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第6話・ジュリエット救出‡中編・その3†

今回は、シグマの戦う相手が不潔なため、食前の人や、ジェットコースターに乗る前の人は読まないほうがいいです!?

ビコーズはヒーロー広場で存分に暴れまくり、一休みしていた。すると、拍手をしながら全身メタリックな鎧を着込んだナイトが現れた!


ナイト

「いや〜、お見事!

さすが疾風の剣士にふさわしい、名乗りでしたな」


そのナイトは馴れ馴れしくビコーズを褒めたたえた!

ビコーズはとっさに攻撃の構えをとった!


ナイト

「おやおや、危なっかしい剣士ですね」


ビコーズ

「お前、一体何者なんだ!?」


ナイト

「ああ、まだ名乗っていませんでしたね。

私の名前はメタルナイト!正義の味方です」


ビコーズ

「なーにが正義の味方だ。名前がメタナイトとややこしいんだよ!!」


ビコーズはメタナイトに切り掛かった!しかし、その一撃はいとも簡単に弾かれてしまった!


ビコーズ

「なっ!?」


メタルナイト

「あらま、私にいきなり切り掛かるとは・・・。

あなたは、悪の味方なのですか?」


ビコーズ

「ち、違う!!お前以上の正義の味方だ!

そうだ、お互いに戦って、勝った方が正義の味方ってのはどうだ!?」


メタルナイト

「そうきますか、いいでしょう。その勝負、受けてたちましょう。

しかし、本当の正義は戦いで見出だすものではないんですがね・・・」


そして、両者は激しい戦いを繰り広げた。

そんなこんなで、唯一戦っていないシグマにも敵の影が・・・。


シグマ

「いやぁ、ジェットコースターは面白い。

もう一周してこようかな?」


その時、妙な男が黙って乗り込んできた!

その男はねずみ男が今時の服を着ているみたいな感じの奴だった。


シグマ

「(心の声:なんか、服装と不釣り合いな顔の奴が乗り込んできたなぁ)」


妙な男

「ちっ、ダサい男が先に乗ってらぁ」


シグマ

「(心の声:お、お前みたいなやつには、謀反を起こしてでも言われたくない・・・)」


そんなことを思いつつも、ジェットコースターは出発した!

すると、悲劇が起きた!


妙な男

「ひゃっほーーー☆」


シグマ

「・・・」


乱入してきた男が楽しそうに叫んでいるのに、シグマ黙ったままで、さっきまでの笑顔はなかった。


それもそのはず・・・。


その男は前列に、シグマは後列に座っている。

つまり、その男のフケが飛んできて、不快なものもあるし、口を開けられなかったのだ。


しかし、シグマはヘルメットのような仮面を装着していたので、口に入る心配はなかったのだが・・・。


妙な男

「あははははーーー!!!」


シグマ

「・・・ちっ」


舌打ちをしたかと思ったら、シグマはいきなり妙な男と隣に移動し始めた!


シグマ

「ぐおぉぉっ!!風が痛い!!!」


ジェットコースターが高速で動いているにも関わらず、シグマは意地で妙な男の所にたどり着いた!

そして、シグマはいきなり怒鳴った!


シグマ

「こらっ、てめぇ!!汚いんだよ!!!後ろに座る人の気持ちになれ!」


すると、男は物ぐさそうにこう言い返した!


妙な男

「なんだよ、フケの一粒や二粒は飛ぶだろ。

ってか、お前・・・このオイコットに喧嘩売ってんのか?」


シグマ

「売ってはいない・・・。が、くれてやる。と、でも言っておこう」


オイコット

「おもしれぇ奴だ。ならば、その喧嘩・・・俺様がもらってやる!!」


こうして、シグマもオイコットという奴と戦うことになった!


戦いの場所としては一番危険すぎるジェットコースターで・・・。


一方、フロムはローピエの卑劣な(?)やり方についにブチ切れた!


フロム

「うおおお!!!巨大化だぁーーー!!」


そういうと、フロムは体をトランスフォームしながら巨大化した!

その大きさは観覧車と同じくらいの大きさで、姿の空手バカみたいな姿ではなく、戦隊モノに出てくるようなロボットを思わせる姿だった!


ローピエ

「な、なにぃん!?」


ロミオ

「でけぇ!!」


巨大化したフロムの姿は、他のみんなにも見えた!


リード

「フロム・・・。

さすが、桃を育てて三年、栗を育てて三年、柿を育てて八年、石の上で三年と、合わせて17年も修業した末に編み出した巨大化の極意・・・。伊達じゃないな」


それを見て驚いたのか、ダラムはボートから転落して池に落っこちた!


リード

「あ・・・」


シグマとオイコットもその姿にくぎ付けになった!


オイコット

「な、なんだあれは!?」


シグマ

「おい、シートベルト締めてるか?」


オイコット

「あ?」


その時、ジェットコースターが一回転した!

オイコットはシートベルトを締めていなかったために転落してしまった!


オイコット

「あぎゃあーーー!!」


シグマ

「あっけなく落ちちゃった・・・。しかし、厄介だったなあいつ。

フケを操作してきたり、ハナクソを飛ばしてきおって・・・。いろんな意味で汚い技の使い手だった」


フロムの反則な技により、他のキャラの戦況が変わった!この波に乗って、鍵を持つ敵を打ち倒せるか!?



謎の男

「ちょwww巨大化は負けフラグw」


ジュリエット

「正義の味方なら別にいいのよ?」


謎の男

「なっ・・・!?」

中編、あと一話だけ続くんじゃ!

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