シスコン勇者
正義の味方勇者、まさかこんなところにいるとは驚きだ
勇者はカリンさんの前に飛び出して剣を俺に向けてきた、こいつ常に剣もっているのか?
「はぁ………おまえまさかあの最悪の魔王のとこにいたやつだな、俺に復讐にきたのかよ」
考えていると勇者は我に切りかかろうとしてきた、だがその時ふいに勇者の頭上に不ラインパンが
パーコン
「もう、ラインはまったくもう駄目でしょ、お隣に引っ越してきたルディさんに失礼でしょ、すぐこの子は喧嘩をしようとして、いくらルディさんが魔王さんでもそれはそれなんだから、仲良くしなさい」
「でも俺は勇者だし」
「でもでもじゃないのまったくごめんなさいねルディさん、ラインは勇者なんだけど仲良くしてあげてね、ほらラインも」
「ねえさん………よろしくな魔王」
はははあの魔族にとっての悪魔である勇者がここまで小さくなるとは、面白い、面白いぞカリンさん
我がカリンさんを眺めていると勇者がこっちをじーと目で見てきた
「おい魔王、姉さんに変な事したら存在から消すぞ」
「ふん、やれるもんならやってみるがよい」
「姉さんは俺のだからな絶対に渡さない」
勇者はカリンさんに抱きついてこちらを威嚇してきた
「あらあらまぁまぁラインは甘えん坊ですね、ごめんなさいルディさん、この子はまだ子供で、ほら話なさい」
「やだ姉さんは俺のだ」
「………シスコン?」
我の言葉を聴いた勇者は自分でも自覚があるのか凄く顔を赤くしてこっちらに
「我は命令する世界の愚かなる者に、我は放つ大いなる意思・・・」
まてそれは勇者魔法の中にある殲滅魔法では
「・・・世界を変えよ、ドラゴンドライブ」
「お、危ないですじゃ」
「おい、執事我を盾にするな」
「ルディ様なら大丈夫ですじゃ、頑丈そうですから」
ドーン
執事に盾にさせられて、我は向こうの山まで吹っ飛んでしまった、まったくなんと失礼な執事だ
急いで戻ると、勇者はカリンさんに漬物石を乗せられて呻いておる、そしてカリンさんと執事は優雅にお茶を飲んでいたのだ、我を見つけた勇者が何か喚いておる
「おい魔王お前のせいだぞ、姉さんに怒られたではないか」
「いや、それは我のせいではなおのでは」
「五月蝿い、くらえ」
また勇者は勇者魔法を打とうとしてきたが、先ほどの魔法で魔力が足りないのか、先ほどより弱い魔法を撃ってきた、これなら避けずとも耐えれる
ドーン
「ふはははは勇者よ、この程度が食らえ我の魔王の力を」
「こんな攻撃きかないぞ、魔王」
その後その辺りが穴ぼこだらけになった
でその後我と勇者はカリンさんに怒られてしまい、二人で穴を埋める作業をするのであった
「まったくシスコン勇者のせいで酷い目にあったのだ」
「魔王様、楽しそうですぞ」
「分かるか、執事よ」
「はい」
カリンさんは綺麗で美しいし、まぁ勇者も面白い、まったく楽しいところに引越ししてきたものだ、これからが楽しみだぞ
でも魔王引越しの挨拶まだ1件目残り9件