14 次回予告
野球とは何か――
それがいよいよ明らかになる。
今でこそ野の球と表記するが、語源はまったく異なる。
野とは『夜』と書く。
そして球とは『魂』のこと。
千の夜に散りばめし幾奥の魂。
それが夜泣だ。
多くの夜に生まれし悲運。
それを称して、神はその聖戦を野球と呼び、その御眼を熱く濡らした。
野球とは――
かつて神々にのみ許された遊びだった。
到底人が扱うことの出来る代物ではない。
されど人は、神々にのみ許された児戯をその手中に収めようとした。
そして悲劇が始まった。
それが野球大戦。
そしてその聖戦に集う騎士団のことをメジャーリーガーと呼ぶ。
かつて神のみが行っていた伝説の野球。
神はその脅威なる奥義を大神殿の壁画に残した。
その壁画には次の三種類の奥義がある。
残像すら見えない光の一撃により生まれし高速奥義――ストレート。
鍛え抜かれた拳により放たれる縦方向の鋭い斬撃――フォーク。
虚と混沌の一瞬の隙を突く煌めく閃光――カーブ。
そしてその三つを極めし者にのみ許される究極暗殺投義――
それがドラゴンシュート。
もしドラゴンシュートを極めることができれば如何なる強打者をも打ち破ることができるとされている。
次回、スタイリッシュ武器屋。
自ら悪と名乗る謎の鉄仮面。
自信満々に思えた少女のレベルは、なんとたったの3だった……
それに気づいたギガスウォーリアと悪徳審判。
奴らの卑劣な罠が鉄仮面と姫菊を襲う。
されど仮面の少女は静かに口にする。
逃げるなら今のうちだ。このひのきのバッドは、如何なる攻撃をもかき消す。知っているか? ひのきの棒とは最強のバッドなのだ。
果たして、仮面の騎士の正体はいったい!?




