第23話・死にゆく仲間!!ごま、怒りの出陣!!!
セイザ率いる12支星獣がダークラ城へ襲撃をかける!その攻撃により、仲間が・・・!!その場に居合わせたごまちゃんが真の姿をさらけ出す!!!
セイザ率いる12支星獣が襲来に来るなどと知るよしもないダークラ城のみんなは、夜中だというのにはしゃいでいた。
特に女子はかなりはしゃいでいた。
なぜなら、白くてふわふわな超神主のごまちゃんが来日していたのだから!!
マースリス「お前・・・。なんというフワフワ感なんだ・・・!?」
ワズ「ベタベタさわんじゃねぇ!!この肌触りはあたしのもんだ!!!」
ハズ「何の騒ぎかと思ったら・・・。
きゃぁ〜、本物のごまちゃんだ〜!!可愛い〜!」
そんな様子をハズの彼氏・ビコーズが心配そうに指摘した!
ビコーズ「そんなやつ、ごま神社に行けばいつでも会えるだろ!」
ハズ「ビコーズもニューハーフだったらきっと飛びついていたわ!!」
ビコーズ「そ、それを言われると・・・(赤面」
ごま「くるしゅうないな、皆のもの!」
ディスティニー「あんなやつ連れてくんなよ!(小声」
トウタ「別にいいだろ!ごまちゃんを泊めたって!(小声」
ごま「その通り!人に親切に出来ない奴はバチあたるぞ!」
ディスティニー「ってかお前、ケモノじゃん・・・」
すると、ディスティニーの姉・マースリスは激し叱咤した!
マースリス「ディスティニー!!ごまちゃんに何てこと言うの!!
よくまぁ、平気で動物虐待出来たものね!!!」
ディスティニー「すまない姉貴・・・。俺、姉貴がごまちゃんに夢中になりすぎているところを見て、ほったらかしにされていると・・・」
マースリス「あらまぁ、ごめんねディスティニー。こんなお姉ちゃんを許してよ!」
マースリスは名前の通り、無慈悲な性格の金髪巨乳の美女悪魔なのだが、実はブラザーコンプレックス・・・弟想いのお姉さんだったのだ!
ディスティニー「・・・嬉しくて、ふざけたくっちゃったんだよな(困」
ごま「そうだったのか。勘違いして悪かった!」
すると、No.19の忍者悪魔・ソウがごまに向かって手裏剣を投げつけてきた!
ソウ「ワッパ!よけろ!!」
ごま「え?ラッパ?」ごまはそういいながらも、幣でガードした!
ソウ「やるな・・・」
ごま「腕試しとは・・・。
まぁ、くるしゅうない!」
そういった途端、城の壁が爆発した!
バリオ「突撃!皆殺し!!」
ソウ「なにやつ・・・!?」
セイザ「いてはならぬ者・・・だ」
12支星獣軍は城内へ侵入しだした!
もちろん、ヘルクライムデビルの援軍が現れた!
サイン「てやんでぃ!てやんでぃ!」
ヘブン「何事だ!?何事だ!?」
ソウ「敵・・・侵入」
ソウはそういいながらも、電子手裏剣で応戦していた!
ヘブン「あんなやつら、あっという間に倒せるだろ!」
ソウ「いてはならぬ者・・・油断・・・禁物」
シグマ「いてはならぬ者だと?・・・って、げえっ!オエル!!」
タウ「確かあなたが文句言ってたビーストね?」
なんと騒ぎを聞いて、シグマ・タウ夫婦も駆け付けてきた!
オエル「誰から殺してやろうかな?」
シグマ「ふん、化け物め・・・」
オエル「俺が化け物?違う・・・。俺はオエルだ!!」
オエルはそういうなり、鋭い爪でシグマの首を吹き飛ばした!
シグマの体は音をたてずに倒れた!
タウ「ぎゃあぁぁぁっっ!!!あなたぁぁぁっっ!!!」
オエルは容赦なく、絶叫するタウの額に小指を刺し、下へ指を降ろした!
タウは無惨にも真っ二つに引き裂かれてしまった!
ハズ「ひいぃぃぃっ!!!」
ハズは震えながら泣き出した!
ビコーズ「おのれ・・・、よくもオシドリ夫婦を!」
オエル「ぼーっとしてたから悪いんだろ」
目の前で夫婦が瞬殺されたごまは、幣でオエルを殴りつけた!
ごま「このやろおっ!!」
オエル「なんだキサマは!?」
オエルはごまと戦い始めた!
そんなことはお構い無しに、てんびん座のビサウはハンマーのような腕でヘブンを殴りつけた!
ヘブン「ぐわっ!!」
サイン「ヘブン!」
サインは殴られたヘブンに近寄った!
サイン「ヘブン・・・、大丈夫か!?」
ヘブン「・・・大丈夫だ、心配するな」
ヘブンはそういうと、フラフラした足どりで敵に向かっていった!
そんなこんなで援軍としてNo.22のニコチンと、髪の毛の事情でNo.53のブラッドがやって来た!
ブラッド「私が来たからには、もう安心だ!」
ワズ「さっさと戦えよ、ヅラ!」
ブラッド「黙れ!!」
そういった途端、ブラッドは矢を顔面に喰らった!
ブラッド「があっ!?」
メゲリウス「目障りだ、変態!!」
メゲリウスは矢を100本ブラッドに浴びせた!
ブラッドはあっという間にひき肉のようになってしまった!
ニコチン「ブラッド!」
ニコチンは悲痛に叫んだ!
その瞬間、ニコチンの体はバリオの連続斬りによってバラバラになった!
ディスティニー「一気に四人も死ぬとはな・・・」
ディスティニーは悲しげに言った・・・。
致命的ダメージを負ったヘブンもついに動けなくなってしまった!
ヘブン「我が身は惜しまぬ・・・。だが、二人の娘の今後が気になる・・・」
サイン「ヘブン・・・なに死ぬみたいなこと言ってるんだ・・・!?」
ヘブン「お前の力は・・・みんなも・・・認めている・・・」
サイン「おい・・・しっかりしろよ!」
ヘブン「その力で・・・人類の未来を切り・・・開くのは・・・お前の考え・・・次第だ」
ヘブンはそういうと、死んでしまった!
サイン「ヘブン・・・ヘブン!
おっさーーーん!!!」
サインは泣き叫んだ!
すると、ごまがやって来た!
ごま「どうやら死んでしまったみたいだな!だが、僕の魔法で・・・」
その時!突如現れたビサウによって、ヘブンは押し潰された!
ビサウ「悪い・・・。腕が滑った・・・」
ごま「・・・きさまぁ!」
ごまは怒りに身を任せてビサウを殴りつけた!しかし、鋼鉄で出来たビサウには攻撃が通用しなかった!
ビサウ「キサマもなりたいのか・・・?
このひき肉のようにな!!!」
ごま「ひき肉!?・・・ひき肉ってのは・・・
ムックのことかーーー!!!」
ごまは突如、光に包まれた!
そのまばゆい光に、敵も味方も驚いた!
オエル「ぐあっーーー!!目がぁーーー!!!」
ディスティニー「まぶしーーー!!」
すると、その光の中から神々しい光を放つ男が現れた!
ゴマーフ「太陽神、再臨す・・・!!」
ごまは太陽神・ゴマーフへと変幻神化した!
ゴマーフ「そこのデカ腕野郎!!これでもくらいやがれ!!!
太凰勝明弾!!!」
ゴマーフはガンキャノンから巨大なレーザーを放った!!
ビサウ「アッーーーー!!
ギャアッーーー!!!」
ビサウは宇宙まで吹き飛び、塵となって消えた!
セイザ「な、何たることだ・・・!!我々は神を敵に回してしまったのか!!」
ゴマーフ「そうだよ、いてはならぬ者たちよ。次は誰からゴミ屑となる?」
トウタ「(心の声:まさか・・・、ごまちゃんが神様だったとは・・・)」
その時、オエルが目を赤く光らせながら、ゴマーフに近寄ってきた!
オエル「お前、嫌い」
異変に気づいたバリオは叫んだ!
バリオ「まずい!!オエルが本性をあらわした!!!」
セイザ「何だと!?
・・・オエルよ、一体何があったというのだ!?」
オエルが本気を出したことに、12支星獣は動揺しだした!
そして、オエルの恐怖の攻撃でアイツが・・・?
ごまの正体が太陽神だというのは、もう少しあとにやりたかったのだが・・・。太陽神の詳細についてはまた今度に。