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85.雪国への備え

おはようございます、ユージです。

昨日山を降りて、今からフローディア前の国に行き、荷物を整えます。

雪国って意外と行ったことないんだよな。

配達業しててたまに雪が降ってるところに行くこともあったけど、だいたいトラックの中に引きこもってたからあんまり寒さに耐性とかないんだよな。


ということで出発。

ここら辺は道が整備されている分歩きやすい。

あとあれだな。

多分フローディア前の街ってことでかなり大きい街なんだろう。

道の整い具合がゼファーノスに近しいものがある。


しばらく進んでいると馬車だったりが街に向かっているのが見える。

どうやら街が近いようだ。


そして大きな門が見えてくる。

どうやらここらしい。


「おっし、着いたな。とりあえず今日はゆっくり休んで明日買い物だったり済ませよう。雪国はやべぇからなァ」

「賛成」

「俺もさすがに疲れたから寝ようかな…」

「…私も」


ということで一旦宿屋探し。

結構大きめな場所だから迷いそうだったが、エルダが来たことがあるらしくすんなり見つかった。


今回の部屋割りはイリスとリコリス、俺、エルダと3部屋になった。

まぁこれが本来よな。

前回が悲しかっただけで。


各自休んだりするということで俺は寝ることにする。

登山って体力使うね。。


寝て起きたら色々買わないとな。

上着とか持ってないし、買ったほうがいいだろう。

あとは...まぁエルダがなんとかしてくれるだろう。


ということで休みます。


おはようございます。

久しぶりにベッドで寝たからぐっすりだった。

というかもう朝マジ?

とりあえず買い物行くか。

毛皮のコートとかあるのかな。


売店まで来たが、結構高いな。

雪国では必須だからって感じの強気な値段設定だ。

必要最低限買うか。


「ユージ、おはよう」

「おはよう、イリスも買い物?」

「うん。まだ寝ててリコリス。だからその分も」


めちゃくちゃ甘えてるな。

リコリス低血圧なのか。


「じゃあ一緒に買い物しないか?」

「いいよ」


そんなこんなでイリスと買い物をすることに。

とりあえず買うものは服と防寒具。

今の服だと朝起きたら凍死するレベルだし。


「結構高いんだな、こういうの」

「そこまでだと思うけど、高いの?」


うーん世間知らずのお嬢様かな。

普通の服の3倍はするぞ。

まぁ魔物の素材売った結構余裕あるから帰るけど…。


「俺はこれにするけど、イリスはどうする?」

「種類ないね、あんまり。これとかどう?可愛い?」


俺にそんなの聞かないでくれ。

彼女なし歴イコール年齢だぞ。


「似合ってると思うよ」

「これとこれ、どっちがいいかな」


俺に聞かないでくれ。

どっちがいい?とかの質問って何が正解なの?

両方って論外なんだよね。

いや、確か本人の中では好きな方がわかってるはず。

となると2分の1だな。


モコモコの方が可愛いか…?


「そっちのモコモコしてる方かな。暖かそうだし、可愛い感じだし」

「じゃあこれにする。リコリスとお揃いで」

「買ってくるよ」


ということで上着を買いつつほかの服も買っていく。

まぁ元々持ってるやつの上に着込む形だから1から買い直すって訳では無いけど。

あとはその他防寒具だな。


「暖かくなる結界魔法の魔道具ってあるのかな」

「おすすめじゃないって、エルダが」

「と、言いますと?」

「テントとか沈んじゃうらしい、雪が溶けて。地面もぐちゃぐちゃで最悪だって」


えぇ、じゃあ寒さに耐えるしかないのか?

結構拷問な気がする。

朝弱いリコリスとかもう起きないだろ。

まぁ一応見に行ってみるか。


「いらっしゃい」

「どうも。フローディアに行くつもりなんだが、なにかオススメの防寒具とかないか?」

「あぁ、あるよ」


ということで紹介されたのは以下の2つの商品。


1つ目、中だけ暖かい防寒テント。

テント自体に結界魔法が組み込まれており、中は暖かいが外に熱は出ないという仕様。

これのおかげで雪が溶けないらしい。

ちなみに高い。


2つ目、雪を消してくれる魔道具。

原理としては水属性の魔法を生成するのと逆のことをしているらしい。

これを作ったのはSランク冒険者のセラエムとのこと。

さすが魔法使い。

ちなみにバカ高い。


2つ目のは買う余裕がないのでテントの方を1つ購入することに。

基本的にはイリスとリコリスが使う用ということで。

男は我慢しよう。


「とりあえずこんなものかな」

「私、一旦戻るね。リコリスが起きてるかもだから」

「じゃあ一緒に迎えに行ってご飯でも食べに行くか?」

「いいね、そうしよう」


宿屋に戻るとリコリスは既に起きていたようでエルダと話している。

近寄ってみるとどうやらなにかのカードゲームをしていたらしい。

机に突っ伏しているエルダを見るにリコリスの圧勝だったのだろう。


「何してたんだ?」

「…カードゲーム」


どうやらトランプのババ抜きのようなものをしていたらしい。

まぁトランプとはちょっと違ったものなのだが。


「マジで勝てねぇよ…リコリス強すぎるだろ…」

「仕方ない、エルダは表情に出るから。私に任せて」


ご飯食べに行く話はどこに行ったのかな?


そんなことを思いつつ、2人の勝負を見守る。

そして最後の3枚が残る。


2人とも表情が一切わからん。

何考えてるんだろう。


リコリスが1枚引くと揃ったようでどうやら勝負が着いたらしい。


「強いね、リコリス」

「…えへへ」

「いい勝負だったな。てことでお腹すいてない?」

「…ご飯?」

「あぁ、飯食いに行こう」


ということでご飯を食べに行く。

フローディアにはあんまり新鮮なものがないらしいのでここで沢山食べておこうと言った感じでめっちゃ食べた。


ちなみにエルダがめちゃくちゃご飯を買ってきてくれたので道中の食料の心配はない。

魔物を食べたりとかも本来できるのだが、フローディアではそもそも少ないらしい。

蓄えた食料がなくなったらほぼ死ぬの怖ぇ。

冬眠する動物の気持ちが何となくわかるな。


ということでご飯を食べ、明日の準備も完了。

明日に備えて今日は寝て、明日からフローディアに行くことに。

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