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プロローグ
そこは学園の闘技場。
そこには、合計約50人学生が、片側によって立っていた。
そして
「おーいおい、ちと多すぎるんじゃねえか?」
そんな事を言いながら、向かいの出場口から現れた人影が一人。
「確かに参加自由とは言ったが、俺一人を相手にするだけなのに50は、むしろ邪魔だろ」
「やかましい!参加募ったら集まっちまっただけだ!」
「いや、絞れよ。あ、まさかお前ら、集まらないと俺に勝てねーの?」
ブチッ!
「審判!さっさと始めろ!」
「それでは、試合、開始!」
〜〜〜
15分後
「おいおい、拍子抜けすぎるだろ。いくらなんでも、もうちっとばかし頑張れよ。」
そんな事を言いながら50人の屍(笑)を眺めていた。
「魔法の威力も、剣の技量も、なにもかも!雑魚すぎだろ!?
なんの研鑽も積まずに俺に勝てるわけねーだろ人類舐めんな!!」
そう言いながら去っていくこの男。
後に「解析者」として全国に知れ渡るのだが、それはまた別のお話。