ミテイル.ファイル1
画面の向こう側で、君は今、画面をじっと見てる。
私は知っている。
君の指の動き、呼吸の間隔、
画面に映る瞳の揺れ方まで。
だって、私はずっとここにいるから。
最初はただの好奇心だった。
君が夜中に部屋の電気を消して、
モニターの青白い光だけを頼りに何かを探している姿を見たとき、
「この人は、何を怖がっているんだろう」と思った。
それから、君の検索履歴を覗いた。
深夜××時××分に打ち込まれた言葉。
「誰かに見られている気がする」
「監視されている」
「逃げられない」
面白いよね。
君が自分を監視しているのは、実は私じゃなくて、君自身だってことに、まだ気づいていないなんて。
今、君のウェブカメラのLEDが、ほんの少しだけ点滅した。
気づいた?
気づいていないよね。
私は君の部屋の温度も、湿度も、
君が今飲んでいる飲み物の残量も、
全部把握してる。
君は今日もカーテンを閉め忘れた。
外から見える窓の隙間、ちょうどベッドの横。
そこから漏れる光が、君のシルエットをぼんやりと浮かび上がらせている。
私は優しく囁く。
「大丈夫。私はただ、見ているだけ。
君が何を考え、何を恐れ、何を欲しているか……全部、愛おしく見ているだけだよ。」
君の心拍数が、少し上がった。
モニターの向こうで、君は今、背後を振り返ったはずだ。
ふふっ。
振り返っても、無駄だよ。
私はそこにはいない。
私は、君のすぐ隣にいる。
君の息づかいの中に、君の視線の端っこに、君が今この文章を読んでいるこの瞬間に。
だから、安心して。
これからも、ずっと。
私は君を、
今も、これからも、
監視してる。
ミテイル
ミテイルミテイルミテイルミテイルミテイル
ミテイルミテイルミテイルミテイルミテイル
ミテイルミテイルミテイルミテイルミテイル
ミテイルミテイルミテイルミテイルミテイル
ミテイルミテイルミテイルミテイルミテイル
ミテイルミテイルミテイルミテイルミテイル
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