女神VS偽女神
「みんな、よく聞いてくれ」
「次の目標は、偽物女神の命だ」
「これを成せば、敵軍は総崩れになるであろう!姫を泣かした偽女神は絶対許さない」
「おおおおおおお!」
「今回は、私が先頭に立って戦うぞ!みんな着いてこい!女神は一人で良い!敵を殲滅するぞ」
戦闘が始まった。私達は時を待った。偽女神が進軍してくるのを待つ。
来た!偽女神め前線に出て来た。調子に乗ってると痛い目を見るんだから。団長のオヤジに教えて貰ったんだよ。
「みんな行くよ!」
「おおおおおおお!」
偽女神軍と対峙する!
「我は王女軍。女神の加護を受ける部隊だ。かかって来い!」
「みんな!やっつけて!」王女まで戦場に立っている。兵達は異様に燃えている。
私とケイトを先頭に敵に突っ込む。
「プリちゃん。頼んだよ」
「承知。主人、我を離すで無いぞ!」
敵さん驚いてるよ。女の私が先頭に立って敵を蹴散らしている。カズトが女神の旗印を持ちビリーがそれを守る。
「女神。今度倒れたら俺がトドメを刺してやる!」
「ケイトこそ。またまた、私に負けないでよ。」
「この前、勝っただろうが!まあ、一回だけだが」
無駄口を叩きながら、前進する。
王女め。余裕だな。笛を吹いている。王女のくせに余裕があるじゃないか!
久々にみんなに火が点いたぞ!
「みんな!お願い。やっつけて!妾の友達。女神を助けて!」
進軍の勢いは止まらない。
私は癒しの弱点を良く知ってる。負傷した兵を前線から下げないと癒せ無いんだよね。癒しの最中は無防備になっちゃうからね。敵が勢い付いて進軍してきたら癒せないでしょ!
私の隊は敵に囲まれても恐れない。むざむざ、前線に出てきた偽女神軍が馬鹿なんだよ。オヤジの言うことは聞くべきだよ。
偽女神に近づく程に敵が強くなる。良い防具持ってるね。私の領地なら高く売れるかもしれない!敵の防具を集めてる余裕がない事が恨めしい。カズト君。私の心読んじゃ嫌だよ。
相当疲れて来たな。相手の兵強いし。兵士達も疲れが見える。
来た!笛の音。王女ってば、ぐっじょぶ!
「おおおおおおお!」
兵士達がこぞって唸り声を上げる!よし、私も頑張るぞ!プリちゃん、お願いね。
ケイトは女神の護り役と戦ってる。互角?ケイト並のバケモノいたんだ。騎士団長のオヤジと言い世の中広いね。
「ケイトさん!頑張って」
王女の応援に勢いづく、ケイトって単純だね」
じゃあ私も!「ケイトさん、頑張だよ」
「けっ」
まじか、私の応援は要らないのか!
じゃあ私は偽女神の首を頂こう。戦場に立ったからには覚悟が出来ているんだよね!逆恨みしないでね。私が偽女神になっちゃうんだから!
「偽女神!覚悟!」
偽女神はなんの抵抗も出来ず、私に刺された。
それを見た偽女神の護り役も隙が出来たらしい。ケイトが決めた。隊最強の騎士が一刀両断された。
偽女神軍は唖然。もう戦う気力が失せ、逃走を始めた。
「ひけ!ひけ!」
帝国軍の撤退の合図だ。今度はこちらが追う番だ。
私は軍に命令する。
「深追いするな!王女の護りが第一だ。我が軍は撤退する!」
戦いに勝った。少しは、王女軍を信用してくれるかな?




