天王寺めぐみの視点
あべこべ小説を書きながら、あべこべの世界というより男女比率がおかしく、男がチヤホヤされている世界観の物語です。
私の名前は天王寺めぐみ。今年プロになったばかりの新人棋士です。
第10代永世名人の天王寺美佐を祖母に持ついわばサラブレッドだ。デビュー直後は七光りと囃し立てられたが、今は違う、デビュー29連勝をするとたちまち『神童』だの『天才』などと私の事を呼ぶ。ふふふ、悪い気分はしないわね。
実は『革命児』実はこれが一番気に入っている。
ルックスも良い、プロポーションも良い、後輩の女の子からもたまに告白される。だが……違うのよ私は男が好きなの。
でもどんな男でも良い訳じゃないの、何の努力もしないで男ってだけでふんぞり返ってる様な男は嫌い。やっぱり努力してる姿が格好良いのよ。
今日はおばあちゃん、いや師匠って呼ばなきゃね。
師匠の玉座戦の前夜祭のパーティーがあるからプロ棋士として仕事をしなきゃ。プロの仕事が対局だけなら楽なのに
師匠に連れられて対局相手の桐島銀子竜玉の控え室に挨拶に行く。
師匠とは旧知の仲らしいがお会いするのは初めてだ。
「銀ちゃーん、今日は宜しくね」
そんなに仲が良いの??
部屋に入ると三人の人が居た。
竜王の桐島銀子さんに、え~と確か秋田一二美さんだっけ?去年確か三段リーグで同じだったわね。……えっ?男?男?
誰なの?おばあちゃん聞いてよ~。
そんな事を思ってると桐島竜玉が孫のあっくんと言い出した。
あっくん?本名は?お近付きになりたい!
「……桐島歩です」
可愛い~!!!しっかりしているし、他の男みたいに高圧的じゃない。
そう思っていると桐島竜王がとんでもない事をさらっと言い出した。
「あっくんはこの度私の弟子になりました」
ええー!!!
挨拶を終えて前夜祭が始まる。やはり女だらけだ。
くそ、あゆむ君を狙うライバルが一瞬で増えてしまった。
するとあっくんの指している所が見たいと言い出しやがった。
私も見たいぜ、コンチクショー。
すると桐島竜王から対局相手に指名される
さすがにおばあ様。駄目だ、にやけそうだが我慢しないとキモい女と思われたら最悪だしね。
すると桐島竜玉から駒を振ると聞こえてきた。
えっ?平手?流石にそれは親バカ……いやバババカだろう。
少しムッとしてしまった。でも流石に舐めすぎだよね。
負かすと泣いちゃうかな?でも負けられないよね。
宜しくお願いします。
そして対局が始まった。
お陰さまでヒューマンドラマ部門で1位になれました。
これからもお願いします(^з^)
あと誤字だらけですので報告頂いてもこっそりと直すだけで返信しないかもです。ご了承下さい。




