絶望から
相変わらずあっさりし過ぎているのと、字数が少なすぎますね・・・。改善していきたいです。
隊長が作戦開始を告げて4時間が過ぎた。暗闇洞窟はどんなに遅くても片道45分で着く位置であった。
それだけに遅く感じカインドは嫌な予感を感じた。
見張りの人からも
「大丈夫ですよ!隊長達は強いですから。」
と言ってはいたが。
廊下で他の兵士と何度も確認を取っていたのをカインドは知っている。
そしてそれから一時間が過ぎたとき、門番係の兵士が
「ノウグト殿とモウスト殿がお帰りになられたぞー。」
と城中響き渡って気になったので駆けつけてみたところノウグトとモウスト、そして5人ほどの兵士が深い傷を負っていた。
「こ、これはまずい。すぐに治療室に運び込め!」
傷を負った兵士たちは担架ですぐに運ばれた。
そして翌日ー
この城で待機させられていた老年の戦士オルドと一緒に真実を知るためにカインドはお見舞いに行った。
「ほれ、お前さんたち薬草フルーツを持ってきたぞ遠慮なく食べろ。」
といってオルドは薬草フルーツを無理矢理口の中に押し付けた。
「げほっげほっ、たく病人になんてことをさせやがるんだ。・・・まあいい、今日は単にお見舞いをしに来たんじゃないんだろ?」
「ああ、その通りじゃ早速本題に入るようで悪いが昨日、何があった。隊長達はどうしたんじゃ。」
「あんた、とっくにどうなっているか知っているんだろ?それでも俺の口から言わなきゃなんねえのかい?」
「当たり前じゃ、見たこと、体験してきたことすべて実際に確かめに言ったお主たちからの口から聞かぬと確信が持てないのでな。」
治療室内は重い空気に包まれていた。
「隊長は・・・死んだ。俺たちを庇って!」
いつの間にか無意識にモウストは泣いていた。
「・・・やはり、そうであったか・・・。」
オルドは無念の表情を浮かべていた。
「・・・辛い事は・・・分かっている。だが、どうしても真実を知りたいんじゃ。一体何が起きたのじゃ。」
必死なオルドに対しモウストは深くため息を漏らした。
「・・・道中は問題なかった。だが、問題はそこからだったんだ。暗闇洞窟の中を進んでいると前後からとてつもない悲鳴が聞こえてきたんだ。暗くてよくわからなったが、いつの間にか兵士が沢山消えていたことも気づけていた。思えばそのとき引き返していれば、まだ助かったかもしれないのに。」
モウストは拳を強く握った。
「あの時俺が、隊長に話してさえいれば・・・!」
モウストはギリっと歯ぎしりした。
「・・・・そして奥まで進むと奴がいた。そこには無数の死体が無残な姿で転がり落ちており、見るに堪えていられなかった俺は奴の方へつこっんで行った。だが・・・。」
「・・・てめえ!こんなことをしてただで済むと思っているのか!!」
「やれやれ、感情に任せて正面から突撃とは、あなた、死にますよ?」
<奴>はスッと指を伸ばし、指から出るビームのようなもので俺の肩を貫通した。
「ぐああああ!!」
俺は叫びまわった。
「ノウグト君。」
「は、はい。」
「モウスト君と息のあるものを連れて逃げなさい。」
「し、しかし。大丈夫、ここは私が倒す。早く行きなさい!」
ノウグトは苦しそうなモウストの表情を見て決心をした。
「ククッ逃がせませんよ。」
ノウグトにビームを放ったが、隊長が体を張って軌道を変えたおかげで、腕をかすめるだけですんだ。
「チッ、しつこいですね!」
「ふん、私は諦めが悪くてな。」
その後生き残った者は心臓を貫かれる音を耳にしながら、洞窟を抜け出した。
「これが全てだ。隊長を見殺しにし、隊員を守り切れなかった俺を煮るなり焼くなり好きにするがいい。」
「馬鹿者、そういうことを言うものではない。命を懸けて守ったあやつらの為にも、絶対に忘れるんじゃないぞいいな。お前達もじゃ、良く帰ってきてくれた!」
オルドはみんなを激昂した。
「カインド君、君にも何かと迷惑をかけたな。それで、君はこれからどうするつもりなんじゃ。」
オルドがカインドに尋ねかけてきた。
「俺は…。」
と言いかけたとき突然、
「大変だモンスターが押し寄せてきたぞ!」
と大慌てでドアを突き破り言い放った。
「馬鹿な!なぜこのタイミングで・・・まさか今王都全体が弱体化しているこの時を狙って。」
オルドの勘は恐らく当たっているだろう。
「カインド君、すまないが君も手伝ってほしい。今動けるものは殆どいないんじゃやってくれるか?」
カインドはYESと答えた。すると
「ちょっと待ちな。俺も行くぜ。ガキと老骨だけじゃあ何かと心配だからな。」
といってモウストはゆっくり立ち上がり、準備を進めた。
「たく、しょうがないわね私もいくわ。」
モウストに続きノウグトも準備を進めた。
「お、お主たちは安静にして・・・。」
「馬鹿野郎、王都の危機だってえのに横になって寝ている程やわじゃねえぜ。」
「すいません、オルドさん。他の兵士たちは本当に重症ですのでこのまま寝かしつけといてください。」
「お、お主ら本当にそれでいいのか?」
「ああ、あんたがついさっき言っていただろう。<命を懸けて守ったあやつらの為にも、絶対に忘れるんじゃないぞ>って。隊長が命を懸けて守った王都、絶対に潰させる気はねえんだわ。」
そう言ってモウストとノウグトはモンスターが暴れまわっている広場に出た。続いてカインドとオルドも広場に出た。
「手を貸すよ。」
「は、せいぜい足を引っ張るなよ!」
うーん・・・頑張ります。




