俺の名前は一戸悠真だ。」
「私の名前は桐山玲です。よろしくお願いします。」
「ええ。よろしく。咲夜 貴方も自己紹介しておきなさい。
」
「はいお嬢様。私の名前は十六夜咲夜です。」
「ああ、よろしくな。」
「ねえ。本当に宴会の事を伝えに来ただけなのかしら?」
「ん?まあな。」
勝負しろとか言ってきそうだな。ちなみに玲はフランと何か話している。
「勝負しましょう。」
やっぱりか…。俺は心の中でそう言った。
「なんでだよ。」
「暇だからよ。それに、貴方達強いんでしょう。手合わせしたいわ。二対二でどうでしょう?」
「「「は?」」」
話が聞こえていたのだろう。俺以外の三人は、気が抜けた声を出す。
「二対二ってどういうペアでやるんだよ。」
「私とフラン対悠真と玲よ。」
まじかよ。面倒だな。
「まあ、別に良いけど。」
「「「え!?」」」
「決まりね。」
玲side
「私達以外で話が勝手に進んじゃってるわよ!?」とフランが言う。
「お嬢様!本気ですか!?」と咲夜さんがレミリアさんに問う。
ううーん。悠真本気なのでしょうか。でも、最近戦ってないから体が鈍ってる気がするし良い機会かもしれませんね。この世界の人達の強さも知りたいですし。
「玲はどうする?」
「この世界の人の強さを知りたいから、構いません。」
「フランは?」とレミリアさんが問う。
「わ、分かったよ。私もやります!」
「だ、大丈夫なんですか?」と咲夜さんが言ってきたので、
「大丈夫ですよ。おそらくここじゃない所でやるとおもいますし。」
「ここじゃない場所?」
悠真side
「レミリア。どこでやるつもりなんだ?」
「外で良いんじゃない?」
いや、周りのことも考えてくれよ。
「仕方ねえなあ。…『夢の世界』」
「「「!?」」」
玲以外の全員がいきなりの事で驚いたようだ。全員を、俺の能力で別世界へ転移させる。といっても、俺が能力で創り出したんだけどな。戦うのは久しぶりだから楽しみだ。
次回は、戦闘シーンあり。
苦手だけど、頑張って書きます。




