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作者: moto

 私と君ってもうどれくらいの付き合いになるのだろうか……。

 確か幼稚園に入る前には一緒に遊んでいたような気がする。だから、だいたい10年ちょっと位かな。

 初めてできた友達が君だ。初めてお泊まりに行ったお友達の家も君の家。あのときは一緒にお風呂も入ったけなぁ~って、今じゃそんな事考えられないけど。だけど私が誰か男の人とお風呂に入るなんて後にも先にも君しかいないんだからね。

 私は君のことをなんでも知っているよ。好きな食べ物や嫌いな食べ物、好きな色、漫画、有名人なんでも知ってるよ。だって、私は君のことを世界で一番知ってるんだから、知ってるんだよ。

 だから、わかっちゃった。わかりたくないのにわかった。

 昨日の帰り道、君と二人の帰り道。たまたま会ったあの娘。彼女を見たときの君の反応で一発でわかった。

 君が好きなのは彼女なんだよね。

 どれだけ私が君を思ったところで君の気持ちは多分変えられないんだろう。だったら君には好きな人と結ばれてほしいってそう思うんだ。

 だから、明日からは君のことを応援するね。この私の恋は、一生一本通行。

 少しでも、君がかっこよく見えるように、お手伝いをしてあげる。だって今は私が一番君のことを知ってるんだよ。だから、君の魅力は私が引き出してあげる。

 絶対彼女と結ばれなきゃだめだからね。


 だけど、今日までは私は今までの私今日が終わるまでは、泣いててもいいよね。

 

失恋した幼馴染キャラを書きたかった。それだけなんだ……

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