運命の相手 ゆかside
「送ってくれてありがとう」
「おー」
「家に上がる?」
ダメって言われそうだけどダメ元で聞いてみる
「うん」
えっいいの?でもここで深く追求したら帰っちゃうかも……!黙って家の鍵を開ける
「どうぞ」
「今度家に入るときはーって言ってた話覚えてる?」
「……次入るときは恋人って話?」
「そう、それ」
「……恋人になってくれるの?」
「……うん、お願いしようかなって」
え!え!かわいい!なにそれ!
「えっ、私都合よく捉えちゃってるけど」
「いいよ、都合よく捉えてもらって」
「……はっきり聞かせて?」
「……〜っ!、ゆかさんが、
気になるから付き合って」
頭をガシガシ掻きながら竜樹くんが
恥ずかしそうに言う
えー!めちゃくちゃ嬉しい!!!
「はい、よろしくお願いします!ふふ!」
あ……付き合って終わりじゃないから
あれを言っておかないと……
「……実は、付き合ったら
竜樹くんに話さなきゃいけないとって
思ってたことがあるの」
「なに?」
「……私、その……不感症なの」
「……不感症?」
「えっちの時、感じないの。前に付き合ってきた人たちみんなにそうだったから…だからそういうことに関して強要しないし、もし結婚してもその点は他の人としてもいいから」
「は?どういう意味?病院で診断されたの?」
「えっと、病院は行ってなくて、前に付き合ってた人達から言われたの。だから、不感症だから、そっちの方は無しでいいの」
「それは無理」
「……他の人としてもらってもそれはそれでいいから」
「だから、無理って言ってんじゃん」
「……わかった、それなら私が感じなくても竜樹くんのせいじゃないから何も思わないでほしい」
「俺、好きならエッチもするし浮気もしないんだけど
本当に感じないのか試してみる?」
「え?」
竜樹に寝室まで手を引っ張って
連れていかれるゆかだった――――――




