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64.Cランク昇格試験

おはようございます、ユージです。

今日はホーンウルフを討伐していきたいと思います。


ということで情報整理するか。


討伐対象はホーンウルフ。

角の生えた狼で、角から魔法を飛ばしてくる。

使ってくる魔法は火属性や土属性の初中級魔法。

爪や牙での近接攻撃手段もある。


ステータス自体はそこまで高くは無いらしいが、魔法をしっかり使ってくるとなると怖いな。

あとはおそらく森で戦うことになるから機動力ヤバイ系だとかなり怖い。

ラバーピードみたいにめちゃくちゃウネウネするタイプではないと思うけど、素早さで翻弄されたら終わるし。


ただ、冷静に処理すれば何とかなるはず。

とりあえず頑張るか。


「ユージ、そろそろ出発するぞ」


少し歩いた先、木々が生えている森に到着した。

まだ朝早いこともあり、小鳥のさえずりや木々のざわめきが耳に残る。


「魔力探知で探すところも含めて試験範囲だ。私は緊急事態以外は関与しないようにする。頑張ってくれ」


まずは探すところからか。

俺の魔力探知あんまり信用出来ないし、足跡とかから居場所を探すか。


まずは足跡とかだな。

…わかんねぇ。

犬っぽい足跡もあればうさぎ…おそらくジャッカロープの足跡もある。

この犬っぽい足跡がホーンウルフかな。


…なんか数多くね?

少なくとも3匹くらい居そうな足跡してるけど。


足跡を辿っていくと少し開けた場所に出る。

岩の上には狼が1匹寝ているようだ。


ホーンウルフ

HP: 161 MP:210 攻撃力:172 防御力:144 素早さ:183


あいつか。

寝てるようだし、不意打ちでやれればいいが。

近づきすぎると気づかれるだろうから魔法で先制攻撃がいいか。

よし、やるか。


「やはりこの依頼は…」

「?どうかしたのか?」

「…いや、おそらく問題ない。頑張ってくれ」


なんか引っかかる言い方なんだよな。

いや、足跡を見るに多分複数匹いるんだろう。

それもケアして戦わないと。


弓矢を構える様に、魔法はイメージ。

集中して、穿つ!


「ファイアアロー!」


放たれた火の矢がホーンウルフに直撃する。

その毛皮に直撃し、貫通とまでは行かないが、大きなダメージを与えたように見える。


こちらを認識したホーンウルフは遠吠えをあげる。

声に呼応するように2匹のホーンウルフが追加で来た。

ステータスは3匹とも同じくらい。

まぁいるわな仲間。

総合的なステータスはぼろ負けだな。


ただ、やれなくはない。

1匹ずつ処理する。

まずは魔法を当てた真ん中のやつから。


負傷したホーンウルフが魔法、ほか2匹が前衛の形。

こうなると手前2匹からやるべきだ。


ジグザグに突進してくる2匹のホーンウルフの間から土の矢が放たれる。

それを避けつつ2匹の攻撃に備える。


角による突進攻撃。

シンプルながらかなり厄介だ。


「ウォーターボール!」


右から来るホーンウルフにはウォーターボールで目くらましをし、左から来るホーンウルフには魔法剣を合わせる。

が、かなり早くて腕に角がカスる。


反応するには俺の素早さが足らねぇな。

となると前にラバーピードと戦った時にやった相手の動きの位置に剣を置く、が正解だな。


再び向かってくる2匹のホーンウルフ。

今度は3匹同時に魔法が来るようだ。

正面からぶつかり合えば負ける。

なら、いなすしかない。


魔法剣に魔力を込め、水を纏わせる。

火でも土でも、水の流れで攻撃を反らせる。


攻撃をいなした勢いをそのまま向かってくる2匹のホーンウルフに叩きつける。

斬れ味の上がった魔法剣はホーンウルフを斬り裂き、首を落とす。


1匹目はやれた。

あと2匹。


剣はしっかり当たっていたが、傷は浅かったようでまだ動けている。

しかし、攻撃でちゃんと怯んでくれているようだ。


「ファイアバレット!」


怯んでいる隙を突くように火の弾を放ち、それは足に当たった。

一応頭狙ったんだけどな…。


動けなくなったホーンウルフに近づいていく。

魔法を放とうとしているが、痛みに怯んで遅れたのか、先に剣が刺さった。

振り上げた魔法剣をそのまま下ろすだけでスパッと斬れた。


改めて思ったけどさ…。

魔法剣鬼強ぇ!

改めて思ったけどこの剣のおかげで俺の攻撃力600くらいあるんじゃないか?

とはいえ、あと1匹残ってるから油断はしないようにだな。


残ったホーンウルフは2匹のホーンウルフが倒されたのを見て勝てないと判断したのか逃げようとする。

素早さ勝負だと負けるから、ここから魔法をぶち当てて倒すしかない。


「ファイアアロー!」


再度弓を構え、矢を放つように魔法を撃つ。

放たれた火の矢はホーンウルフの足に突き刺さり、動きを鈍くした。

動きが鈍くなったホーンウルフの後ろから剣を突き刺して倒す。

討伐完了。


「いい手際だったな。魔法剣があるとはいえ、かなりいい感じだ。これならCランクになっても問題ないだろう」


かなり評価してくれるな。

まぁ魔法剣が本当に強い。

元々強い魔法剣をさらにモーラスが強化してくれたからまじで最強。

それ以外にも魔法もかなりできるようになってきた。

最初に教えてくれたフロストとイリス、それにルビアとリサにも感謝しかないな。


「あとは私の仕事だな」

「え?終わりじゃないのか?」

「Cランク昇格試験は終わりだ」


何を言ってるかいまいち分からないな。

まだホーンウルフがいるとかか?


「おい、バレているんだ。さっさと出てこい」


ホタルがそういうと後ろから静かな足音が聞こえてくる。

振り返れば木陰に隠れている黒いオオカミがいた。


ダークウルフ

HP: 737 MP:241 攻撃力:422 防御力:498 素早さ:263


強すぎて草。

火山地帯にいたラバーピードレベルで強いぞ。


「ダークウルフ、おそらくさっきのホーンウルフを従えていたのだろう。Cランクの魔物だ」


Cランクの魔物ってことはBランク冒険者じゃないと対応できないほど強い魔物じゃないか。

めちゃくちゃ強いじゃん。

てか体力多いんだって。

俺の2倍以上あるって。


「そう案ずるな。私がいる。ユージはそこで見ていてくれ」


何このイケメンカッコよすぎる。


ホタルはメイスのようなものを手に取り、前に出る。


「…来い、私が相手だ」

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