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武闘会 開催

私の領土は、敵国から全部奪い返したから倍の広さになった。耕す土地も多いし、ケイト達が訓練と称して開墾を進めている。兵士達は不満が出るかな。ちょっと行ってみよう。


私は、王女とともに兵士の元に行く事にした。王女の護衛さん、花の水やり頼んだらね。忘れたらマジで怒るよ。


兵士達は、やっぱり訓練には飽きていた。

でも、平和も良いもんだなぁって話している。

ビリーに女神道路周辺の盗賊探しを依頼して、あとは交代で市中見回りかな。盗賊見つけて資金奪いたいな。


王女が、笛を吹いてみんなに聴かせている。兵士のみんな異国の笛の音に聴き入っているようだ。へえ。王女ってこんな特技もあったんだ。

王女は何度もアンコールされていた。王女って何故か人気がある。兵士はポチャが好きなのか?王女が男に媚びるのが上手いのか?私が暴力的なのがいけないのか?

多分、最後だ。

王女はいつかしら『姫』と呼ばれる様になった。


「私の国では、武闘会が開かれていたわ。強い男はだれか!ってね」

「そりゃ 俺だ!ケイトさんみたいなバケモノは除くけど。」

「いや!俺の方が強い!」

「ほう。やってみるか?」

待て待て。それは見世物にしてお金を稼ごうじゃないか?チーム戦も面白いな。優勝したチームは、チーム全員でケイトをボコる。面白そうじゃないか?

「おゝ。血がたぎる。やろうじゃないか」


「よし、週に一度。毎週末に行う。皆、闘いたい者は5人で参加しろ。細かい設定やルールは、カズトが仕切る。カズトは姫に詳細を聞いて。賭け金等の儲けを参加者の勝者が貰える様に考えて」


ピーターの都市計画には、中央広場も当然ある。意図的に、市内の真ん中に森が残されてもいるし、何の目的かわからない広場が、点々としている。天才の考える事は分からない。

ピーターは街の発展の為に欠かせない中央広場を優先的に建設していた。せっかくだから、いの一番に使ってやろう!


時は経ち、武闘会当日。

記念すべき第1回のカードは「鬼神VS女神」

なんで、私が引っ張り出されるかな!

おかげて国中から人が集まっちゃったじゃないか!入りきれないよ。


「主人、久々に我の出番だな。ワクワクするぞ!」

「私はしない。ケイトが手を抜いてくれれば良いけど」

「始め!」ガキーン


ケイトは思い切り上段から打ち込んで来た。

「ケイトさん。本気でやっちゃダメだよ。遊びなんだから!」

「何を言う。全力を尽くさねば、皆に悪いではないか?」

ケイトは鍔迫り合いしていた私を蹴り飛ばした。

会場が沸く。

「来るぞ!」

「わかってる。前回も容赦なかったし!」

ケイトの鋭い振りを躱す毎に歓声と溜息が交差する。

「今の俺にはスキが無いぞ!団長に訓練を受けたからな!ただ、お前もなかなか当てさせてくれない。お前の体力と俺の気力のどちらが上か勝負だ」


長い闘いになった。

「上段をかわしたら、横一閃だ」

ケイトめ、防御しやがった。確かにスキが無いぞ!

常に攻撃の手を緩めないケイト。カウンターを狙う私。両者一歩も引かない。


「おい!鬼神も女神も真剣勝負してるぞ!」

「ああ。こんな緊迫した闘い初めて見たよ!」

場内が、鬼神コールと女神コールで割れた。


とうとう、私の息が上がった。脚が重い。動けない。

「仕方ない!玉砕覚悟で奴の右目を狙え」

「やあ!」

「そう来る事は分かっていた。先が読めれば簡単だ」

ケイトは団長が使った剣を絡めとる技を使い、私のプリフィンガーを飛ばして、剣を突きつける。

「参った。私の負けだ!」


大歓声が場内を包む。

勝者のケイトは、王女から花束が渡され、頬に祝福のキスを受けた。あのさ、私って女神なんだけど!私の立場はどうなるのよ!


その後、チーム戦が4試合行われ武闘会は終わった。

まあ、大盛況だった。すべて私のおかげだよ。そういう事にしないと私が救われないわ!


入場料や賭け金等の収入は結構な額に登った。

まあこれで兵士達のお小遣いも出来るし、武闘会で勝つ為に励んでくれるかな?



でもでも、負けると悔しいな!


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